『灯台もと暮らし 』西伊豆ガラス工房FARO徒然日記

タグ:田んぼ

ずいぶん更新していませんでしたね。

毎日めまぐるしく動き回っています。
弓道の昇段審査が終わった後は、稲刈りでした。

2度目の稲刈り。

もっと早くやった方が良かったんですが、とにかく毎週末
運動会やら祭りやら試合やらで、超忙しくて。
稲もこんがりきつね色になってしまい、主人は慌てていました。

春に田植えを手伝ったら、翌日大熱出した私。!(◎_◎;)

田植えで冷えて熱出たんだ、、、

って、ポロッと言ったら、

「もう手伝わなくて良い!(♯`∧´)」

と言われ、「アッソ!(*`へ´*)」と、一度も手伝わなかった今回。

主人はたった一人で、ここまで稲を育てました。



約、一反弱あります。
どのくらいの広さかって??
300坪だそうです。

夏の暑い日も、大汗かきながら、蚊にボコボコにされながら
必死に雑草を採ってました。

農薬撒けば済むのに、、、って、周りの人が言っていきましたが、
撒きませんでした。



家族4人では、到底食べきることができないほどのお米が
今年もできました。

「前回よりも収量が多いんじゃないか?」と師匠が。
そうかな~?
素人だから、全然わからない。


さて、主人が稲刈り機で稲を刈り、私は稲刈り機が回転しやすいよう、
手刈りで四隅を刈ります。
これが大変!!(◎_◎;)

昔の人は、ぜ〜〜〜〜んぶ手で刈ったんですよね?
本当にすごく重労働だったと思います。


稲を干す骨組みを、「牛」と言うそうです。



これが風でいつも倒れます

2日目の朝、すでに倒れてたので直したんですが、去年健康上の理由で
田んぼを引退した近くの田んぼのおじいちゃんが、
ノルディックウォーキングの途中でわざわざ降りてきて話しかけてきました。

上から見たら、うちの"牛がグニャグニャ”で気になったと。

「いや、誰かがそう教えたなら、
悪いから口出さないけど、、、」


と、控えめに、、、^_^

いや、組み方とかは習ってないんで、見よう見まねです。

って答えたら、

「これでは安定しないから、風に弱いよ」

と、三本の足の組み方や、自分がやっていたときに編み出したコツ
私たちに授けて、また歩いて行きました。

「みんな、何も知らないで始めるんだからさ。
失敗して、頭使って、上手になっていくんだからさ。」


と、励ましてくれました。


田んぼは小、中学校の真裏なのですが、やはり田んぼをやっている先生が見に来て、

「これを2人では大変!
明日は午後から息子さんを投入しますから!」


と。笑

実際、この日の放課後、長男が

「お父さんたちが頑張っているから、
手伝ってこいって先生が、、、」


と、寄ってくれました。

校長先生も、「牛が倒れてましたね!」と、心配して話しかけてくれました。



次の日も、課外授業で早上がりだった長男が
先生の言葉通り、直帰で来てくれました。

私が指示したことやってくれるのは15歳にもなれば当然ですが、
私が持とうとした稲藁を、さっと持ってくれたりする背中が逞しく、
嬉しくもありました。



夕方主人がバイトに行った後も、息子と二人でとっぷり日が暮れるまでがんばりました。


3日目、今度は次男が寄ってくれましたが、半ズボンの半そでだったので
お手伝いは遠慮願いました。
子供たちはもう来ませんでしたが(笑)この日で、稲刈り自体は終わりました。


4日目になると、さすがに身体が言うことを聞かないほど疲れていて
途中で動かなくなり、しばらく立ちすくんでしまうほどでした。

それでもなんとか、牛を立て、稲を掛け終わりました。







ドットのような跡が、稲を植えた跡なんだな~と、何だか感慨深い。



師匠が、

『刈った跡の稲の本数を数えておきな。
田植え機で植えた時は、3~4本に設定してあったんだから、
どれだけ分けつしたか、それでわかるから。
君たちの稲は相当良く育ってるから、多いはずだよ!』


と火曜日に機械を見てもらった時に言っていたので、数えてみました。
28本ありました。
20本くらいが普通だからと言われたので、良く育ったみたいです。


最後の最後で、もう疲れたのに牛が足らなくて、主人が間に横木を掛けていました。




中に入ると、子供のころ良く作った秘密基地みたいでワクワクします。




シャラシャラと、お米が風にそよぎます。
イカの卵みたいで、可愛いのです。笑

ここに、スズメがぶら下がって、稲を引っ張り食べます。

今日も見てきたけど、結構引っ張られて落ちていました。
まあ、食べきれないほどだから、スズメに食べられてもまだあります。




干した翌日、昨日から雨ですがー笑
あとは、水分量を測定してもらって、ベストな時期に脱穀だそうです。





昨年末、1万円で譲ってもらった古い軽トラック。

主人が計画していたのは、、、

ヤギーずを載せて、田んぼの草刈りに連れて行くこと。(笑)

と言うわけで、少しずつ、軽トラックに慣れ親しませ、、、
牧草やミカンで釣るわけですが、、、



釣れない、、、( ̄(工) ̄)

時ちゃんは結構行ける感じまで持って来れたのですが、
警戒心の強い秋ちゃんは、背も低いので嫌がる、、、

そんなことを繰り返し、先日主人がどこからか戻ってきて
ニヤニヤしながら

「時ちゃんは、あご髭を風になびかせ
ながら、なんだか嬉しそうだったよ!(≧∇≦)」


エーーーー!田んぼ連れて行けたの?(@_@)

で、お昼に様子を見に行ったら、、、



あれ?休んでる。
なんだか、不安気だ。



いや、いつものグルグル巻きになってるだけか。(笑)

私が来たら、やっぱ安心したようで、また食べ出した。



この、ツヤのある草が好きみたい。



ウンチは、そのまま肥料。(≧∇≦)

後で主人が迎えに行ったら、学校の裏門に面しているので
下校の小学1年生達が、ものすごい喜んで歓声をあげていたらしく、
それにビビって、

「もう帰るぅぅ〜( ; _ ; )」

って、叫んですり寄って来たそう。(笑)

翌日から主人を見ても、「外に出して!」って鳴かなくて
小屋に閉じこもってて、、、(笑)

よっぽど、小学生が怖かったんだね?(≧∇≦)


このページのトップヘ