実は、お盆の3日間、男達が千葉へ帰省。
その間私は、40度を超える室温の中、
1人ぼっちで何人ものお客様の吹きガラス体験を指導。
毎日ヘロヘロだった。
豪雨の後の田んぼも見に行って、水路に詰まった草などを取り除いた。

米の花が咲き始めていましたよ。
雨粒がキラキラ綺麗でした。
一人ぼっち最終日は仕事を終えて、そのまま疲れてうたた寝してしまったらしい。
庭で音がして起きた。
ゲッ!
まだ明るいのにもう帰ってきた。( ̄▽ ̄;)
男達は夕飯前に帰宅し、「疲れた」と言いながら、
当たり前のように晩ご飯が出てくるのを待つ。
お願いだから、どこかで食べてくるか、お惣菜買ってきてよ。
労いの言葉も、お土産さえ無いしね。
心の奥で叫びながら、急いでオムライス作った。

私の自由な日々はあっさり終わった。
この日ガラス原料を投入していた。
翌日溶解炉を覗いたら、坩堝の奥から
何やら黒い墨のようなものがとぐろを巻いて湧き上がっていた。
「何これ?(@_@;)」
慌てて棹で巻きとったが、巻き取っても巻き取っても、
ソレは延々と湧き上がってくる、、、
経験上、何かの金属。 ガラスの着色には使われない金属だと判断。
だって、汚い色だから、、、
投入時に、ステンレスの棹の先や、
その辺にぶら下がってるワイヤーなどが混入したと想像。
なんとか体験や仕事は、その部分を避けながらこなして、
ガラスが減った昨日、レードルで掻い出してみた。
ガラスの中に、赤く焼けた物体発見! 摘出し、
冷めてから割って出したら、、、
ソケットレンチのソケット!

主人が、焼戻し窯が調子悪い時、頻繁にレンチを使ってソケットを置いた場所が、
ちょうど原料袋の上のあたりの溶解炉のとこ。
最近、小学生の自由研究にと、原料袋を開けて、見せたりしていたので、
袋が開いてることがあった。
ガラスは無駄になったけど、原因がわかってホッとした。
暑いと、ミスが増えるので気をつけます。