カテゴリ: 吹きガラス体験
4年振りの吹きガラス体験
吹きガラス体験は、コロナをきっかけに辞めてしまったのですが、
「今実家へ向かっているんですが、息子と従姉妹の子達にガラスを吹かせたいんです」
と電話が。
近所で生まれ育ったえりちゃん。
彼女が小学4年の時、書道教室で知り合いました。
成人式の日には振袖姿で来てくれたり、帰省するといつも寄ってくれました。
実家には夏になると香川県から従姉妹達が来て、FAROで吹いたグラスをみんな使ってくれていました。
彼女は、吹きガラス体験をもう実施していないことを知らない様子だったのですが、親戚のような彼女達の頼みとあればと昨日実施しました。
実に4年振りで、まず見本のグラスやらエプロンやら捜し出すところから始まり、散らかり放題の工房内も片付け。( ̄▽ ̄;)
えりちゃん、去年のクラウドファンディングでも色々買ってくださっていて、この日はピアスを着けて見せてくれました。
きゃー可愛い♥️
生まれた時に手形を作ってあげた息子さんは、もう5歳になっていてびっくり。
えりちゃんの従姉妹さんは、何年か前に新居の表札をオーダーしてくれました。
8年前来た時にグラスを吹いたお子さんたちも中学生になっていました。
さて、吹きガラス体験。
5歳さんはボウル。
中学生達はグラスと一輪挿し。
当初、主人は乗り気ではない雰囲気だったので内心心配していましたが、夕飯の時に
「久しぶりにやったら楽しかったな(˶ᐢωᐢ˶)」
と言うのでびっくり。
実は私も楽しかった。
とはいえ、親戚のような子達だからだよなーって。
いろんな方との素敵な出会いがたくさんありましたが、一方で嫌な思いや大変だったことも多かったので、もう若くない私たちには適応できないのです。
窯出ししたガラスの裏側には、お名前と日付を彫ってお渡ししました。
水彩画はオリーブ。
従姉妹さんの表札を作った時、香川県のオリーブの苗木を頂きました。
来るとは知らなかったのに、偶然主人が増やそうと挿し木をしていました。
鹿に食べられちゃうからと、地植えにしてないのでまだ小さいですけど枯れずに育っています。
来てくれて本当にありがとうございました。
#吹きガラス体験
#オリーブ
#色日記
#水彩画
#watercolor
#diary
友との別れに
土曜日に次男がご飯食べながらポツリポツリと。
「友達が急に月曜日に転校しちゃうんだって。
最初は1月って聞いてたのに、急に来週だって。
入学したばっかの頃、浮いてたオレに話しかけてくれて、最初に友達になった奴だけど。
すごく大人しい奴。
だからどうして?って聞かなかったんだ。
それで、、、何かあげたいんだけど」
何かって言っても、田舎では贈り物買うのもままならないなぁと思っていたら、自分でガラスを吹いて贈りたいのだと。
ということで、昨日急遽次男が制作することに。
主人のグラスのように、ゴツイ感じで樽型がいいと言うので指導は主人。
さすがに小さい時から何度か吹いているので、数年ぶりでもこちらが驚くほど棹回しが上手い!(⊙ω⊙)
「ここのエッジに角度を付けておかないと、、、」
「ハシはこの角度でここに当てる」
と、主人が伝えるだけで理屈が分かるらしくスムーズに仕上がりました。
今朝急いで窯出しして、裏に今日の日付を彫って持たせました。
今日の午前中で早退して東京へ行ってしまうそうです。
「2年の終わりに、突然知らないここより何倍も生徒が居る都会の学校なんて、どんな気持ちだろう。
せめて修学旅行一緒に行きたかった。」
と、彼を心配している次男。
過疎地に生まれ、出会う子どもがそもそも少ない。
大切な友達との初めての別れを切なく思う私達です。
#息子
#友達との別れ
#friend
#present
#myson
#吹きガラス
最後のお客様からのお心遣いに涙した日
土曜日、最後の吹きガラス体験に見えたお客様が、今日作品を取りに来てくださいました。
グラスをお渡しすると、
「あの、、、これを。」
と、缶コーヒーが入った袋を手渡されました。
「教えていただいた場所、行ってみました。
とても良かったです。
無計画で来たので、本当に教えていただいて良かったです。(^-^)」
と。
あの日、お2人で当面吹きガラス体験は休止するとお話させていただき、このあとはどこへ?と尋ねたら、下田に行かれるとおっしゃったので、では松崎町のお花畑と、下田の爪木崎はぜひ行ってみてください!とオススメしたのです。
まだお若いカップルでしたが、彼はとても丁寧な敬語を使う方で感心したのでした。
お見送り後、袋を覗いたら小さな手紙が入っていました。
モデルのように可愛くて背が高い彼女が灯台やお花畑の絵をたくさん描いてくれたようです。
子どもの頃、友達に貰ったような小さく折ったお手紙が可愛くて、そしてあたたかい言葉に涙が出てきました。
志村けんさんの訃報で、朝から涙が止まらない50歳です。
今日は涙脆くてイカンです。
#吹きガラス体験
女子旅で
先日の吹きガラス体験での作品。
「バス停からどのくらいありますか?歩いて行きます。」 と、ご予約時に仰った女性。
いやいや-(;゚ロ゚)-!
40分はかかるし、道中ほんっとに何にもないんで、お勧めしません。
とお答えしたのだけど、
「minneとかでいつも見ていて、近くに来たんで、ぜひ行きたい!」
と仰るので、では、、、と、バス停まで迎えに行き、ガラスを吹いていただいた。
とても楽しかったと仰っていただけた。
この日は土砂降りで、山の上は雪が降るほど寒かったのに、帰りはやっぱり歩くと言うのを引き止めて、バイトから戻った主人に送ってもらった。
いい思い出になってくれたら良いです。(^-^)
#吹きガラス体験
#西伊豆
#伊豆旅
#女子旅
#glassblowing
#glassschool