『灯台もと暮らし 』西伊豆ガラス工房FARO徒然日記

2022年07月

朝から「吹きガラス体験をしたいんですけど」と電話が何件も。

もうやめたんです。

とその度断る。

新型コロナの感染爆発が止まらないと連日報道されているのに、お客様いっぱい来てるんだろうなー。

去年まではコロナが終息したら再開するつもりだったけど、過酷な仕事から身を守る方を選んだ。

45℃の室内で灼熱の炎を浴びながら。マスクをし朝から何時間も大声で同じ説明を繰り返し、顔を寄せて指導するなんて、もうできないと思う。


そしてアポ無しで、都会からの車が日に何台も突然庭に入ってくる。

慌ててマスクをする。

「体験できないなら、ガラスを見せて欲しい」

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小さな小屋に案内すると

「え?ココ?」

そしてちょっと覗いて、無言で秒で帰るの何なん?
今日は主人が、4回目のワクチン接種の副反応で40℃の発熱です。( ̄▽ ̄;)

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ヨーヨー風鈴、ヨーヨー花入れ、サザエぐい呑みをお送りしました。

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予定していた全ての展示会が終わったので、通販サイトに1個ずつ上げたら一晩で次々売れてしまった。

皆さん入荷したら連絡が来るように設定してくださってるんだな。

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既に加工済みなので、翌日発送という密林並のありえないスピードでお届け中です。(笑)

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今朝、Facebookで10年前の思い出として小さな次男の写真が上がってきました。

7月28日は、私たちがここへ移住するために尽力してくださった役場の観光課課長さんの命日です。

家族のように接していただき、婚姻届の保証人にもなっていただきました。

病に倒れ、帰らぬ人になり、誰もが早すぎる死を悔やんだ素晴らしい方でした。

お葬式の日、産まれたばかりの長男を見せに行ったのは22年前のこと。

以来、毎年お墓参りは欠かしません。

先日、奥様が急に見えて

「今日はお父さんの法事だったから。」

とおまんじゅうをくださいました。

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二十三回忌だそうです。
長男が22歳だもん、そうだよなーと言いながら、美味しいお饅頭をいただきました。

水曜日、展示会の搬出を終えて、翌日から2連休だという次男を4ヶ月ぶりに連れて帰ってきたので、今朝は久しぶりに3人でお墓参り。

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「みんな元気です。

お兄ちゃんは1次合格しましたよ。
次男は仕事頑張ってますよ。」

と、墓前に話してきました。

来年私も課長と同じ歳になります。

どこまで頑張れるか分からないけど、ここをガラスの町にする課長の夢を実現できるよう努力していきます。


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26日夕方、ギャラリープラザさんでの「西伊豆ガラス作家展」を終了いたしました。

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多くの方にお越しいただきました。

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ご贔屓のお客様に年に一度お会いする機会でもありますが、何年もお会いしていなかった方や、初めてお会いしたけど以前からお客様でいてくださった方々にも対面できた展示会でした。

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本当にありがとうございました。

FAROも昨年同様の売上を上げることができたので、これで坩堝と原料を購入して、町からの借入金の返済をする予定です。

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皆様の笑顔を拝見するために、また頑張っていこうと思います。

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