『灯台もと暮らし 』西伊豆ガラス工房FARO徒然日記

タグ:脱穀

10月24日、脱穀を行いました。

12日はざ架けをして、それから何度も雨に降られ、そのたび
また数日乾かして、、、と過ごしていたら2週間かかってしまいました、、、


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今年はスズメにあまり食べられませんでした。
替わりに、他の田んぼにいっぱい行っていたそうで、今年の
うちの米はあまりおいしくないのかな~なんて、、、笑


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地主さんが、今か今かと待ちわびていました。
藁が欲しいのです。
それで、私達は無料でこの田んぼを貸していただくことができます。

慣れた手つきで、あっという間に何十束という藁を巻いていき、
ひょいひょいと運んで持ち帰りました。

今では藁は手に入りにくく、大変貴重です。
それに、私達の藁は無農薬ですから、なおいいでしょう!

地主さんは、イチゴなども作っているので、藁は欠かせないようです。

脱穀機、とっても賢いからご覧くださいね。
昔の人は、本当に大変だったと思います。


脱穀機 Macchina trebbiatura #田舎暮らし #たんぼ #脱穀 #稲作 #riso #rice #agricalture #agricoltura

Junko Gokitaさん(@jgokita)が投稿した動画 -




そうこうしている時に、上の方から私達を探しているという人が。

顔を上げると、ああ!長山さん!

反対側には、車に乗ったやまめさん!

よくここがわかりましたね!ってびっくりして言ったら、

『確か、いつも学校の裏に田んぼがあるって書いてたから、、、』

すごい!そこまで私のブログやフェイスブック読んでくださってるんだ!

なんだかすごく感動~

大学時代の仲良し4人組で、久しぶりに訪ねてくれました。

ちょっとの時間の為に、わざわざ遠くから足を延ばしてくださって本当に嬉しかったです。

ありがとうございました。


お米の出来は例年と変わらず。
それもこれも、主人が半泣きで、土砂の詰まった水路をかき出しかき出しして、
苦労して作ってくれたからです。


精米機は持っているのですが、新米ができたら、お礼かたがた
あらゆるところへ大量に送るので、無人精米所へ行って精米します。

夕方行くと、先に入っている人がオロオロしていたので、覗くと、
息子の同級生のおばあちゃんでした。

精米機が壊れて、ここへ来たけど、使い方がわからず、かれこれ
数十分格闘していると。

精米の仕方や、種類の選び方、計りの使い方やコツまで
いろいろ教えてあげました。

もの凄く助かった!って、喜んでもらいました。笑

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この計りの使い方、おばさんもう忘れたんだって。
私はここで、ママ友に教えてもらいましたよ~

100キロ近く持って行って、70キロくらいの白米にしました。

すでに方々へ送って食べてもらっています。

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右側の小屋から、が回収できます。
弓仲間の方が、畑に撒くからって欲しがっていたので、コンバイン袋
いっぱいに持って行ってあげました。

左側の方からはが回収できます。

お米ってほんと、偉いですね。


お味ですか?
もちろん!甘くてモチモチして最高に美味しかったです。


この間、安良里港へ県内唯一のサンマ船が帰ってきたとき、
地主さんがお米もらったからと、サンマを大量にくださって、、、

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同じ日に、大量にサンマもらっちゃって困ったという、近所の独居の
おばあちゃんがいらないというので更にもらったサンマを干物にして、、、


キャプチャ3


香川県のお客さまに戴いたスダチと大根おろしでいただいたらもう!


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日本人で良かった~って。笑

2週間、記事書いていませんでした。

書かないと、日に閲覧者が30人くらいですね?
30人の方は、毎日(どうしたろう?)と心配してくださって
いるのでしょう、有難いことだなぁと、嬉しく思います。

いろいろめまぐるしく動いていて、夜は疲れて
こうして記事書くエネルギーが無くって、、、
んで、記事にすることはいっぱい溜まってしまい、
どこから書いたらいいのか、面倒になり、、、

どんだけのことがあったかと列挙すると、

ふるさと納税「ウミウシ宝石箱」の注文3件分の製作。
赤ちゃんのお位牌を2つ製作。
ガラス作家の会の会議
遺骨ペンダントの修理
沼津での次男の柔道の試合
弓の稽古
参観日
かも風鈴デザインコンテスト入賞作品の選考会
家庭教育学級の学級長として、肉まんあんまん作りの担当
長男の柔道の昇段審査
、、、


と、まあ、こんな具合。

そこへ、脱穀があったのですー




2度目の脱穀。



脱穀機は、今年高齢で田んぼを辞めてしまった方のものを
師匠が貰ってきてくれました。

これがなかなか曲者で、、、( ̄(工) ̄)

稲が湿っていると、巻き上げるところで詰まり、何度か
カバーを外して、ガッチリ固まってしまった米をほじくり出す
手間が加わって、なかなか終わりませんでした、、、

それに、この脱穀機は、ゴミ(茎など)をうまく飛ばせずに、
コンバイン袋に籾と茎が混ざって袋に入ってしまう、、、

機械のご機嫌うかがいながら、2日かけて終わらせました。( ̄(工) ̄)

藁を心待ちにしていた地主さんが、ソッコーで取りに来たらしく、
うちへわざわざ言いにきてくれました。

「明日、雨が降るから、さっき貰いに行ったよ。
濡らしちゃ困るんでな。^_^」


うわ!藁って、そんなに大事なんだなー。

隣で小さな畑をせっせと耕しているおばあちゃんも、
「藁ができたら、少し分けてくれる?」と、夏から
時々野菜をくださっていたので、持って行きました。

すると、

「これじゃあ申し訳ないから、お金払おうか?

って、恐縮そうに言ってた。と、主人が笑って話してくれました。


藁はどんどん手に入りにくくなり、みんな困っているようです。

そんなおばあちゃんがいる一方で、私たちが脱穀に必死な中、
田んぼにやってきた見知らぬおばあさん。

「ねぇ、あのさ、、、この藁一巻き、くんない?」

はぁ?
あんた誰?

って思ったし、その口の利き方ないよなと思ったけど、
主人は「うん」とうなづいて持って行かせました。

「藁、なんかするの?使わないら?」

って言うので、この後、田んぼの土壌改良に、
粉砕してすきこむんですよ、って言ったけど、聞き流し、

「じゃあ、もらっていくよ!
んで、あんたち見ない顔だけん、どこの人?」


って、聞かれた。

言ったけど、「ふーん、、、」って、行っちゃった。
こんな風に、私たちにはいらないものと思ってる人もいる。(笑)

というわけで、稲の中で寝ていたカエルやバッタを
巻き込まないように逃がしながら脱穀は終了〜




コンバイン袋で、23.5袋できました。
(茎入り)

明らかに、家族4人では食べきれない量ですがー(≧∇≦)


さて去年、地主さんに貰った精米機で精米。

http://fglass.i-ra.jp/e777778.html



温かな白い米がサラサラ流れてきます。



毎度、この瞬間は感動〜

あの小さな籾一粒が、何十粒にもなるんだなー。
肥料も農薬も、田植えの時に1度つかっただけです。

そして、コンバイン袋の山を見て、

(これで1年以上は餓死しないぞ)

という安心感と!(笑)


脱穀を終えて、主人がバイトに行き、私はその後も
脱穀機が取り忘れた籾を探して藁の束を、つぶさにチェック。

結構な量の落穂になるんですよ。

ミレーの落穂拾いを思い出すけど、これはかなり
貧しい人のためになっただろうなーって、思うのです。

脱穀の仕方は、次男に習いました。
学校でバケツ苗を育てた時、茶碗でこそいで脱穀したって。



なかなかうまく外せましたよ!(≧∇≦)




落穂拾いでヘトヘトで車に戻るとき、自宅の方の山に
虹色の帯が見えました。

お米は今年も美味しかったです。^_^






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