『灯台もと暮らし 』西伊豆ガラス工房FARO徒然日記

タグ:ガラスの手形


今日から、沼津コートさん「ガラスのふるさと西伊豆町」開催です。

昨日夕方バイトから戻った主人を車に乗せて、19時過ぎに搬入に行きました。

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店頭には、既に素敵な縦看板を描いてくださっていました!♥️
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生島さん、辻さん、役場の土屋さんが集まり、レイアウト計画も展示品の準備も万端!手分けしてトラブル無く進めることができました。

長年培ってきたみんなの機動力とチームワークの成果ですね。

とはいえ、終わったのは21時半でした。( ̄▽ ̄;)
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沼津コートさんも、遅くまでお付き合い頂き本当に感謝しております。

帰宅は23時過ぎでした。

13日にイベントを行います。
詳しいことはまたお知らせします

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9日から、ららぽーと沼津1lFの沼津コート @numazucourt  さんでイベントを行います。

当初FAROに打診がありましたが、「ギャラリースペースを利用してみませんか?」とのことだったので、

これは西伊豆のガラス文化の紹介するのに絶好の機会!(  ᵒ̴̷͈ᗨᵒ̴̶̷͈ )

と思い、西伊豆硝子舎の定例会の議題にあげました。

町も巻き込んで、

「ガラスのふるさと西伊豆町」

と銘打ってイベントを開催することに決定!

町や黄金崎クリスタルパークさんや各工房のすり合わせでちょっと大変ですが、皆さん協力していい展示になるよう頑張ってくださっていました。

展示スペースの横に大きなショーケースがあるので、そこへ置く展示品として、3工房のガラスの手形を展示することに。

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今年20歳になった次男のガラスの手形の写真が褪せ褪せだったので、新たにプリントし直して入れました。

こんな顔だったんだなぁと、すっかり忘れてる私( ̄▽ ̄;)

30年近く前、私と主人がたまたまやってきた賀茂村が気に入って「移住できたらやってみたいこと」を村に提出しました。

そこには、吹きガラス体験や教室の実施と、赤ちゃんの手形を作るということを書きました。

半年後、あれよあれよという間に移住することが決まり、1年半かけて手作りでガラス溶解炉を作って稼働させた後すぐに、村が実施してくださったのが新生児のガラスの手形事業でした。

が、実は三田市で見学したただけのこの事業を、実際どうすればいいのか?素材やノウハウが分からず四苦八苦。

タッパーに粘土を詰めて、20人くらいの赤ちゃんのお宅へ配り、押された手形を回収して石膏型にして、西伊豆の珪石を粉砕した砂に押して、そこへ1300℃のガラスを流す。

という流れで始めましたが、届いた手形はちゃんと押されていないものが多く、やり直したりして大変でした。

今思えば、親御さん達にも赤ちゃんにもとても無理がある方法でした。

結局、会場に集まって頂き、私が手形をとるスタイルに。

数年後、移住してきたガラス学校の先輩と後輩の光箱さんと、友達の友達であるGGGさんが賛同してくださり、3工房の手形を親御さんが選んで町からプレゼントされるようになりました。

年間40人ほど生まれていた赤ちゃんも、町村合併したにも関わらず、年間10人ほどに、、、

そんなこんなの歴史がある、西伊豆町のガラス文化なのです。

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22年前、私たちが西伊豆へ移住した時から仲良くしてくれた方が、5月に息子さんとお嫁さん、初孫の赤ちゃんを連れて来てくれました。

お孫さんの手型を作って欲しいと。 

「自分に孫ができたら、FAROで手形作ってもらおうってずっと思ってた」

って帰りに言ってくださって、本当に嬉しかった。

通常は既製品のフォトフレームに貼り付けるのですが、お嫁さんがうちの猫の手型を見て、「こういうのがいい」とおっしゃって言ったので、かなり悩んでしまいました、、、 

半年近くかかって、お待たせしてしまい申し訳なかったのですが、今日やっとお渡しできました。

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じいじとばあばは喜んでくれたけど、お嫁さんはどうかな?*゚Д゚)ドキドキ


昨日は半年に一度の、赤ちゃんの手形とりの日。

西伊豆町は、赤ちゃんが生まれた記念品にガラスの手形を贈っています。
この半年で生まれた11人の赤ちゃんが集まりました。

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22年前、私と主人が移住するにあたって提出した企画を、村が実現してくれてから続いている事業です。

工房を作って、最初に作った手形の赤ちゃんは平成9年生まれ。
彼らはもう成人したってことです。(@_@)

3工房が集まったパパやママにプレゼンし、希望のデザインの作品を選んでもらいます。

今回FAROの手形を選んでくれたのは5人。

うち2人のママは「FAROの手形はこれで3個目です」っておっしゃってました。
とっても嬉しかったです。

粘土で採った手形に、石膏を流して原型を作りました。

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メンテナンスが終わったら、宇久須産の硅砂に押して、ガラスの手形にします。(^-^)


昔からの地元の知り合いが、

「姪に子どもが生まれたお祝いに、ガラスの手形を贈りたい」

と、帰省してきた兄弟と姪御さんを連れて
来てくださいました。


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このあと、石膏型にして、火が入ったらガラスにします。

私はお位牌の制作もします。
お誕生の記念品も作ります。

"ゆりかごから墓場まで、、、"

そんな言葉がピッタリになってしまうとは、
20年前は思っても見ませんでしたが、

あなたに作ってもらいたい。

と頼まれる限り、出来ることは続けていきたいです。

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