『灯台もと暮らし 』西伊豆ガラス工房FARO徒然日記

タグ:フュージング

そうそう!

11月に制作過程をお知らせしたガムボールマシンのプレート

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http://faroglass.blog.jp/archives/30115714.html

こんなふうに焼きあがっていましたよ!

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すごく可愛い。

この間のお教室で、右に座った生徒さんが

「もしかして、ガムボールのガラス作ってた方ですか?」

と声をかけてくださったのですが、今度は左側の生徒さんが

「え!ガムボールの人?」

とやはり驚かれていました。(笑)

よほど珍しいモチーフだったんでしょうか?

生徒さんの焼きあがった作品は教室の大きなテーブルに並べられていて、皆さんの様々な作品を見るのもとても楽しみでした。

気になる作品は、どうやって作るのか先生に伺えば教えていただけるし、同じものを作ったりできます。

生徒さんもたくさんなので知らない方が多い。
だから、印象的な作品があると、その作品で覚えているので、私は

「ガムボールマシンの人」

だったようです。

でも、左の方はこのプレートの方を。
右側の方はその前に作っていた小さな方のガムボールマシンの話を多分していて、間の私は何となく噛み合ってない気がしていました。

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教室に来るタイミングのよって、大きなテーブルに載っている作品が違うせいですね。

#ガムボールマシン
#gumballmachine 
#パウダーフュージング
#フュージング
#glassfusing
#fusedglass 
#glassart 


11月のパウダーフュージング教室へは、ロケットのガラスを焼いて持ち込みました。

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黒いガラス板もうちで焼いておいて、それをベースにした作品をと。

様々なガラスを組み合わせて焼くのは単純ではなく、色々な工夫や処理をしておかないと失敗に終わります。

その下処理をこの作品を通して細かく教えて頂こうと思ったのです。

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10月に作ったけど色が濃すぎて気にいらなかった虹色のガラス板を裁断し、キラキラな星として散りばめたまでは良かったけど、間延びした感じ、、、

やっぱり月のような存在を入れた方がいいなぁ、、、

良さげな板ガラスはあるけど、ただポン!と置くのは野暮な感じがして悩んでいたら、先生が

「モヤモヤっとした模様を入れる方法があるわよ!」

と。

え?
モヤモヤ????

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そうしてモヤモヤした模様を入れる方法を教えて頂き(笑)、月のような模様になるよう自分で工夫してみました。

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モヤモヤしてます?



#ロケット
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火曜日のパウダーフュージング教室。

前回作っていったガラスが焼成されていました。

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パウル・クレーの「古代の調和」のようなイメージの作品が作りたかったので、予め似た色のガラス板を焼成して教室へ持ち込みました。

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四角くカットして配置し、それから先生にどう処理すれば狙い通りに仕上がるかご相談。

先生は、私がどういう仕上がりを求めているのかを聞いて、適切な進め方を指導してくださいます。

先生の指導方法は、カリキュラムがある訳ではなく、生徒の自主性が重んじられるので、真っ白な状態で伺った最初はとても戸惑いました。

ノープランで行くと、それなりの時間がすぎて行くだけです。

事前に何を作りたいか考え、準備をしていかなくてはいけません。

とにかく短期間の間に学びたかったので必死でしたが、先生もそれを上回る知識を与えてくれました。

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私のクレーは、望んだ仕上がりになっていました。

とりあえず、表現方法を実験したかったので、何にするかは未定です。


#パウダーフュージング
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10月、小さいガムボールマシンを仕上げた時、これが大きくなったらどんなかな?と思って、ベースの板とガムを作って預けたので、今回は1日かけて仕上げ。

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どう進めるか?
自分でも考えてきたので、予めグレーの板を2枚焼いて持ち込み。

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ベースにガチャガチャ部分のパーツを乗せるため削っていたら、最後にパキッ!と(T_T)

その前に、背後でパリーン!という音。
生徒さんが鈴蘭の葉っぱ部分を落として割ってた。

「大丈夫大丈夫!
ここをこうしてみたらどう?」

と、水吉先生が @powderfusing  がアドバイスする声が飛ぶ。

私のパーツも、

「模様を入れたら良いのよ(^-^)」

と。

そしたら、お向かいの生徒さんもひっかけて鶴を割った。

先生、即座にアドバイス。

こういうアイデアが瞬時に出てくるのが、本当にすごいなと毎回感心する。

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更に、金属っぽい質感にしたいと相談したら、銀澄を使う方法を提案してくれた。

銀澄は吹きガラスでも頻繁に使ってきたけど、そんなふうに使ったこと無かったので目からウロコ。

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もっとシンプルにするつもりが、パーツ作っているうちにプラモデルのように複雑になってきて大変だったけど、逐一先生にコツを伺いながら組み上げることができた。

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さて次回どんな風に仕上がってるか?
ドキドキです。


#パウダーフュージング
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昨日行った水吉先生主宰のパウダーフュージング教室。

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夏に盛り塗り技法を学ぼうと作り始めたガムボールマシンの小さいのがやっと完成。

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10月のお教室で焼きあがった本体を見て、ガチャガチャの部分の表現で悩んでしまい。

先生に相談すると、ご自身の作業場から純銀を挟んだガラス板の破片をくださった。

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これを使えば金属っぽくなるんじゃない?と。

ぉぉおおー!
先生、神〜!

でもコレ厚みがありすぎだなと思ったら、

「厚かったらちょうどいい厚みに削れば良いのよ(^-^)」

ふぇ?
そ、そうだー!
そういう発想無かったなー
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と削って載せて、グレーでハンドルを描いて帰ったのが焼きあがったわけだけど、なんかビミョーに大きくて、ブローチにも向かない気が、、、

さてどうしよう。( ̄▽ ̄;)

時間とお金をかけて誰かに学ぶのは、技法のみならずちょっとしたアイデアやコツを知るためだと感じている。

先生が何度も失敗して工夫されてきたことや手つき、道具の使い方、、、

自分が苦労すべきその時間を一足飛びにして、完成された技を見せてもらう時間だと。

いわゆる

「見て覚える」

ということだけど、

吹きガラスでも弓道でも同じ。

どうやったらあんな風にガラスが吹けるんだろう?

どうしてあんな綺麗に弓を引けるんだろう

と、コツやポイントを探す癖がついた。(笑)

以前知り合ったガラス作家の方が

「どうやって作ってるんですか?
何を使っているんですか?

って聞いてくる人がいるけど、私が何十万円もかけて教室通って教わったことをタダで聞こうなんて失礼だし、絶対教えない!」

って言ってるのを聞いてちょっと引いたことがある。

私なら教えちゃうけど、、、

でも、簡単に教えられるような部分って、実はどうでもいいことだと思う。

口で言ったり、紙に書いたりするのが難しい手業の部分こそが肝要だと。

だって、古文書に作り方書いてあるのに再現できないものもある。

料理とかもそうだよなー。
レシピ通りに作っても、誰もが同じできあがりにならないと思う。

パウダーフュージング技法も、特別な材料を使っているわけでもない。

だけど、色んなことに気を配る必要があって、それらは直接先生に手ほどきを受けないとなかなか気づけない。

そういうことなんだよな、手業って。

とか、川崎への道中8時間でつらつら考えたり爆睡したりしてます。

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