『灯台もと暮らし 』西伊豆ガラス工房FARO徒然日記

タグ:ガラス工芸

さてさて、明日は毎年恒例の、清水でキャンドルナイト。

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今回で9回目になる、フェルケール博物館さんの、水の流れる中庭に何重にも色とりどりの灯りが揺れます。

全てが手作りのアート作品、500点でのキャンドルイベントは、全国でも珍しいはず!

クリスタルパークさんのジェルキャンドルやスイーツデコ体験もありますよ!

私たちのガラス作品の販売コーナーもございます。
ぜひお出かけください。

私は手首に米粒貼ってフェリー乗らないと!( ̄▽ ̄;)

https://www.suzuyo.co.jp/suzuyo/verkehr/event/index.html

■日程12月1日(土) 17:00~21:00
※荒天・雨天の場合は博物館内でLEDキャンドルを点灯いたします

■会場フェルケール博物館
■参加費大人:400円 ⁄ 高校生:300円
※見学料は入館料に含まれます
※当日は小・中学生は無料です
■主催・協力【主催】フェルケール博物館
【協力】西伊豆町在住ガラス作家の会・黄金崎クリスタルパーク・西伊豆町
【後援】静岡県
■お問い合わせフェルケール博物館
TEL 054-352-8060
Mail ver-m-szy@po2.across.or.jp
〒424-0943
静岡市清水区港町2-8-11

※駐車場に限りがございます。できる限り公共の交通機関をご利用ください。

昨日は1カ月ぶりに、弓道の稽古に行きました。
すっかり身体がなまっていて、メロメロで帰ってきました、、、

先輩の女性の方に頼まれていた、ぎり粉入れ
やっとお渡しすることができました。




以前自分用に作ったものをお見せした時、

http://fglass.i-ra.jp/e612342.html


『私も欲しい!』
とおっしゃっていました。

で先月、彼女から思いがけず、
『いらない毛糸をもらったから、
ゴキちゃんに似合いそうだと思って、、、』

と、可愛いセーターを編んでプレゼントされました。

彼女によれば、この
めちゃくちゃ可愛い淡いピンク色は、
まさに私のイメージだそう。

よく男と間違われる私、、、

若いころから「あなたは可愛い服が絶対に似合う!」と、
時々言われるのが、とっても不思議でなりません。笑
あの時代、フリルいっぱいのピンクハウスや
ATUKI ONISHIなどのブランドを着るよう勧められました。
いや、着ませんでしたケド、、、(汗)

そんなわけで、お礼にと彼女に好きな色を伺って制作してみました。

前回自分のものは、首がまだまだ太くて、ぎり粉がドバッと
出てしまうので、今回はもう少しがんばって細くしてみました。

栓もちゃんとすり合わせして、きゅっと閉まるように。
中に水を入れて、逆さにしても液だれしないか確かめました。

昨日、お見せしたら、「わ~大好きな色!」と喜んでくださいました。

実は、ボトルと栓をつなぐ紐の始末に悩んでいて、商品化ができません。

彼女は、手芸に長けた方ですので、自分でマクラメ編みでやってみる!
とおっしゃっていました。
今度、その完成形を見せていただくことになっています。

どんなふうに仕上がるのか、とっても楽しみです。

んで、窯のことはわからない私。

アルバイトから帰ったら、バーナーワークをシコシコやっております。

ウミウシ作ってます。



この子はシロウミウシ




この子は、なぜかシンデレラと名前が付いています。

発見者の教授から『買いたい!』とメールが来たことあります。
イギリスの大学から、、、

送ったら無くなっちゃいそうなくらい小さいので、お断りしましたが、、、




ウデフリツノザヤウミウシ君は、姿かたちから『ピカチュウ』
呼ばれているそうです。




テントウウミウシ

他にも毎日いろいろ作っています。

時々、浮気して、関係ないもの作ってみたりします。

昨日は、こんなの作ってみました。



ガラスのマグカップ。

他にも作ったんだけど、なぜかひび割れてしまいました。
厚みがちょっと問題あったようです。




個人的には気に入ってます。
他にもストライプとか、うず巻きとか、作ってみようと思っています。


「ちいさなことから、
コツコツとぉ~~~~~!!」

クラフトサイトから、青い石文のオーダーが入りました。

希望の文字を彫ります、、、という設定してあります。

お客様さまからのメッセージは、

『結婚記念日に、いつもお世話になっている主人への
贈り物にしたい。
文字は恥ずかしいけど

”だいすき”

と、入れてほしい。』


と書かれていました。




今日、発送しました。

大切な結婚記念日の贈り物に、選んでいただけて光栄です。

そして、普段なかなか言えない言葉を、石文になら!と
考えてくださるお客様へ、幸せがいっぱい届きますようにと
願いました。

そうそう!
修理といえば、昨年も1件あったのでした。

預かった大切なトロフィーを壊してしまって大変困っているのだが、
直せるかどうか?というご依頼。

メールの画像でははっきり分からなかったので、あいまいな返事しか
できなかったのですが、やはりとっても大事なもので、
どうしても見てほしいから、今すぐ伺います!
と、東京から車を飛ばしてお越しになりました。




世界的に権威あるサッカーの表彰を、日本の少年が受けた時にもらった
トロフィーだそうで、預かっているうちにこちらの会社の方がうまく
梱包していなかったらしく、開けたら首が折れていたそうです。

世界で1人しかもらえないトロフィーなのに壊してしまって、その子にも
お詫びのしようがなくて、どこか直してくれるところはないかと、
探しまくってやっとFAROを見つけたそうです。

本当に大変お困りの様子。

けれど、私どもではサッカーボールを吹くことはできないので、
折れてしまった部分を接着するしか手がありませんでした。

それでもいいから、何とか直して欲しいとおっしゃって、
けれどすぐに返さなくてはならないから!と、お急ぎでした。

細かな破片は致し方ないですが、残った破片をパズルのように
うまく合わせ、ガラス用の接着剤で慎重に張り合わせました。




幸い、亀裂は下半分でしたので、正面や上部から眺めるのなら
十分耐える仕上がりまで回復できました。




ご連絡したら、夜の8時ごろ大急ぎでまた東京から引き取りに見えました。

修復箇所は、お客様が驚くほどの仕上がりだったようで、

『本当に助かりました!』

と、大喜びでお帰りになりました。



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