先日、トロフィーを作ってほしいというご相談を受けました。
海に関係する大会のトロフィーです。
主催者の方のポケットマネーでトロフィーを作るから
とにかく安く、、、
と言うのが前提でした。
そして、大きなクジラの模型を持ってこられて、これをもっと小さめに
作ってもらえないだろうか?と見せられました。
クジラが海の上にザバッ!!と飛び上がっているような模型。
提示された予算では、とても無理なお話でした。
そのご予算では、こんなペーパーウェイトのようなものになってしまいますが、、、
と、ショップでガラスを見せると、ではこれは?こんな感じでは?と出される
次のご希望が全て
”それは予算と合わない、、、”
というものばかりで、お客様はそのたび、ガッカリされるし、私も内心
(既製品のトロフィーを選ばれた方がいいのではないか?)
と思い始めていました。
特別に制作するものですから、デザイン料も発生しますし、安くはなりません、、、
答えが出ないまま、お互いがもんもんとしはじめていたころ、
『このグラス!クジラに見える!!』
と、手にとって叫ばれました。
http://fglass.i-ra.jp/e755674.html
ショップは蜘蛛がたくさん巣を作るので、グラス類は全て伏せて置いてあります。
逆向きのサザエグラスが、クジラがジャンプしているように見えるというのです。
観る人が違えば、感じ方も違うんだな~と感心していると、
『足をヒレにしてもらって、口を付けて
同じ感じでグラスにしてもらえませんか?』
と、目を輝かせておっしゃいました。
そのグラス、すでに3000円近いので、特別にデザインを変えて
大中小と作るとなると、練習もしなくてはならないので予算オーバーです。
そうお答えしましたが、内心、(本当にクジラに見えるかしら?)と
作ってみたくなりました。
予算ーバーですが、言い値で制作します。
と、引き受けました。
男女の上位3位までのトロフィーの代わりです。
お客様は、更に
『ここに鼻があって、
顎のあたりにはこんな風にイボイボがいっぱいで、、、』
と、おっしゃっていたので、それらもガラスのザラメや、つまんだりしながら
表現しておきました。
ヒレは、グラスとして機能させるために、位置が前寄りになりますが、
向きやフォルムなど試行錯誤しながらつけました。
あらかじめ「クジラに見えますか?」と尋ねておけば、
「そう見えますね」という出来だと思います。笑
でも、クジラの好きな方は、きっとすぐにクジラだ!って思われるのでしょうね?
お客様も、とっても喜んで持って帰ってくださいました。
今頃は、入賞者の掌の中で泳いでいると思います。
海に関係する大会のトロフィーです。
主催者の方のポケットマネーでトロフィーを作るから
とにかく安く、、、
と言うのが前提でした。
そして、大きなクジラの模型を持ってこられて、これをもっと小さめに
作ってもらえないだろうか?と見せられました。
クジラが海の上にザバッ!!と飛び上がっているような模型。
提示された予算では、とても無理なお話でした。
そのご予算では、こんなペーパーウェイトのようなものになってしまいますが、、、
と、ショップでガラスを見せると、ではこれは?こんな感じでは?と出される
次のご希望が全て
”それは予算と合わない、、、”
というものばかりで、お客様はそのたび、ガッカリされるし、私も内心
(既製品のトロフィーを選ばれた方がいいのではないか?)
と思い始めていました。
特別に制作するものですから、デザイン料も発生しますし、安くはなりません、、、
答えが出ないまま、お互いがもんもんとしはじめていたころ、
『このグラス!クジラに見える!!』
と、手にとって叫ばれました。
http://fglass.i-ra.jp/e755674.html
ショップは蜘蛛がたくさん巣を作るので、グラス類は全て伏せて置いてあります。
逆向きのサザエグラスが、クジラがジャンプしているように見えるというのです。
観る人が違えば、感じ方も違うんだな~と感心していると、
『足をヒレにしてもらって、口を付けて
同じ感じでグラスにしてもらえませんか?』
と、目を輝かせておっしゃいました。
そのグラス、すでに3000円近いので、特別にデザインを変えて
大中小と作るとなると、練習もしなくてはならないので予算オーバーです。
そうお答えしましたが、内心、(本当にクジラに見えるかしら?)と
作ってみたくなりました。
予算ーバーですが、言い値で制作します。
と、引き受けました。
男女の上位3位までのトロフィーの代わりです。
お客様は、更に
『ここに鼻があって、
顎のあたりにはこんな風にイボイボがいっぱいで、、、』
と、おっしゃっていたので、それらもガラスのザラメや、つまんだりしながら
表現しておきました。
ヒレは、グラスとして機能させるために、位置が前寄りになりますが、
向きやフォルムなど試行錯誤しながらつけました。
あらかじめ「クジラに見えますか?」と尋ねておけば、
「そう見えますね」という出来だと思います。笑
でも、クジラの好きな方は、きっとすぐにクジラだ!って思われるのでしょうね?
お客様も、とっても喜んで持って帰ってくださいました。
今頃は、入賞者の掌の中で泳いでいると思います。