『灯台もと暮らし 』西伊豆ガラス工房FARO徒然日記

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今月末で退職する方に贈りたい。

と、沖縄のフォロワーさんからのご注文。

贈る方へ予め欲しいウミウシを聞いた中で10個体作れるものを、、、とのご希望でした。

過去に作っていたけど、頻繁に割れて制作意欲が萎えたウミウシ達や、新作4種も含まれていました。

休止しているウミウシは、割れるかもしれないが作ってみる。

新作のうち、何とかできそうな"フジナミウミウシ"も、やるだけやってみる
とひきうけました。

さて、フジナミウミウシは、白とオレンジの間にある赤い縁どりをどうやって入れるかが、悩みどころでした。

黄色や赤は、タラタラ時間かけると、黒く変色していきます。
スピード勝負なのに、赤いラインを入れる暇が無い。

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何個か失敗して、やっと上手い入れ方を編み出しました。

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ムラサキウミコチョウも、2個に1個は割れる紫をやめて、別の色を使ったら大丈夫でした。

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10個体お選びくださいと、メールをお送りしたら、「選べないから全部ください」と仰っていただきました。

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時間かけすぎて、所々黒化したB品のアカボシウミウシをおまけに入れて、お送りしました。

喜んでくださるといいです。(^-^) 


#ガラスのウミウシ
#五木田淳子
#ウミウシ
#seaslug
#nudibranch
#glassartist 
#junkogokita

溶解炉の坩堝が割れたとき、ご依頼いただいていた記念品が仕上がっててよかったーと思いました。

メッセージには小児科病院の20周年記念だと書かれており、虹色のリングホルダーを20個。
裏側に文字を彫刻して欲しいと。

虹色シリーズは、制作中色合いがどうなっているのか、真っ赤で全くわかりません。
冷めてから、ああこういう色合いだったのかとわかるので、ボツも多いです。

作ったら底部を平に削り、真っ直ぐにして磨き上げます。
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たくさん作った中からよりすぐりを、裏側に指示された文字を彫刻してお送りいたしました。 

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「とても美しい作品でした!虹色の中に、泡が一緒にまきあがっていて、いくら見ても見飽きない感じでした。クリニック開業20周年祝いに、クリニックスタッフに贈ったのですが、とても喜ばれました。名前と年数もいれていただいたので、よい記念品になりました。ありがとうございました。」

 と、喜んでいただけました。
私も大変光栄に思います。

ありがとうございました。(^-^)

1日の卒業式。
週1で共に弓を楽しんでいた、高校弓道部の3年生も卒業していきました。

中でも4人の子達がとても熱心で、試合でも強かったです。

関わりが深い彼らに、7月、部活を卒業するときに記念品を作ってプレゼントしました。


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全日本弓道連盟のID番号を彫刻したストラップ。

ピンクが好きな女の子。
水色が好きな女の子。
黄色が好きな女の子。
黒が好きな男の子。

私の吹いた1枚の虹色のガラスから、それぞれの好きな色に分割し、仲良しだった彼らが繋がるように、カットする部分を選びました。

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そのピースに、IDと名前と的中マークを彫りました。

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昨年の3年生に初めて作った時は、細長いプレート状であげる前にうっかり落として割ってしまい、作り直した経験から形状を改良しました。

4人とも、綺麗だと言ってとても喜んでくれました。

また一緒に弓を引ける日が来ることを願って。(^-^)

毎日、毎日めちゃくちゃ忙しいです。

3つ登録している通販サイトの注文が、突然動き出し、
一気に注文が入って、一人で運営している私は、
必死に吹いて、削って磨いて、包んで送って、
その合間に在庫の写真をとってどれがいいか伺ったり、
きめ細やかにメッセージを送っているわけです。

その忙しい私に、息子二人のダブル進学という現実が!(@_@)

当然卒業も同時
しかも、同日、午前中に、、、

9時から10時10分まで小学校の卒業式。
涙を拭いて、走って隣の中学校へ行き、中学の卒業式。

なんとまあ、忙しいのなんの。

今は、入学の準備で毎日嘘みたいにお金が消えて行きます。

次男はほとんどお古でいいんですが、問題は長男。

バス定期4ヶ月分に7万円
制服に7万円
入学時に納付金7万円
教科書とガイド本に4万円、、、(@_@)


数年前は、子どもを高校へ行かせられないかもしれないって
思ってたけど、何とかこの額は納めることができそうです。

だから今は毎日、仕事もっと頑張らないと!
と、必死です。( ̄^ ̄)


さて、遡って、2月に行われた次男の参観日。

定年を迎え、退職される担任の先生への贈り物を
どうしようかとお母さん方との話し合いの中、
たまたま、「五木田さん何がいいですか?」とふられ、
止せばいいのに、

「ガラスのフォトフレームはどうか?」

と、口走ってしまい、「では、それに子供達の寄せ書きを付けて
贈りましょう」という言葉を聞いた私は、これまた止せばいいのに

「それも、ガラスに盛込ますよ!」

と、、、


ああ、この忙しいのに、何言ってんだ私、、、(;▽;)
ドMか?


ということで、毎度お馴染み、行き当たりバッタリの
ステンドグラス技法を、、、

今回は、写真を入れなくてはいけないのと、20名の
卒業生の寄せ書きの配分があったので、ざっくりと
下書きしました。



一枚一枚ガラスをカットし、子供たちに渡してペン書きしてもらうため、
マスキングテープを貼り、最後の参観日に渡して、息子に回収させました。

手持ちの板ガラスでは色合いが足らなかったので、
自分で吹いたガラスも混ぜてみました。



仕事を終え、晩御飯を作ってから、夜なべで3日間
形が見えてきたなと、安堵したところ、、、

あれ?
K君のガラス、逆さに半田付けしてる!( ̄◇ ̄;)




やっとみんな接合できたのに、一枚だけ溶かして、慎重に
外していきました。(;▽;)
うっかりすると、高温でガラスが割れるのです。

何とか割れずに外し、半田付けし直しました。



やっと完成〜

写真担当のお母さんが、ちょうど集合写真を持ってきて
くれたので、入れました。

私が中学校へ行って撮れなかった、次男の式後の写真も
ついでにくれて、とても嬉しかったです。T^T




みんなの寄せ書き、読めますか?

謝恩会で、Mちゃんのお母さんが、

「私も浦田先生に習ったから、Mの担任に
なって欲しかった。最後に叶って嬉しかった。」

と、教えてくれました。

親子で習うなんてすごいね!って。




離任式3日前に完成しました、、、( ̄д ̄;)

小さな小学校の全校児童87人が、式後に外へ並んで
花道を作り、母親や子供達が贈り物や手紙を渡します。

長男に聞いたら、中学校でも、同じように先生を送り出したそうです。
人数が少なくて、マイナス面もあるのかもしれないけど、
私は田舎の小さな学校で学ばせることができて、本当に
良かったなと、常々感じます。




フォトフレームは、次男が先生に渡しました。

時々、この小さな小学校の子どもたちを思い出してくれる
アイテムになればいいなと思います。

すんごい大変だったから、
もう2度とやらないけど、、、

先生、長い間お疲れ様でした。
ありがとうございました。

昨日行った、新生児の手形足形取りの様子が新聞に出ていました。

この写真の赤ちゃんは足形を取りましたが、ママが
『上の子も、この間足でとってもらったので、、、』
とおっしゃっていました。

その他にも、

『上の子2人も、FAROの手形を選んだので、
うちには同じ手形が3つ並ぶんです~!』

話してくださったママがお二人もいらっしゃって、
とっても嬉しかったです。

http://www.at-s.com/news/detail/933009399.html

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