9日から、ららぽーと沼津1lFの沼津コート @numazucourt さんでイベントを行います。
当初FAROに打診がありましたが、「ギャラリースペースを利用してみませんか?」とのことだったので、
これは西伊豆のガラス文化の紹介するのに絶好の機会!( ᵒ̴̷͈ᗨᵒ̴̶̷͈ )
と思い、西伊豆硝子舎の定例会の議題にあげました。
町も巻き込んで、
「ガラスのふるさと西伊豆町」
と銘打ってイベントを開催することに決定!
町や黄金崎クリスタルパークさんや各工房のすり合わせでちょっと大変ですが、皆さん協力していい展示になるよう頑張ってくださっていました。
展示スペースの横に大きなショーケースがあるので、そこへ置く展示品として、3工房のガラスの手形を展示することに。

今年20歳になった次男のガラスの手形の写真が褪せ褪せだったので、新たにプリントし直して入れました。
こんな顔だったんだなぁと、すっかり忘れてる私( ̄▽ ̄;)
30年近く前、私と主人がたまたまやってきた賀茂村が気に入って「移住できたらやってみたいこと」を村に提出しました。
そこには、吹きガラス体験や教室の実施と、赤ちゃんの手形を作るということを書きました。
半年後、あれよあれよという間に移住することが決まり、1年半かけて手作りでガラス溶解炉を作って稼働させた後すぐに、村が実施してくださったのが新生児のガラスの手形事業でした。
が、実は三田市で見学したただけのこの事業を、実際どうすればいいのか?素材やノウハウが分からず四苦八苦。
タッパーに粘土を詰めて、20人くらいの赤ちゃんのお宅へ配り、押された手形を回収して石膏型にして、西伊豆の珪石を粉砕した砂に押して、そこへ1300℃のガラスを流す。
という流れで始めましたが、届いた手形はちゃんと押されていないものが多く、やり直したりして大変でした。
今思えば、親御さん達にも赤ちゃんにもとても無理がある方法でした。
結局、会場に集まって頂き、私が手形をとるスタイルに。
数年後、移住してきたガラス学校の先輩と後輩の光箱さんと、友達の友達であるGGGさんが賛同してくださり、3工房の手形を親御さんが選んで町からプレゼントされるようになりました。
年間40人ほど生まれていた赤ちゃんも、町村合併したにも関わらず、年間10人ほどに、、、
そんなこんなの歴史がある、西伊豆町のガラス文化なのです。
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