『灯台もと暮らし 』西伊豆ガラス工房FARO徒然日記

タグ:プレゼント

3月に行った日本百貨店さんでの石文イベントで、最初のお客様だった男性が、Creemaさんからご注文くださいました。

この時は、ホワイトデーのプレゼントとして、メッセージを彫刻いたしましたが、今回はお母様に差し上げると。

在庫の中で、色が濃くて大きめのものを希望しますと書かれていたのですが、ピンとくるものが無かったのでつくりました。

IMG_20180509_231717_685

現物を見て、希望通りのものが届いたと感激していただきました。

日曜日、お母様が喜んでくださると良いです(^-^) 

9日、京都の叔母からメール。

「今、のんちゃん(横浜在住の叔母の娘・私の従姉妹)と吉祥寺向かってるねん。淳ちゃん居てるの?」

えーーー!
明日だよ、行くの。
会いたかったなぁ、、、

翌10日、マニュアル軽トラックで峠を攻めて伊豆っパコに乗り、新幹線、中央線を経てうちを出てから3時間半後、やっと吉祥寺へ。(´Д`)

この日、日本百貨店さんの店頭で、石文への彫刻イベントを行いました。

DSC_4697

昨日、叔母が来たそうなんですって言うと、

「ああ!いろいろ写真を撮ってらした方かな〜」

と。やっぱり。(笑)
おばちゃん、のんちゃん、来てくれてありがとう。


で、最初の1時間はどなたも現れず。
重いハンドリューターと、どのくらい依頼があるかわからないからと、いっぱいの石文を入れてきたので、荷物めっちゃ重かったのに失敗だったかなーと。(T ^ T)

DSC_4696

ただ、並べたハートがライトでキラキラだったので、吸い寄せられる方がチラホラ。

大柄の若い男性が(これは何?)といぶかしんでいたのでご説明したら、最初のお客様に。

「〇〇姉、ありがとう 〇〇より」

と彫ってほしいとおっしゃるので、その通りに。
ホワイトデーのお返しができたと、嬉しそうにお帰りになりました。

そこからまた、誰もいらっしゃらないので、みんなの作品を説明をしたり、観光案内をしていました。

DSC_4702
DSC_4700
DSC_4704
DSC_4701
DSC_4698
DSC_4703

するとそこへ二子玉在住のお客様、Fさんご夫婦がみえてビックリ。
もう何度もFAROでグラスを吹いてくださっていて、この間は御両親を連れて来てくださいました。

「ブログ見たら、ここへ来てるっていうから!」

ちょうど、御主人の同僚の方への結婚記念の贈り物を探してたところだとおっしゃって、うずグラスをペアで選ばれました。

裏側に、サービスで何か彫りましょうか?と日付を彫って差し上げました。

日本百貨店さんが、とっても素敵にラッピングしてくださって、お二人共とても喜んでくださいました。

いつも応援していただいて、喜びと感謝の気持ちで胸がいっぱいになっているところへ、女性がメッセージをお願いしたいと。

よくよく伺うと、Twitterでフォローしてくださっている方で、このイベントもRTしてくださっていました。

「今おばあちゃんが危篤で、だけどちょっとだけ時間頂戴って出てきて、、、
おばあちゃんに贈りたいって思って来たけど、やっぱり自分へ贈ります。」と。

ペンで書いてもらえば、なぞって彫りますよと言ったら、好きな歌の歌詞を書かれたので、そのまま彫刻しました。

多くの方が近づくのに、なんだか怪訝そうなので、ポップでアピールできないかと提案したところ、店長がどストレートなポップを書いてくださいました。

DSC_4707

それで、最後のお客様がみえました。

「3つ欲しいんです。
4日に初孫が生まれたので、私と娘と向こうの御両親に!(^-^)」

ああ、良いですねー。

赤ちゃんのお名前とお誕生日と体重を彫刻しました。

DSC_4706-01

仕上がりをご覧になって

「可愛い( *´︶`*)」

ととっても喜んでくださいました。
元気に育ちますようにとお声をかけました。

あっという間に終了時刻になり、片付けをしていると、夕陽グラスに釘付けになっている女性が。

贈り物を探しているとおっしゃるので、お求めいただいた作品にメッセージを彫りますよとお伝えしたら、お求めくださいました。

Mizukiと書かれたペンをなぞりました。

ラッピングが終わると、片付けしている私にわざわざお礼を言ってお帰りになりました。

結局3名だけで荷物はちっとも軽くなりませんでしたが、Fご夫妻や最後の女性も喜んでくださって、他にもお話しさせていただいたお客様との時間がとても濃密でした。

そんな展覧会も明日が最終日です。
心を込めた贈り物、きっと見つかると思いますよ!

一昨年、電話が鳴って出ると、私の虹色の小鳥を送ってもらいたいという依頼だった。

ある方への贈りものをずっと探し回っていたのだと。 

「埼玉から銀座まで探しに行ったのに、やっぱりピンとくるものがなくて凹んでおりました。

帰りの電車の中で、いじっていた携帯電話でたまたま目に入った色とりどりの小鳥や虹色の小鳥に(これだ!)と思ったのです。」 

それで、売ってくれるかどうかわからないけど、意を決してお電話くださったそうです。

贈られた方に幸せを運んでくれればとの想いから選ばれたそうです。

IMG_20180318_082540_896

たいへん気に入って頂けて、今年は青い鳥をお求めくださいました。

贈る方も贈られる方も、みんながハッピーになることを祈っています。(^-^) 



2月にお母さんとグラスを吹きに来てくれた地元の女の子。

自分とお母さんのはあるけど、お父さんのグラスがないから、父の日にプレゼントしたい!

と、学校帰りに叔母さんと寄ってグラスを吹いていきました。


西伊豆町民は、町内施設のガラス体験が1500円引きになります。(年に1度)


DSC_2616-01


DSC_2620-01



「裏にメッセージ彫ってあげようか?」と提案して、私が思いついたメッセージを言ったら、それで彫ってほしいと。


Fotor_149771414261989


翌日、一緒に取りに来たお母さんが

「こんな言葉、あなた、ちゃんと考えて来てたのね?(@_@;)」

と驚いていましたが、彼女はモゴモゴとぼけたので、私も黙っておきました。

二人の秘密です。(笑)


おとうさん、喜んでくれるでしょうね!

一緒に吹いた叔母さんは、できたグラスを御主人への父の日のプレゼントにされるそうです。



暖かい冬だと思ったら、急に寒くなったり
また暖かくなったり、、、

今年は季節がおかしい、、、

って言われ続けて何年だろう?って思います。




紅葉も遅かったけど、一気に色づいて




そしてこの間の大嵐でほとんど散りました、、、( ̄(工) ̄)




工場長は、うちのストーブに張り付き、
眉毛を焦がしながら、ときどき息子の勉強を
見てくれています。(テレパシーで、、、)




早く窯直せよ!

って、ドヤ顔ですが、6万円の熱電対がまだ届きません。

3万円近い坩堝も買ってあります。

灯油は安くなってきたようですね?
今後どうなるか知らんけど、、、

今月中に火が入れば良いかな〜




先日、ネットでこんな記事を見つけました。

http://www.at-s.com/news/article/topics/shizuoka/191035.html

ミカンが足らない?


実はここ3年ほど、近所のおじいちゃんのミカン畑
主人が世話をしてきました。

90歳の割にはかくしゃくとして、セニアカーを駆使して遠くまでフラフラと
出歩いて?いましたが、腰が悪いから農業ができないと、
デイサービスでバイトする主人に頼んできたのです。

その代わり、おじいちゃんの持っている倉庫の空きスペースに
田んぼで使う農耕機を置かせてもらっていました。

梅雨の時期の消毒や、夏の盛りの草刈りなど、
周りの人が「お金貰いな!」って言われたけど、
倉庫のレンタル料だと思って主人がやり続けてきました。

ときどき、おじいちゃんの作った野菜も頂いたりして
それで十分でした。

けれど、最近おじいちゃんは、娘さんの住む関東へ
引き取られて行ってしまいました。

別れ際、

「畑とミカン、頼むな。
食べて良いから、、、

また戻ってくるから、、、」


って、寂しそうに言い残していきました。

娘さんは、空き家になった母屋の倉庫や、裏の畑も、
私たちが使って良いと言ってくださいました。

とりあえず、今まで置かせてもらっていた工場から、
農耕機を移しました。

んで、たくさんのミカン、、、

親戚がたくさんいらっしゃるので、皆さんも自由に
採って食べますが、いかんせん多すぎる、、、

丹精込めて育ててきたミカンをダメにしちゃうのも
と、主人も私も、知り合いや実家に配ったのですが
まだあって、どうしようと思っていたところでした。

すぐに静岡県ボランティア協会に電話して申し込みしました。




おじいちゃんのミカン、すっごく甘くてびっくりするほどです。
差し上げた方は、もっと欲しいって、またもらいに来ます。

だけど、見た目が悪い、、、
皮がザラザラして、かさぶたのようになっている部分があるんです。

県ボラの方に相談したのですが、

「ときどき、皮が破れたようなものも送られてくるので、
被災された方にお渡しできないようなものはちょっと、、、」


っておっしゃってて、微妙だなーって。

でも、本当に美味しいんです。

見た目の悪いものを選別したら、40キロのミカンが
20キロにしかならなかったけど、今日宅急便で
静岡に送ります。

本当は直接持ち込みしようと思ってたけど、
20キロなら、高速料金やガソリン代とどっこいかな?


西伊豆を愛したおじいちゃんのミカン。
岩手県の皆さんを、元気付けられたら良いなって思います。

このページのトップヘ