『灯台もと暮らし 』西伊豆ガラス工房FARO徒然日記

タグ:赤ちゃんの手形・足型

ミニチュアダックスのHANNAちゃんのガラスの足型をご紹介しましたが、

http://fglass.i-ra.jp/e895856.html

元々は、赤ちゃんの手型と足型の制作から始まっています。



いつも読んでくださっている方はご存知だと思いますが、
西伊豆町では、赤ちゃんが生まれた記念品として
ガラスの手型足型を贈られます。


http://fglass.i-ra.jp/e712846.html

春先と、秋の年2回制作しています。

もちろん!
希望される方には、町外の方でも承っております。

先日、メールで赤ちゃんの足型を作って欲しい
ご依頼があり、ご家族がお越しくださいました。

小さなお姉ちゃんと弟くん、そしてまだ小さな赤ちゃん。

実は、このお姉ちゃん達の足型も、作らせていただいたのでした。

3姉弟みんなの赤ちゃんの時を見たことになりますね。
元気に育ってくれているのが、とっても嬉しいです。

小さな弟が、何やら粘土に足をグッと押されてるのを、
心配そうに、でも興味深々で見ていましたよ。(≧∇≦)

このご家族は、いつも足型のみをご依頼されるので、
写真たてには付けず、そのままの納品です。



裏側に、写真たてに彫るデータを、同じように彫ります。

赤ちゃんが増えるたびに、遠くからお越しくださって、
ご依頼くださるのは、本当に光栄なことです。

3つ並んだ小さなガラスの足型、、、
見せていただきたいな〜と思いながら、お見送りしました。




今日は、保健センターで、今年生まれた町内の赤ちゃんの
手形
を取りました。

私たちが、旧賀茂村に工房を建てたいとお願いした時に
吹きガラスの教室開催と、ガラスの手形を作ること
事業計画に盛り込みました。

平成9年生まれの赤ちゃんから、ずっと町が事業を
続けてくれています。

今年上半期の出生数は9人、、、

先日、息子が小学校から、アンケートを持ち帰りました。
私たちの地域の小学校は、隣の地区からバスで通う子を
合わせても、全校で100人弱なのですが、あと7年で
複式学級
になってしまうほど、子どもがいなくなるそうです。
そこで、複式学級のままでも、地元に学校を残したいか、
遠くの小学校と統合するか?を問うアンケートでした。

数年後、計算通り、子どもがいない町になるんでしょうか?

さて、今日は4人のママが、FAROの手形を選んでくれました。




粘土で、瞬時に手形を取ります。
もたもたすると、赤ちゃんに握りつぶされます。(笑)

これは、さすがに17年の年季がものを言いますね!




持ち帰り、石膏を流します。




石膏が固まったら、粘土から外して、石膏型が完成〜(=^ェ^=)

あとは、地元でガラス原料として採掘されていた珪砂の砂場に、
この石膏型を押して、そこへ1380度のガラスを流し込んで
手形になります。

残念ながら、今現在休業しておりますので、ガラスが溶けていません。

休業明けに、一番で取り掛かる仕事です。(^_^)





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