『灯台もと暮らし 』西伊豆ガラス工房FARO徒然日記

2018年03月

ゲリラ開催ですみません、、、

ずーーーーーっと昨年の秋から、開催したいと思っていましたが、
やっと暖かくなり、お天気も続くようで、実行に移します。

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明日から、第2回 言い値でイイね!チャリティーガーデンセールを行います。

前回のチャリティーセールの様子はこちらのツリーで
http://faroglass.blog.jp/archives/cat_194847.html


開催日; 3月29日〜4月5日
お休み;4月1日の終日と2日の午後

時間; 9〜17時ごろ

場所; ガラス工房FAROの庭 ✱雨天中止
✱トイレはありません
✱無料コーナーあり

FAROで作られたガラスを供出します。

お客様は、言い値で金額を決めてお求めいただきます。

お客様からいただいた売上は、FAROは一切頂かずに募金します。

ですから、前回の問題点を踏まえ、ルールを決めました。

以下をご了承いただける方だけ、お越しください。

*言い値でイイね!ガーデンセール ルール*

・ガラス1個につき最低500円をご寄付ください。
・今回は募金箱へではなく、直接私どもへ手渡しで募金をお願いします。
・無料コーナーからは、おひとり2個まで。
・包装紙、エコバッグ等はご持参ください。

・ガラスは正規品ではなく、B品、試作品、デッドストック品が主です。
裏側に非正規品のマークを彫ったもの、歪みや傾き、ぐらつきがあるもの、
磨いていないものも含まれます。
あくまでみなさんのご自宅で使っていただけるレベルだと思ってください。
贈り物には相応しくないものも含まれます。ご注意ください。

✱募金予定先

・熊本地震被災地
・九州豪雨被災地
・東日本大震災で遺児になったお子さんへ学費を贈る、みちのく基金

もう1箇所、個人的に支援したいと思っていた、
九州豪雨災害で壊滅した宝珠山弓道場へ贈らせてください。

桜満開です。
お団子持ってガラスを見にお越しください。( *´︶`*)
トイレは済ませてから来てください。

9日、京都の叔母からメール。

「今、のんちゃん(横浜在住の叔母の娘・私の従姉妹)と吉祥寺向かってるねん。淳ちゃん居てるの?」

えーーー!
明日だよ、行くの。
会いたかったなぁ、、、

翌10日、マニュアル軽トラックで峠を攻めて伊豆っパコに乗り、新幹線、中央線を経てうちを出てから3時間半後、やっと吉祥寺へ。(´Д`)

この日、日本百貨店さんの店頭で、石文への彫刻イベントを行いました。

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昨日、叔母が来たそうなんですって言うと、

「ああ!いろいろ写真を撮ってらした方かな〜」

と。やっぱり。(笑)
おばちゃん、のんちゃん、来てくれてありがとう。


で、最初の1時間はどなたも現れず。
重いハンドリューターと、どのくらい依頼があるかわからないからと、いっぱいの石文を入れてきたので、荷物めっちゃ重かったのに失敗だったかなーと。(T ^ T)

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ただ、並べたハートがライトでキラキラだったので、吸い寄せられる方がチラホラ。

大柄の若い男性が(これは何?)といぶかしんでいたのでご説明したら、最初のお客様に。

「〇〇姉、ありがとう 〇〇より」

と彫ってほしいとおっしゃるので、その通りに。
ホワイトデーのお返しができたと、嬉しそうにお帰りになりました。

そこからまた、誰もいらっしゃらないので、みんなの作品を説明をしたり、観光案内をしていました。

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するとそこへ二子玉在住のお客様、Fさんご夫婦がみえてビックリ。
もう何度もFAROでグラスを吹いてくださっていて、この間は御両親を連れて来てくださいました。

「ブログ見たら、ここへ来てるっていうから!」

ちょうど、御主人の同僚の方への結婚記念の贈り物を探してたところだとおっしゃって、うずグラスをペアで選ばれました。

裏側に、サービスで何か彫りましょうか?と日付を彫って差し上げました。

日本百貨店さんが、とっても素敵にラッピングしてくださって、お二人共とても喜んでくださいました。

いつも応援していただいて、喜びと感謝の気持ちで胸がいっぱいになっているところへ、女性がメッセージをお願いしたいと。

よくよく伺うと、Twitterでフォローしてくださっている方で、このイベントもRTしてくださっていました。

「今おばあちゃんが危篤で、だけどちょっとだけ時間頂戴って出てきて、、、
おばあちゃんに贈りたいって思って来たけど、やっぱり自分へ贈ります。」と。

ペンで書いてもらえば、なぞって彫りますよと言ったら、好きな歌の歌詞を書かれたので、そのまま彫刻しました。

多くの方が近づくのに、なんだか怪訝そうなので、ポップでアピールできないかと提案したところ、店長がどストレートなポップを書いてくださいました。

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それで、最後のお客様がみえました。

「3つ欲しいんです。
4日に初孫が生まれたので、私と娘と向こうの御両親に!(^-^)」

ああ、良いですねー。

赤ちゃんのお名前とお誕生日と体重を彫刻しました。

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仕上がりをご覧になって

「可愛い( *´︶`*)」

ととっても喜んでくださいました。
元気に育ちますようにとお声をかけました。

あっという間に終了時刻になり、片付けをしていると、夕陽グラスに釘付けになっている女性が。

贈り物を探しているとおっしゃるので、お求めいただいた作品にメッセージを彫りますよとお伝えしたら、お求めくださいました。

Mizukiと書かれたペンをなぞりました。

ラッピングが終わると、片付けしている私にわざわざお礼を言ってお帰りになりました。

結局3名だけで荷物はちっとも軽くなりませんでしたが、Fご夫妻や最後の女性も喜んでくださって、他にもお話しさせていただいたお客様との時間がとても濃密でした。

そんな展覧会も明日が最終日です。
心を込めた贈り物、きっと見つかると思いますよ!

一昨年、電話が鳴って出ると、私の虹色の小鳥を送ってもらいたいという依頼だった。

ある方への贈りものをずっと探し回っていたのだと。 

「埼玉から銀座まで探しに行ったのに、やっぱりピンとくるものがなくて凹んでおりました。

帰りの電車の中で、いじっていた携帯電話でたまたま目に入った色とりどりの小鳥や虹色の小鳥に(これだ!)と思ったのです。」 

それで、売ってくれるかどうかわからないけど、意を決してお電話くださったそうです。

贈られた方に幸せを運んでくれればとの想いから選ばれたそうです。

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たいへん気に入って頂けて、今年は青い鳥をお求めくださいました。

贈る方も贈られる方も、みんながハッピーになることを祈っています。(^-^) 

月曜日は、「 愛を継ぐ装置 」の体験イベント開催日でした。

受付に同着で私と同じぐらいのご夫婦がいて、 「今日は、いつきださんのイベントは、、、」 ってきこえたので、 「はーい!ごきたでーす!」 って叫びました。

急いで先に美術館に入り、支度をしてお二人を待ちました。 「実は昨日も来てこの作品にすごく感動して、、、
見たら、明日イベントでいらっしゃるって書いてあったからもう!運命だわって!」 え?わざわざ2度もお越しくださったんですか!Σ(ΘДΘ;) お礼を言って、折角なのでほかの作家さん達の作品を色々と詳しくご紹介したり、自分の想いをお伝えしたり。

いざ、愛を継ぐ装置を体験されるにあたって、 「もうー、私、本当に感動したので、これでお釣りはいらないです。」 と、1000円札を出され、慌てて学芸員さんと 「いやいやいやいや!
お釣り出しますから!」 と言っても、いらないとおっしゃる。

では、10回回してください。とお願いしても遠慮され、、、 「ほんと、気持ちなんです!嬉しくて!だから受け取ってください。」 とおっしゃるので、ありがたく受け取りました。

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出てきたメッセージは、ご夫婦共に「いつも笑顔でありますように」 「あー素敵(^-^)」 と、大切に手の中に包んで喜んでくださいました。

帰りに駐車場でまた出会ったので、車が見えなくなるまで、手を振りました。

1000円札は、額に入れて飾るつもりです。(^-^) 

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