『灯台もと暮らし 』西伊豆ガラス工房FARO徒然日記

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ヴェネツィアでクリスマスが近づくと作っていたオーナメント。

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マエストロは、クリアーとヴェネツィアらしい真っ赤な大きめのボールを吹いた。

たくさんの人で賑わうヴェネツィアの街で、ショップの大きなウインドウにそれらを見かけ駆け寄った夜の光景が、26年経った今も、作る度私の心の中をじんわり暖めてくれる。

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今年は、息つくまもなくガンガン走り続けて、気づいたらもう12月です、、、( ̄▽ ̄;)

火入れから熱あげまで順調に進み、
ちょっと影を落としている部分はあるのですが
(後で記事にします)
何とかガラスは吹けていて、日々忙しく
制作しております。

さて、FAROの今年最後の展示会のお知らせ。


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既に16日から開催されている、グループ展です。

『クリスマスの贈り物展』

以前、FAROの展覧会を開催してくださった横浜元町の横浜画廊さんで、ガラス作家19名の展覧会です。

クリスマスと新年にちなんだガラス作品が集合しています。

能登島時代の後輩夫婦や、同級生や、友達の友達など、
本当に豪華な顔ぶれとなっています。


私は、こんなのや、、、

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こんなのを出品しております。

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主人は、グラスとぐい呑です。

19日に主人が。
最終日のクリスマス、25日は私、淳子が在廊予定です。

西伊豆からなので午後になるかと思いますが、皆様とお会いできれば嬉しいです。

クリスマスプレゼントや、迎春の器をお探しの方は、たくさんの素敵なガラスの中からお気に入りがきっと見つかるはずです。


『 ヨコハマモトマチ クリスマスの贈り物展』

12月16日(金)~12月25日(日)

AM11:00~PM6:00 最終日PM5:00まで

会場:横浜画廊元町店さん
〒231-0861 神奈川県横浜市中区元町5-185-3 2階
TEL/FAX 045-681-0177

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暖かい冬だと思ったら、急に寒くなったり
また暖かくなったり、、、

今年は季節がおかしい、、、

って言われ続けて何年だろう?って思います。




紅葉も遅かったけど、一気に色づいて




そしてこの間の大嵐でほとんど散りました、、、( ̄(工) ̄)




工場長は、うちのストーブに張り付き、
眉毛を焦がしながら、ときどき息子の勉強を
見てくれています。(テレパシーで、、、)




早く窯直せよ!

って、ドヤ顔ですが、6万円の熱電対がまだ届きません。

3万円近い坩堝も買ってあります。

灯油は安くなってきたようですね?
今後どうなるか知らんけど、、、

今月中に火が入れば良いかな〜




先日、ネットでこんな記事を見つけました。

http://www.at-s.com/news/article/topics/shizuoka/191035.html

ミカンが足らない?


実はここ3年ほど、近所のおじいちゃんのミカン畑
主人が世話をしてきました。

90歳の割にはかくしゃくとして、セニアカーを駆使して遠くまでフラフラと
出歩いて?いましたが、腰が悪いから農業ができないと、
デイサービスでバイトする主人に頼んできたのです。

その代わり、おじいちゃんの持っている倉庫の空きスペースに
田んぼで使う農耕機を置かせてもらっていました。

梅雨の時期の消毒や、夏の盛りの草刈りなど、
周りの人が「お金貰いな!」って言われたけど、
倉庫のレンタル料だと思って主人がやり続けてきました。

ときどき、おじいちゃんの作った野菜も頂いたりして
それで十分でした。

けれど、最近おじいちゃんは、娘さんの住む関東へ
引き取られて行ってしまいました。

別れ際、

「畑とミカン、頼むな。
食べて良いから、、、

また戻ってくるから、、、」


って、寂しそうに言い残していきました。

娘さんは、空き家になった母屋の倉庫や、裏の畑も、
私たちが使って良いと言ってくださいました。

とりあえず、今まで置かせてもらっていた工場から、
農耕機を移しました。

んで、たくさんのミカン、、、

親戚がたくさんいらっしゃるので、皆さんも自由に
採って食べますが、いかんせん多すぎる、、、

丹精込めて育ててきたミカンをダメにしちゃうのも
と、主人も私も、知り合いや実家に配ったのですが
まだあって、どうしようと思っていたところでした。

すぐに静岡県ボランティア協会に電話して申し込みしました。




おじいちゃんのミカン、すっごく甘くてびっくりするほどです。
差し上げた方は、もっと欲しいって、またもらいに来ます。

だけど、見た目が悪い、、、
皮がザラザラして、かさぶたのようになっている部分があるんです。

県ボラの方に相談したのですが、

「ときどき、皮が破れたようなものも送られてくるので、
被災された方にお渡しできないようなものはちょっと、、、」


っておっしゃってて、微妙だなーって。

でも、本当に美味しいんです。

見た目の悪いものを選別したら、40キロのミカンが
20キロにしかならなかったけど、今日宅急便で
静岡に送ります。

本当は直接持ち込みしようと思ってたけど、
20キロなら、高速料金やガソリン代とどっこいかな?


西伊豆を愛したおじいちゃんのミカン。
岩手県の皆さんを、元気付けられたら良いなって思います。

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