赤ちゃんのお誕生祝にガラスの手形を納品した翌日。
生まれて1ヶ月で亡くなってしまった赤ちゃんのお位牌を作っていました。
休業中に、パパママ、小さなお姉ちゃんとご相談に見えました。
ママは小さなバスケットに入った熊のぬいぐるみを大事そうに抱えていました。 「娘と同じ身長と体重で作ってあるんです」
小さく生まれたけど元気だったのに、突然内臓の機能が悪くなり、あっと言う間に逝ってしまったと。
保育器でのお写真。
亡くなった時のお写真も見せて下さいました。
退院の時に着せようと準備してあった可愛いドレスが、天使ちゃんたちにとっては最後の晴れ着になってしまいます。
1個目のお位牌は、制作中には見えない金属性の汚れが紛れていてボツに。
昨日、もう一度挑戦。
私が作るお位牌は、ご家族の想いを映すもの。
純粋に美しくなくてはいけないと思っています。