『灯台もと暮らし 』西伊豆ガラス工房FARO徒然日記

タグ:西伊豆特産品



いまさらですが、現在東京ミッドタウン ガレリア内各所において
開催されている、

風鈴彩祭

に、私たちFAROや、光箱、ゴリラグラスガレージさんが
制作している『かも風鈴』が、展示されています。

http://www.tokyo-midtown.com/jp/summer/2012/furinsaisai.html

全国28都道府県、36産地、306種類、約800個の
個性あふれる風鈴が勢ぞろいになっているそうです。

見応えがあるでしょうね~


【展示】

期間 : 2012年7月20日(金)~9月2日(日)
場所 : ガレリア内各所
主催 : 東京ミッドタウン
お問い合わせ: 東京ミッドタウン・コールセンター 
03-3475-3100


西伊豆町は、長野県の富士見町と姉妹都市です。

昨年、富士見町からお越しになった議員さんや行政側から
富士見町にちなんだガラス作品を作れないだろうか
提案があったそうです。

先日急にその案件が具体的になり、すずらんを模した風鈴を作って
西伊豆町から贈りたいので、作れないかと打診があり、
たまたま私が承ることになりました。

納期が短く、デザインや制作する方法などを考える
時間がないのが頭を悩ませました。

すずらんの画像をネットで調べまくり、花弁が6つに割れていることや
黄色の花芯があることなど、特徴を知りました。

すずらん風鈴は、もしかしたら富士見町オリジナル商品となるかも
しれません。

そのあたりを考慮して、
販売しにくいような高価なものにならないよう
制作方法を単純化する必要もありました。


6つにわかれた花びらをどうやって簡単にするか?

ふっくらと盛り上がったフォルムをどうするか?

花芯を、単純化して短冊を通すことができる形でかつ、
広がり気味の風鈴が鳴りやすいようにするには
どんな形が妥当か?



様々なことを、本当に短期間に考え、まとめて制作にかかりました。




いかがですか?




すずらんに見えます??


風鈴は5個くらい注文されていました。

ただ5個作ればいいと思っていたのですが、その風鈴は
東京の長野県のアンテナショップに飾られるらしいと伺い、ならば
すぐにディスプレーできるようにして贈った方がいいと
勝手に考えました。

主人に、『風鈴を吊る鉄のハンガーを作って!』と頼んだら

『設計図があれば作ってやる』

と言うので、カレンダーの裏に、原寸大でデザインを描いてみせたら、
1日かけて溶接して作ってくれました。




そのハンガーに、ペンキを塗りました。







やっぱり、こんな風に並んでいる方が

”らしい”

ですよね??




出来上がりに、大満足していた私ですが、いざ富士見町に
送るために梱包を始めて、後悔しました。

ハンガーが細長過ぎて、1メートルもの長さの箱を作る羽目に
なったのでした、、、



その箱を作って梱包するだけで、
2時間近くかかりました、、、



それっきり、何にも連絡がなく、富士見町の方は気に入って
くださったのかどうかも分からずにいましたら、今日、
役場の方からメールが届きました。

富士見町から、ディスプレーされた様子の画像を
送ってきてくれたそうです。




ちゃんと、ハンガーも使ってくださっています!
嬉しい!!



6~7月の間、東京有楽町の
長野県東京観光情報センター
飾られているそうです。

お近くへお出かけになる際には、ぜひご覧くださいね!



毎年恒例になりました、岐阜駅駅ビル『ACTIVE G』3階の

器の店『うららか』さん

で、西伊豆ガラス作家展が開催されます。

↑ 毎回持ち回りで制作する案内のはがきですが、
今回の画像は、光箱さんです。


展覧会の様子は、、、

2008年の様子

http://fglass.i-ra.jp/e211138.html


2009年の様子

http://fglass.i-ra.jp/e211838.html

2010年は、あまりレポしなかった、、、汗

2011年の様子

http://fglass.i-ra.jp/e334502.html



ということで、24日の16時から飾り付けが始まります。
今回はメンバーの半分、私も含め4人が搬入に向かいます。

今年度初の『西伊豆町在住ガラス作家の会』の活動です。
今年度も、我々の活動は静岡県の後援
いただけることになりました。(^-^)


みんなはいつも早く帰ってしまいますが、
私は25日の15時ごろまで店頭におります。


多彩なガラスの表情を、愛知、岐阜の皆様、ぜひご高覧くださいませ。(^-^)




『西伊豆ガラス作家展』

4月25日から5月6日まで

岐阜市橋本1-10-1
ACTIVE G 307

器の店 うららかさん


共催 西伊豆町
後援 静岡県



以前からご要望のあった、サイズが小さめのものを作ってみました。


手のひらサイズ、、、
可愛いです。(≧▼≦)


これからは、このサイズをメインで制作しようと思います。


新しい『ほほえみカエル君』をよろしくお願いいたします。(^-^)

4日の日は、賀茂小学校のウィークラリーの日でした。


夏ごろ、先生から

『子どもたちに箸置きを作らせることはできないか?』

というお問い合わせを受けていました。


実は昨年、息子のクラスの子どもたちに、箸置きを
作ってもらいました。


http://fglass.i-ra.jp/e267423.html


その時は、無料で行ったのですが、それがとても
楽しかったようで、今度は全校生徒に体験させたい
おっしゃいました。


今回は、お代をお支払いする代わりに、作った本人の箸置きを
ちゃんとわかるようにしてほしい

と言うご要望でした。


それはとても大変な作業です。


しかし、昨年箸置きを受け取ったみんなは、
帰宅して親御さんに箸置きを見せて

『上手にできたね!』

と、誉められても、

『それはでも、僕が作ったものじゃないかも、、、』

と、少し残念そうに答えていたそうです。


今回は、子どもたちの気持ちに応えることにしました。




縦割り班に分かれて、子どもたちがやってきました。

学校から2キロきっかりあります。

1年生は大変だったでしょう。




みんなにざっと、ガラスの説明をして、箸置きを
どうやって作るか?一度見せました。

危険な行動もしないように知らせました。




赤くとろけたガラスを見ると、子どもたちは
驚いたような嬉しいような顔をして、見ていて
楽しいです。


ステンレスの棒でガラスを押しつけて凹ませます。




ダイヤ模様と、ストライプ模様も選べるようにしました。

次から次へとやってくる班に、てんてこ舞いになりながら
8グループすべてに説明をして、名前の順番を確認して、
怪我のないように気を付けて、、、
と、大騒ぎな4時間でした。




冷ましの窯に入れる時が、特に緊張しました。

ひとつでも入れ間違えたり、ずれたりしたら、
そのあと全員の箸置きが誰のか分からなくなります。




翌日、一つ一つに名前を入れ、箸置きを
何度も確認しながら、包みました。

可愛くキャンディーのように包みました。

やっぱり、子どもたちには感動を与えないとね!

118人分、全て包み終えるのに2時間
かかりました。

だけど、とっても心地よい疲れでした。

みんな、喜んでくれるかな~

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