『灯台もと暮らし 』西伊豆ガラス工房FARO徒然日記

タグ:ガラスのぎり粉入れ

昨日は1カ月ぶりに、弓道の稽古に行きました。
すっかり身体がなまっていて、メロメロで帰ってきました、、、

先輩の女性の方に頼まれていた、ぎり粉入れ
やっとお渡しすることができました。




以前自分用に作ったものをお見せした時、

http://fglass.i-ra.jp/e612342.html


『私も欲しい!』
とおっしゃっていました。

で先月、彼女から思いがけず、
『いらない毛糸をもらったから、
ゴキちゃんに似合いそうだと思って、、、』

と、可愛いセーターを編んでプレゼントされました。

彼女によれば、この
めちゃくちゃ可愛い淡いピンク色は、
まさに私のイメージだそう。

よく男と間違われる私、、、

若いころから「あなたは可愛い服が絶対に似合う!」と、
時々言われるのが、とっても不思議でなりません。笑
あの時代、フリルいっぱいのピンクハウスや
ATUKI ONISHIなどのブランドを着るよう勧められました。
いや、着ませんでしたケド、、、(汗)

そんなわけで、お礼にと彼女に好きな色を伺って制作してみました。

前回自分のものは、首がまだまだ太くて、ぎり粉がドバッと
出てしまうので、今回はもう少しがんばって細くしてみました。

栓もちゃんとすり合わせして、きゅっと閉まるように。
中に水を入れて、逆さにしても液だれしないか確かめました。

昨日、お見せしたら、「わ~大好きな色!」と喜んでくださいました。

実は、ボトルと栓をつなぐ紐の始末に悩んでいて、商品化ができません。

彼女は、手芸に長けた方ですので、自分でマクラメ編みでやってみる!
とおっしゃっていました。
今度、その完成形を見せていただくことになっています。

どんなふうに仕上がるのか、とっても楽しみです。


私の趣味は弓道です。

初めて体験したのは20年前。
就職した能登島ガラス工房で、島のおじ様達に
習ったのがきっかけでしたが、1年ほどで辞めてしまいました。

いつか必ず、弓を引きたいと思っていたら、一昨年素晴らしい
先生に出会い、念願の稽古をつけていただくことになりました。


さて、弓道の道具と言えばもちろん弓、矢ですが、そのほかに
「ゆがけ」と呼ばれる、革製の手袋を使います。

そのゆがけには、「ぎり粉」と呼ばれる松脂の粉をつけます。

通常「ぎり粉入れ」に入れるのですが、弓具店に行っても、
欲しいものがなかったので、自分で作ってみることにしました。




ついでに、弦巻きに下げる『下げ革』と言われるバンドの
ようなものも、リネンで縫って作りました。
可愛いでしょう?




蓋はバーナーワークで作り、ボトル部分と砂ずりして
きっちり閉まるように仕上げてあります。




かなり面倒くさいので、お値段が付けられないし、
落としたら割れる可能性があるので、販売には
向かないでしょうね~

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