『灯台もと暮らし 』西伊豆ガラス工房FARO徒然日記

タグ:ガラスの手形・足型

昨日は半年に一度の、赤ちゃんの手形とりの日。

西伊豆町は、赤ちゃんが生まれた記念品にガラスの手形を贈っています。
この半年で生まれた11人の赤ちゃんが集まりました。

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22年前、私と主人が移住するにあたって提出した企画を、村が実現してくれてから続いている事業です。

工房を作って、最初に作った手形の赤ちゃんは平成9年生まれ。
彼らはもう成人したってことです。(@_@)

3工房が集まったパパやママにプレゼンし、希望のデザインの作品を選んでもらいます。

今回FAROの手形を選んでくれたのは5人。

うち2人のママは「FAROの手形はこれで3個目です」っておっしゃってました。
とっても嬉しかったです。

粘土で採った手形に、石膏を流して原型を作りました。

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メンテナンスが終わったら、宇久須産の硅砂に押して、ガラスの手形にします。(^-^)

昨日の、赤ちゃんの誕生記念品の手形取りの様子が
新聞に載っていました。

伊豆新聞さんは、GGGさんのスタンプでの手形取りを、、、

新生児の手・足形ガラス製品に 西伊豆町がプレゼント(伊豆新聞) - Y!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141018-00000023-izu-l22


静岡新聞さんは、私が手形を取っているところを
撮影してくれていました。(≧∇≦)



手足の型 誕生記念品に 西伊豆、9組参加 | 静岡新聞
http://www.at-s.com/news/detail/1174133606.html

写真の赤ちゃんは、ずっと笑顔で可愛かったです。
ママは

「お兄ちゃんも、こちらの手形を作ってもらったので、
この子もおんなじものにします!(^_^)」

と、おっしゃってくださいました。

とっても嬉しかったです。

今日は、保健センターで、今年生まれた町内の赤ちゃんの
手形
を取りました。

私たちが、旧賀茂村に工房を建てたいとお願いした時に
吹きガラスの教室開催と、ガラスの手形を作ること
事業計画に盛り込みました。

平成9年生まれの赤ちゃんから、ずっと町が事業を
続けてくれています。

今年上半期の出生数は9人、、、

先日、息子が小学校から、アンケートを持ち帰りました。
私たちの地域の小学校は、隣の地区からバスで通う子を
合わせても、全校で100人弱なのですが、あと7年で
複式学級
になってしまうほど、子どもがいなくなるそうです。
そこで、複式学級のままでも、地元に学校を残したいか、
遠くの小学校と統合するか?を問うアンケートでした。

数年後、計算通り、子どもがいない町になるんでしょうか?

さて、今日は4人のママが、FAROの手形を選んでくれました。




粘土で、瞬時に手形を取ります。
もたもたすると、赤ちゃんに握りつぶされます。(笑)

これは、さすがに17年の年季がものを言いますね!




持ち帰り、石膏を流します。




石膏が固まったら、粘土から外して、石膏型が完成〜(=^ェ^=)

あとは、地元でガラス原料として採掘されていた珪砂の砂場に、
この石膏型を押して、そこへ1380度のガラスを流し込んで
手形になります。

残念ながら、今現在休業しておりますので、ガラスが溶けていません。

休業明けに、一番で取り掛かる仕事です。(^_^)





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