『灯台もと暮らし 』西伊豆ガラス工房FARO徒然日記

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酷い雨です。

身の回りのもの全てが、しっとり濡れている程の湿気でうんざりします。
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青い瓶が綺麗だなと一瞬癒され、、、

さて明日のために、釣り銭を用意したり、町のパンフやポスターを準備します。

かも風鈴も昨日預かってきました。

あとは、「無くなった」と報告があった宇久須神社の御朱印の紙をコピーして置いてこなくちゃ。

まだ自分の作品仕上げてないのに、マジヤバい、、、

#ブルー
#blue
#青い瓶
#bluebottle 
#glassbottle 


親しくお付き合いさせていただいているご夫婦から、

お遺灰入れを作って欲しい

とご依頼を受けました。


ご夫婦が子どものように長年愛したワンちゃんが、命を全うしたのでした。

お互いに、少しだけ遺灰を手元に置いておきたいから、小さな入れ物で、、、ということでしたので、香水瓶のようなイメージで作ることにしました。

もうひとつは、奥様のお姉さまに。


一度、色ガラスパウダーで3つ作ってみたのですが、色が淡くて、多分お遺灰を入れたら丸見えになってしまうなあ、、、とボツにしました。

ちょっと手間がかかりますが、色棒を溶かして着色する方法で作り直しました。

下には泡を入れて、内部が見えにくいようにしました。

蓋はシンプルに。

けれど、しっかり擦り合わせ加工をして、中に水を入れて逆さまにしても、漏れないほど密閉できるように。

これなら接着剤等使わなくても、しっかり蓋ができますし、後年お二人の気持ちに整理がついた時に、無理なく開封して、大地に還すことができます。

FAROまで、直接引き取りに来てくださったので、裏側にご自身で書いて貰ったメッセージや命日を、私がなぞって彫りこみました。


とっても気に入っていただけて、私も嬉しく思いました。

GOちゃん、安らかに。

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