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蓋物
五木田淳子個展2日目です。

ブリキ色とコバルトブルーの蓋物をいくつか送りました。
どちらも自分で作った色ガラスです。
だから、毎回色合いが違う、、、( ̄▽ ̄;)

能登島ガラス工房で働き始めた頃、先輩が
「蓋物が作れるようになったら1人前」
みたいなことを言っていて、何となく心の隅に残っています。

蓋と本体は別々に作っておかなくてはいけません。
高温で液状のガラスを制御しながら短時間で吹き、冷めると縮むその微妙な性質を予想してピッタリとした上下を作らなくてはいけません。

今でも、正円で作ったのに、楕円に縮んだりしてボツが多いです。
まだまだだなぁと自分に思わせるのが蓋物です。
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「五木田淳子個展」
6月19日〜6月24日
8130012
福岡市東区香椎駅東3-24-6-1F
Queen and the chairさん
@queen_and_the_chair
営業時間:11時-17時
会期中無休
www.qandc.shop/
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コバルトブルー

酸化コバルトを溶かしてできたガラスの色。
6日になるかならないかの夜中、身体の調子が悪くてやっと寝付いて、でもただならぬ雰囲気で早朝起きたら、主人が地震のニュースを見てました。
自分の家が土砂に押しつぶされて、立ちすくんでいる方の様子が映し出されていて辛かった。
関西の方が大変なのに、今度は北海道。
多くの方々が、不安や悲しみに押しつぶされそうになっていると思います。
ただ祈るしかできませんが、この先もう辛い思いをされることがないように、それだけを毎日祈っています。

コバルトブルーで何を作ろう?
と、投げかけたところ、
「潮溜まりのような不定形なお皿」
というお題をいただきました。
潮溜まりの浅い所や深い所。
キラキラと波打っているところの様子をどう表現するか?
「不定形」
というところも難しかった。
自分は性格的にルーズな方なのですが、作品はきっちりぴっしりと作りたい性分で、自由に歪んでいる形が苦手です。