12月14日 5:30に家を出てパウダーフュージング教室に着いたのが9:40。

玄関の扉を開けるか開けないかというところで、雨がバラバラ降ってきた。
濡れずにラッキー🍀
しかしいつも雨だな。
先月は土砂降りだった。
自称 晴れ女 なのに、、、(T_T)
先生が、先月作って帰ったものを焼成してくれていた。
初回の先月は、虹色の板作りと自作のプレートに絵を描いていた。

虹色のはずの板、赤はどぎつく他の色は薄すぎ。(T_T)

絞り出し技法のプレートもデザインが浮かばず、行き当たりばったりで描いて終わったせいで、予想通り出来は良くない。

気を取り直し、まずは型の作り方を教えていただく。
これは当初、ぜひ教えてくださいとお願いしたこと。
先生は聞いたことは全て教えてくださる。
自分が試行錯誤して得たちょっとしたコツまで包み隠さず。
そこがすごいなぁと毎回思う。
型取りの講習後、先月の作品をどうして行くか?と聞かれた。
気に入らないガラスをどうするか?
一旦プレートの方は持ち帰ることにした。
虹色の板は、先生は自分の作品を持ってきて活用法を提案してくださった。
「淡い色も、重ねていくと立ってくるのよ。」
(立ってくる?)

よく分からないけど折角だからトライしてみようと赤い部分は除去。
適当に構成考え、1本切り、2本切り、、、
重なっていく細いガラス。

え?可愛い(´ω`❤)
綺麗だな、、、
キュンとする。
「可愛い、、、」
と声が出てしまった。
周りの生徒さんも、通り過ぎる度「綺麗!」と。
ああ、「立ってくる」とはこう言う意味か。
本当、綺麗。
濃い色ガラスを薄く伸ばしていく吹きガラスとは逆の発想。
30年間、こういう繊細な色の出し方を考えなかった。
全く新しいガラスの世界に触れているんだと嬉しくなった。
最後は「盛り塗り技法」を。
これも先生が苦労して編み出した技法。
モチーフは灯台と決めていた。
ムラノ島のFARO。

消えそうな私の心の窯の火を、何度ももう一度燃え上がらせてくれた灯台。

29年前ムラノ島のマエストロとの出会いでガラスを生涯の仕事にしようと決めた。
その後、ガラスへの情熱が消えそうな時に向かったのはいつもムラノ島。
その象徴はこの灯台。
マエストロの工房はその袂だった。
彼の死後、再再度訪れた時に暮らしたのもFAROのそば。
工房の名前もFAROに決めた。
今の私はムラノ島には行けないけど、パウダーフュージング教室が新たな自分に生まれ変わるきっかけになる予感がしている。
盛り塗り技法は何回か焼成が必要なので、ベース作りで終了。
気づいたら、1度もトイレに行かずほぼぶっ通しで制作してた。
どんな風になるのか?
次回伺うのが楽しみです。
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