『灯台もと暮らし 』西伊豆ガラス工房FARO徒然日記

2016年01月

1月19日、
毎年この日が何曜日だろうが、松崎町の舟寄神社で、
恒例の弓まつりがおこなわれます。

前の日、船原峠の雪を心配しながら、何とか峠越え

それは、私が弓まつりの矢渡しの介添えをするため、
最終の稽古を受けたかったからです。




行きも帰りも、奇跡的に道路に雪はなく、無事に帰宅しました。

明けた翌日は、とんでもない強風。
西伊豆町は暴風警報発令で、子どもたちの学校は休校になりました。




風がなければ、素晴らしいお天気です。




拝殿には、が掲げられています。

昔ここに、陣屋があって、弓を使う足軽がたくさんいたそうです。
その名残で、この神社に弓がまつられるようになったそう。






奥の本殿に、的が奉納されていて、私達も拝殿で
神事を受けたあと、的は射場へ、、、

いよいよ、ずっと練習してきた矢渡しの奉納です。




こちらは、伊豆新聞さんの掲載された記事です。

http://izu-np.co.jp/shimoda/news/20160120iz1000000013000c.html

射手を務めた支部長の高橋さんは、肌脱ぎ、本当に寒かったと思います。

控える私も、鼻水が今にも垂れそうで、蹲踞が風で崩れないようにと
必死でした。
私の髪の毛も、風でボサボサ、、、


介添えは、射手の腰から上は見てはならないのですが、じっと見ていた
高橋さんの足がぐらぐらと揺れているのが見えました。
それほど強風だったのです。

無事に矢渡しの奉納が終わり、安堵したら今度は射会




毎年、他県からもたくさんの参加者が来て弓を競ったものです。

http://fglass.i-ra.jp/e896308.html

それも、会長がお元気だった一昨年まで。
今年も会員4名のみでの射会でした。




高橋さんの袴の裾の捲れあがりよう
どんだけ風が強かったか!

とにかくとんでもない風で、指がかじかんで、誰かの手みたい
ちゃんと弦がかけにかかっているか?全くわからないまま
引いていました。

なかなか皆の矢が的に中らないので、やはりもうこれ以上は
無理だろうと、早々に終了しました。

前もって、例年通り景品を用意してくださっていた森さんが
さっさと適当に、みんなに配ります。




まるで、買い物に行って来たみたいな品揃えです。

神社の破魔矢もいただいて、私は更に安土に供えられていた
鏡餅もいただいてきました。

会員がもっと増えて、以前のように賑やかな射会ができたら、
療養中の会長も喜ぶでしょう。

このことを記者の皆さんに伝えたところ、静岡新聞さんが
電話で、別の記事を書けないかリサーチして来られたので、
実は昨年から、高橋さんの働きかけで、松崎高校の弓道部と
合同練習を続けている
のだとお話しました。

高校生は有段者に教わることができるし、大人達は夜間でも
雨でも風でも練習する場ができた。

その切り口でどうかと伝えたら、本当に取材に来て下さいました。

http://www.at-s.com/news/article/local/east/205029.html

「この記事を読んで、弓道やりたいって人が、来てくれたらな~」

って昨日の稽古で、高橋さんが言っていました。

そうなったら良いんですけどね~


興味のある方は、遠慮なく木曜日の19時から、松崎高校の
弓道場を覗いてみてください。

楽しそうに弓を引いている若者とおじさんおばさんがいますから~

鶏飼いたい、、、

って、ずっと前から主人が言っていました。

お米を作っていると、クズ米ができます。
それを捨てるのではなく、食べる生き物にあげたい。
ついては、鶏がいいらしい、、、と。

で、ヤギーズもらったきっかけの掲示板を思い出し、
検索したら鶏にも掲示板があるのを発見!

すぐに書き込みをチェックしたら、なんと!
若いつがいをあげますという、同じ賀茂郡の方の書き込みが!

なんてタイムリー!

すぐに連絡すると、とっても良い方で、あれよあれよと
引き取らせてもらうことに決まりました。

昨日は南伊豆まで、引き取りに行きました。




毎年、息子の柔道の試合ですぐそばまで来ていました。

交差点には、広~い菜の花畑があり、満開でした!


弓ヶ浜大橋のそば、惠丸さんの奥様が飼い主さんでした。
実際にお会いしたら、本当に良い方で嬉しかったです。




綺麗な小屋に8羽ほどのウコッケイとアローカナがいました。
可愛がって育てていらっしゃるのが、見ていてわかりました。

中から、3羽選んでくださったのですが、捕まえるのに大騒ぎ。
主人も手伝って大獲りものでした。笑

無事に箱にそれぞれ入れて、お礼の手前味噌
米とガラス達をお渡ししたら、採って置いてくださった
ウコッケイとアローカナの卵を3こづつ、くださいました!

お礼を何度も言って、またすぐに西伊豆へ戻りました。




まだ仮設住宅の我が家の鳥小屋。

3羽は不安げに、寄り添っていました。

烏骨鶏の瞳は黒目がちで、クリクリと可愛いんです。

羽根もフワフワで、お尻がメッチャキュート!

アローカナも、可愛い顔してるんですよ。

餌を上げたら、ガツッ!ガツッ!って、もの凄いつつき方で
食べてくれました。

さて、我が家には、問題の工場長がいます。
彼女に食われないように、細心の注意を払わなくてはなりません。




案の定、ずっと鳥の前から離れませんでした。

でも、トリーずも負けていません。
工場長が近づくと、大騒ぎで鳴いて暴れるので、
工場長は大慌てで逃げて行きました。笑


あんなに暖かいお家から、こんな寒い山の中でビビったでしょう。

寒いし、大丈夫かなって夕方見に行ったら、
3羽で団子になってイビキかいて寝てました。笑


で、今朝は、

『コケコッコーーーーー』

の声が聞こえて、ああ、死んでないなってホッとしました。


卵を産む、、、って聞いていたので、隅々まで見たら、
ああ!向こう側におっこってる!

触ったら、割れてました、、、





うちで初めて産んでくれた卵です。

半分くらいしか残ってなかったけど、ちゃんと有難くいただきました。

ということで、白い動物が更に増えたFAROをよろしく~

今日は、今年初めての伊豆長岡弓道場での稽古へ行きました。

普段なら、無理していくことはないのですが、

(かつて、チェーン着けるのですったもんだした経験がある)
http://faro.i-ra.jp/e192751.html

今日はどうしても!

実は明日19日は例年、松崎町の舟寄神社で神事があり、
江南弓道会による矢渡しの奉納があるのです。

この神事は、町のサイトでも紹介されているほど、
大事な祭事のようで、メンバーが少ないから止める
ということはできません。

で、今回、私が第一介添を任されることになり、
昨年末から先生に指導していただいていました。

けれど、年末年始の休みで1ヶ月間が空いているので、
最終確認したかったのです。

合わせて、介添は着物で。
一つ紋の無地がベストともアドバイスされていたので、
ネットで古着を探しまくってやっと買いました。

3500円也。



裾にシミがあり着用不可とのことでしたが、袴に合わせて
切ってしまうので問題なし

良い着物だったようで、染め師の銘が入っていましたが、
そこからバッサリと、、、(◎_◎;)
チクチクと、裾を縫いました。
絹って、縫いにくいですね?( ̄(工) ̄)


問題は、私のような大女に合う裄のものが皆無ということ。
最低68センチ欲しいところですが、せいぜい65センチ。
ということで、この着物もツンツルテン、、、( ̄(工) ̄)
まあ、射場に入れば襷をかけるので、目立ちませんけどね。

着付けのことを教えていただいたり、矢渡しの仕上げをできて、
やっぱり行ってよかったです。

帰りも急いで戻ったので、道路自体に雪はありませんでした



明日は風もありそうですが、寒さに負けないで奉納してきます。


一昨日、坩堝の焼き締めを済ませ、壺洗いをし、原料を投入しました。

この夜は、遠く岩手から、ガラス学校の同級生だった、

華ちゃん

内田華子さんと同じく後輩に当たるご主人の大輔さん、
息子さんが来てくれました。

http://www2.pref.iwate.jp/~uji_turn/inaka-2/inaka-2/message/22.html


何年前に会ったか、お互いに思い出せないほどのだったけど、
ずっと会いたいとおもっていたので、来てくれて本当にうれしかった!

夕食をうちで食べて、いろんなことを話しました。
主人も嬉しくてお酒が進んでいました。(^_^)

帰りに、庭のローズマリーと、セージを欲しがるので、主人は

どんどん持っていけ!

と、腕に抱えられないほど折って持たせました。
車の中は、すごい香りだったでしょう。笑

来てくれて、本当にありがとう!


で、一日煮上げて、ガラスを落ち着かせ、
今日からFARO再開です。

実に4ヶ月以上も火を消していました。

ってことは、半年稼働で生きていけるかのかな-と、、、

これからGW 前まで、作って作って作りまくって、
また消します。

ご依頼や体験希望の方はそれまでに、、、


近くの宇久須神社の、椿寒桜も満開が近づいています。



例年なら、2月ですが、今回は暮れから咲き出しました!(゜Д゜;)





ブルーとピンクのコントラストが好きです。


さて、猫工場長、、、



庭で転がっています、、、(ΦωΦ)

華ちゃんがせっかく会いたがっていたのに、人見知り過ぎるため、

イエティ

並な出現で残念がっていました。


工房の中も暖まり、幸せそうに寝ていますが、。
また、煤で真っ黒な猫になるでしょう、、、(-ω-;)




大晦日までアルバイトがあった主人。

年始は、千葉へ帰省して、老いた両親と姪を連れ、
九十九里の墓地へ妹のお墓参りに。

戻ってバイトがまた始まりました。

そろそろ、火入れをお願いしたいと伝えると、
築炉を始めてくれました。

予想よりもずれ込んでしまいましたが、無事に
火入れをできました。




お神酒は、大好きなワンカップ大関。笑

今はまだ500度ほどです。
ガラスを投入できるのは、5日ほど後かと思います。




早く仕事しろーーー!

って、工房が寒いから怒る工場長です。


このページのトップヘ