『灯台もと暮らし 』西伊豆ガラス工房FARO徒然日記

タグ:猟犬

3年前の2月15日、ヤギーズが天国へ旅立った。
何の前触れも、音もなく、その事実を受け入れ耐えてきた。

あの日、辛うじて息のある秋ちゃんの喘ぎが静かになり、瞳の奥がブラウン管テレビを消した時のようにすーっと暗くなり、ただのガラス玉のようになったのを今でも思い出す。

数日前、ふと足元を見たら見覚えのある黒い粒があった。

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ヤギのうんち!

どうして?
何故今?

この大きさは、メスの秋ちゃんだとすぐわかった。

ニャンズが、ヤギ小屋に残るうんちを毛にくっつけて運んだのだろうと容易に想像ついたけど、ヤギーズが天国からちょっと様子を見に来てくれたと思いたいなって思った。

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山羊小屋と鶏小屋のある場所。

河津桜が、とても綺麗に華やかに咲き始めました。


ヤギーずを亡くしてから、1年経ちました。

http://fglass.i-ra.jp/e928064.html


あの日から、猟犬の鳴き声が川向こうを行く時、恐怖と怒りで身震いするようになりました。

今日は猟期のラスト。
朝から猟犬がワンワン吠える軽トラックが行き来しています。

彼らはこれからもずっと、犬を離して猟をするのです。

お墓参りに行きたいのですが、今日はハンターがたむろしているでしょう。
彼らの姿を見たくありません。

主人は、今日はバイトを終えたら出かけてしまいました。

泣いてばかりいた主人は、最近山羊を再び飼いたいと願っていますが、私は同じ苦しみを味わうのが怖いのです。

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