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未乃ちゃんが居なくても、私は時々未乃ちゃんの存在を感じます。

この間、明ちゃんと辻さんの家を訪ねて1時間以上おしゃべりした日がありました。

懐かしいエピソードを「そうそう!」と笑いながら、時々涙を流しながら話しました。

私はずっと、辻さんの横に未乃ちゃんがニコニコ笑って居るのが見える気がしてました。

帰ってきたあと、明ちゃんから

「未乃ちゃん居たよね?」

とメッセージ。

「そう、私もずっと感じてたよ〜( ߹꒳​߹ )」

2人で「やっぱりいたんだね!」と、嬉しくて泣いたのでした。
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会場入口でガラス作品も販売しますが、辻さんは未乃ちゃんの作品を持ってきてくれました。

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スノーマンは未乃ちゃんの高校からのお友達が神奈川から駆けつけて求めていました。

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もう新しい作品は見られないけど、残された作品があちこちのお客様に渡って大切にされるんだな。

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中庭に入って、未乃ちゃんの代名詞のようなお家シリーズを見ていると、未乃ちゃんがそばに居てくれている気がして、ずっと眺めていました。
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入口の水に浮かぶキャンドルホルダーは、風が吹くとお互いが当たってカランコロンといい音がするのです。

風がない時は、未乃ちゃんが長靴で波を立ててお客様に聞かせていたのを思い出します。

辻さんが

「今日は未乃ちゃん連れてきてるから、きっといい日だ。」

と、言っていたそうです。

本当にそんなふうに思えるほど、穏やかな夜でした。



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