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海上保安試験研究センターには、役目を終えた灯台のレンズがいっぱい並んでいました。

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フレネルさんが考えたフレネルレンズは、最初はこんな風に、提灯のような形だったみたい。

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レンズが回るのではなく、中のライトが回る不動型。

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奥のフランス製のレンズは、1900年と下に刻印されていました。

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100年前の灯台のレンズを動かせる体験ができました。

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灯台の中を、鳩時計のように分銅を吊るして、ハンドルで歯車を巻き分銅を上まで持ち上げ、あとは分銅がゆっくり落ちると共に繋がった歯車が動いてレンズも回ります。

https://x.com/faroglass/status/1861760162538918047?s=46&t=t21TanqFj51FwBAmhSU0_Q

レンズの回りを良くするために、現在はベアリングを使ってあるけど、当時は水銀を満たしてその上にレンズの台座を置いて浮かべていたのだそう。(⊙⊙)

https://x.com/faroglass/status/1862302061473538428?s=46&t=t21TanqFj51FwBAmhSU0_Q

何時間回せたのかな?
灯台の高さが分銅の動く時間に比例するから、灯台によって、巻き上げる灯台守の仕事量が違ったでしょうね。


あと、レンズのすぐ下の大きな歯車の溝の間隔で回転数が変わって、光が何秒間かに1回など、調整したのだと。

( ゚∀ ゚)ハッ!

私はそこで初めて、灯台によって光る間隔や時間が違うのだと分かりました!

そうですよね。
暗い海の向こうで、あの灯台がどこの灯台か分かるには、光のシグナルしかないですよね。

当たり前のことなのかもしれないけど、これは私にとって大発見でした。

海図には、そういう情報もちゃんと表記されているんだそうです。

「へー!」

を何度言ったか!(笑)

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https://x.com/faroglass/status/1861760849779872033?s=46&t=t21TanqFj51FwBAmhSU0_Q

そして、歯車かっこいい!!!!
たまらんかっこいい!!!

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その閃光レンズの形状からか?
ちょっとウルトラ怪獣的なこの灯台がとても気に入りました。

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