2月19日
絵画教室へ、出雲日御碕灯台の銅版画を仕上げに。
この日仕上がらなかったら個展に出品できなくなる為、先生方がほとんど付ききりでフォローしてくださいました。
前回何度も繰り返してきた空と雲の腐食が、一旦リセットされたので、もう一度バニッシャーで磨き、マスキングしてアクアチント。
腐食液に漬ける時間を秒単位で考えてくださったり、インクの粘度、版の温かさ、松脂の散る粒度まで、細部に渡って気を遣ってくださり、何とか完成!

前回何度も繰り返してきた空と雲の腐食が、一旦リセットされたので、もう一度バニッシャーで磨き、マスキングしてアクアチント。
腐食液に漬ける時間を秒単位で考えてくださったり、インクの粘度、版の温かさ、松脂の散る粒度まで、細部に渡って気を遣ってくださり、何とか完成!

前回の教室の後、沼津の仲見世へ行き、ハイクリエイト @hicreate1 さんで額装をお願いしていました。
初めてでオロオロしてしまいましたが、丁寧にアドバイスいただいて額縁を選べました。
その際、銅版画の作品に、
「エディションを入れますか?」
と聞かれて、ハッとしました。
今回それを先生に伺うと、
「A.Pと入れたらどうか?」
ということに。
”A.P."とは”Artist's Proof"の略で、「作者が保有している版画作品」を意味します。
その他、タイトルとサインを鉛筆で書くのが一般的だと。
なぜ鉛筆なのか尋ねたら、カーボンが入っていて退色しにくいかららしい。
教室を後にして、再びハイクリエイトさんへ2週間前にお願いした額縁を受け取りに行きました。
一緒に前回描いた水彩画の日御碕灯台の絵も額装してもらったのですが、中学生の描いたような拙い絵が、額に入るだけでほんのちょっと上手く見える(笑)
というわけで、小中学生の頃は自分の持ち物にかっこよく書くためにサインを練習したものですが、あれから45年。
アルファベットのサイン練習するなんて!
結局失敗しそうで入れられず、そのまま搬入。

会場で鉛筆を借り、緊張しながらサイン&ナンバーを入れました。

島根県と出会うきっかけになった2023年の出雲日御碕灯台への旅。
ガラスではないけど、今回の個展で絶対展示したい作品でした。
間に合って良かった〜
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