『灯台もと暮らし 』西伊豆ガラス工房FARO徒然日記

タグ:清水フェルケール博物館さん



準備風景はこちら
http://fglass.i-ra.jp/e912604.html



暗くなるころ、点灯を始めました。

私が必死に作ってきた灯台は、LEDを使います。






賢ちゃんのクレーンも、夜間の作業に入った雰囲気

伊豆半島から夜、清水を見ると、こんな灯りが見えます。




賢ちゃんと明ちゃんのウサギが、
未乃ちゃんのティーセットでお茶会。






全くの無風で、大きく口が開いたキャンドルホルダーでも
全く問題ありませんでした。

ひどい時は、すぐに消えてしまうのです。

そんな年もありました。




3工房がそれぞれ作ってきたキャンドルホルダーなのに、
統一感があるのはなぜでしょうね?






ばかでかい富士山を作ってきたのは、未乃ちゃん。

能登島から戻って、光箱さんに行った時、

「上手く富士山の形にならなかったから
ボツにしようかと思ってるんだけど、、、」


って未乃ちゃんから相談を受けました。

「もう1個、吹いたんだけど、、、」

と、もっと綺麗な富士山を見せられたのですが、
先に圧倒的にでかい方を見せられたら、
絶対こっちがいい!!って言ったんです。

雪の部分をギザギザに彫刻したら、きっと富士山らしく
見えるよ!
とアドバイスしたのですが、

「言われた通りにして良かった!」

って、未乃ちゃんが喜んでいました。

大きい作品は、本当に思い通りにならないのです。
その苦労をわかるからこそ、何とか生かしてあげたいなって
思ったので、ちゃんと生かされて良かったです。




そんな未乃ちゃんのお家シリーズは、水に映って綺麗です。




さあ!いよいよコンテナ船。

ちゃんとコンテナが色違いになってて良かったです。




キャンドルホルダー並べて、こっちにも富士山描きました。




今年は、661名の来場者で、昨年よりも50名ほど多く、
招待客ではなく、入館料を支払ってご覧いただいた方が
52名と、大幅に増えたそうで、フェルケール博物館さんも、
喜んでくださいました。




翌朝、撤収作業を終え、フェリーに乗って帰りました。

昨日、満足に見られなかった富士山もちゃんと見えました。

海は、鉄板のように真っ平らで、昨日がうそのよう!




特別席には私達だけだったので、一番前の列
皆で陣取って、平らな波の無い海を進んで良い気持ち。

が、疲れ果てていた私達は、あっという間に寝たようで、
到着のアナウンスで起こされるほど爆睡でした。


本当に大変ですが、皆で楽しくなるように工夫して
より良いイベントになってきています。

そして、地元の方が毎年楽しみにされているのを
snsなどで調べると出てくるのが嬉しかったです。



たくさんの写真がまだまだあります。
こちらでご覧ください。

https://www.facebook.com/media/set/?set=a.783219618470548.1073741855.100003475514889&type=1&l=02d0d4900d













8月から準備していた、フェルケール博物館さんのキャンドルナイト。

http://fglass.i-ra.jp/e893873.html


開催日前日は、とてつもない風の強い日で、フェリーは
全便欠航、、、

この風が止まなかったら、3時間かけて車で行かなくちゃ
いけないな~って不安で不安で、、、

ところが、翌日は良く晴れて、富士山もくっきり!
やったーーー!と乗り込んだら、これが前日の余波で
揺れる揺れる、、、

酔い止め飲んだのに、ほんとヤバいほど酔ってしまい、
マジ、ギリギリで清水へ、、、



ああ、この船をキャンドルで表現するんだな~って
吐き気を押さえながら、ようよう1枚写真撮って、、、




到着後すぐに荷物を降ろし、賢ちゃんはデザイン画を広げ
板ガラスの配置を指示してくれました。




すでに何回もこちらで開催していますが、毎回気になるのは
私達、西伊豆町在住ガラス作家の会の認知が薄く
お客様の口から

「ほら!西伊豆の美術館がやってるのよ!」

って聞こえること。

だから今回は、私達のことを知ってもらえるようにパネルを作ろう!
ということになり、私が担当に。

でも、同時に会の紹介チラシの製作と、冬至のキャンドルナイトの
ポスターの入稿が迫っていて、もういっぱいいっぱい

何とか、構成データを作って、見出しなども作り、
プリントしたところに、光箱の未乃ちゃんが電話くれて、
「私が替わろうか?」って言ってくれました。




綺麗にコラージュして作ってくれていました!

今回は、西伊豆町在住ガラス作家の会の紹介チラシと共に、
西伊豆町の観光パンフをバッグに入れて、入口で配っていただきました。
それを見て、西伊豆町行ってみよう!
って思ってくださる方が出たらいいなと。




賢ちゃんのデザイン画が詳細だったので、その通りに
板ガラスを配置するだけだったので、かなりスムーズ。




けれど、平面図をそのまま配置しても、実際に2階から
見下ろすと違って見える
のを私達は知っています。

時々2階に上がっては、全体図をチェックし、微調整。
携帯電話で中庭とやりとりして、理想に近づけます。




そこに、色を揃えてみんなのキャンドルホルダーを置きます。



前日とは打って変わっての全くの無風

これなら、開口部が広いキャンドルホルダーでも大丈夫。




学芸員の椿原さん達スタッフも、重いレンガを
準備してくれていました。




毎回、清水や鈴与グループに関連するものを作ってくる賢ちゃん。

今年は、コンテナ船に関連して、クレーンを作ってきていました。




これまでに作ったそれらのシリーズ、、、

それを眺める男の子。



賢ちゃんの”しんかい6500”を、いたくお気に入りで、
妹と一緒に熱心に眺めていました。




私が前日の夜中までかかって作っていた、ツリーと
星も、日に当たって綺麗でした。




コンテナ船の下に、波。

向こうに富士山。




外の池にもガラスを配置し、後は暗くなるのを待ちました。

続く

http://fglass.i-ra.jp/e912734.html

いやー、いきなり冬が来た感がありますね。

今日の西伊豆は、冷たい西風がビュンビュン吹いてました。(O_O)

大嫌いな冬です、、、

昨日、さすがに工房のストーブ点けました。



工場長も、待ってました!と嬉しそうでした。

こんな風の中で、ヤギーズは呑気に反芻してました。



さすがに寒いらしく、顔の毛がプウっと、
膨らんでました。


さて、相変わらずバタバタと忙しい私、、、ヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3

日付が変わって、今夜の話ですが、この間告知した、
清水フェルケール博物館さんでキャンドルナイトを開催します。

http://fglass.i-ra.jp/e893873.html

私達、西伊豆町在住ガラス作家の会の仕事なのに、
認知されておらず、いつもお客様の口から

「ほら、西伊豆のあの美術館がやってるのよ!」

って、聞くのがガッカリで、、、( ̄(工) ̄)

だから今年は、もっと認知度を上げよう!と、
パネルを作ることにしました。



今まで日本中と書くと大袈裟だけど、でも各地で
開催してきた展覧会のDMをスキャンして、
会の成り立ち、キャンドルナイトを始めたきっかけ
などなど、説明文と作家の紹介。
後は、今までのキャンドルナイトのデザインの変遷。

それをまた、ボードにコラージュしなくてはならなかった
のですが、私は冬至の日のキャンドルナイトの
ポスターの制作も抱えていて、もういっぱいいっぱい。

そこへ、光箱の未乃ちゃんが、助太刀してくれてやってくれる
ことになったので、私はようやく、冬至の日のポスターを
間に合わせることができました。



で、さっきまで、新作のキャンドルホルダーを作ってました。




灯台を作るつもりが、1個作ったらどえらい大変だとわかり、
ツリーに変わりました、、、(笑)

んで、星を作ったら流れ星のようにしたくて、もうひとつ
水色でピューっとしたものを、、、

背が高いのは、灯りが目立たないですね、、、( ̄(工) ̄)

あ、灯台は、屋根があるから、LEDを使うことにしました。

販売分のガラス作品を梱包し、リストを書いてさっき、
全部車に詰め込み、今は明日男どもが食べる
晩御飯
の仕込みしてます。

と言っても、おでんなので、ストーブ任せです。

明日もこの風だったら、フェリー欠航で陸路です。
来週も、息子の柔道で藤枝です、、、
頼むから、フェリー出て欲しい、、、( ̄(工) ̄)

キャンドルナイトも、本当の炎で開催したいです。

ということで、お風呂入って寝ます。

ではまた、今宵、、、


その1
その2に続き、、、

晩御飯を食べたら、DENさんと奥様のひーちゃんさんが待っていてくれました。
わざわざ沼津から来て下さったんです。

昔、清水に住んでいて、フェルケールさんをご存じだったそうですが、
(ここ、なんやろ??)って思っていたんだそうです。

こんな風になってたんや!と感動して帰って行かれました。


奥では、黄金崎クリスタルパークさんが、出張体験のコーナーを
設けていたのですが、そちらも大盛況だったらしく、私は
お二人と呑気におしゃべりを続けていて、大失敗でした、、、

さて、最後のご紹介。

外に置いたキャンドルホルダー達です。

お客様は、館内では窓ガラス越しにしか写真を撮ることができなくて、
モヤモヤした気持ちで館内を後にし、外で直接写真を撮っていらっしゃいました。



ギリギリまで必死に作っていたステンドグラスのキャンドルホルダー




三角になっている中にキャンドルをどう置くか?
かなり苦労して、何度も割れたりやり直したりして、やっとできたのでした。










光箱の未乃ちゃんの作品群




お家コーナーは、水に反射してとっても綺麗。








私の作品は、いつも定位置なんですが、毎回新鮮に
見ることができます。

それは、この博物館の建物がそうさせるのだと思います。


結局、来館者は611人。
その中で、純粋に入場券を買って入館された方は21人だけだったそうです。
うち、私や明ちゃんの知り合いが数名、、、

博物館さん的には、ちょっとがっかりだったかもしれませんが、
多くの方が、スマホで写真を撮り、ネットに上げたと思われます。

翌日は、快晴!
熱も上がることなく、微熱のままで、撤収も無事に済ますことができました。




酔い止めもバッチリ効いて、西伊豆へ帰りました。

風邪は2週間経った今でも、引きずったままですが、、、
とにもかくにも、ちゃんと開催できて、美しい夜を作ることができました。
良い夜でした。

お越しくださった皆様、ありがとうございました。

フェルケール博物館の皆さま、本当にお世話になりました。
ありがとうございました。








1に続き、、、

4時のフェリーに乗れるよう、賢ちゃんは点灯前に帰って行きました。
飛行機にとても詳しい彼は、細かな細工も残していきました。

私の青いステンドのホルダーを見つけて、

『あ!この四角い感じが、コックピットにぴったり!』

と、嬉しそうに持って行って並べていました。


陽が傾き始めたところで、あびさんとやまめさん、ママさんが来てくれました。
久しぶりにお会いできて、いろいろお話できて嬉しかったです。

4時半ごろ、火を付け始めました。




多くのお客様がやってきました。
下から見ると何だかわからないので、皆さん不思議そうにして、
2階へ上がっていき、歓声を上げてくれました。




飛行機の機体は、やっぱりクリアや白で揃えて良かったですね。
とても雰囲気が出ていました。




いただいたステンドグラスで作ったホルダー達。
ここで活躍してくれました。




街並みも、良い感じです。




上から見たら、ああ!本当に素晴らしい!
飛行機に見えますよね?

上には三日月を置きました。


奥さんの明ちゃんが、

『賢ちゃんに見せてあげたいから、写真メールしてくれる?』

と、ニクいことを言うので、急いで送りました。
すぐに大喜びのメールが返ってきましたよ!




プライベートで、鈴与株式会社社長の鈴木さんと、館長である奥様
いらっしゃって、私達は初めてご挨拶させていただきました。

お二人とも、とっても喜んでご覧になってくださったようで、私は賢ちゃんが
とても熱心に飛行機のディテールにこだわったこと
お伝えしました。

飛行機は、FDAの機体をイメージして、垂直尾翼にはオレンジのガラスを
配置したことをお伝えすると、社長はとても驚かれて

『もう1回、ちゃんと見てみる!』

と、おっしゃって下さいました。




続く、、、


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