『灯台もと暮らし 』西伊豆ガラス工房FARO徒然日記

2012年06月

月曜日、弓道のおけいこに出かけました。

1射目で、思いっきり弦で腕を払ってしまい、
あんちゃんさんに『大丈夫?』って聞かれるほど
赤くはれ上がっていました。




今日、水曜日は紫色になっています、、、泣

弓道を始めて1年。
まだまだ先は長いです、、、


そんな私が四苦八苦している道場へ、車が入ってきました。

見ると、老人ホームの軽ワゴンで、運転しているのは
時々講習会で指導して下さる弓道の先生でした。

『ごめんね〜ちょっとおばあちゃんにトイレ貸してあげて!』

そう言って、2人のおばあちゃんを降ろし、トイレへ。

出てくると、少し道場で弓道を見せてあげて、また
車に乗せて帰って行きました。


まだ数回しかお会いしたことがありませんが、女性ながら
とても格好よく弓を引かれる方で、国体にも出たことが
ある上段者です。


知らなかったけど、普段はホームでお仕事されているんだな。

周りの人は、先生がとても素晴らしい弓の名手だと
ご存じないかもしれないな、、、

と、車を見送りながら思いました。

私やあんちゃんさんが普段教えを受けている先生も、
普段は主婦です。

けれど、弓道で国体にも出場される7段の高段者です。

弓道7段と言えば、誰からも尊敬される段位です。
けれど、きっと普段は、周りの人からそんな風には
見られていないでしょう。


私が気付かないだけで、普段は普通の人に見えても、
実は素晴らしい技術やとてつもない能力を秘めている方が
たくさんいるのかもしれないな〜って、思いました。

見かけなんかで人をわかったように判断せず、
誰にでも敬意を払って接したいなと思いました。




今度の月曜日までになってしまいましたが、
私にイタリア語を教えてくださっている、伊豆長岡在住の彫刻家

渡辺憲二先生

が、現在三島市のさんしんギャラリー善で、個展をされています。


毎日、先生は午後から在郎しているので、直接作品についてお話が伺えるそうです。


イタリアに行かれると、現地の女性をモデルにデッサンをされたり、大理石を探したりと、たくさんのインスピレーションを吸収して帰国されます。


昨年新しいアトリエを建てた先生は、益々意欲的に制作されています。


みなさまぜひお出かけください。


渡辺 憲二 彫 刻 展
-精神性と感性-


■開催日:2012年6月1日(金)〜25日(月)
■時間:10:00〜18 : 00(最終日は17: 00)
■休館日:木曜日
■入場料:無料
会期中13時以降作家在来


さんしんギャラリー善

http://www.sanshin-zen.jp/exhibition/exhibition.html


怒涛の前半戦を、ヘロヘロになりながら何とか乗り切って、本日ガラス溶解炉の火を消しました。

まだ3時間ほどしか経っていないのに、すでに900度台まで下がっています。

ちょうど、台風が上陸する前に消せて良かったです。
数年前に、台風で架線が切れて1日半停電した時は、溶解炉の温度が下がらないようにするのに、本当に苦労したのでした。


まあ、おかげで昨年の計画停電なんか『へ』でもなかったですけどね。


また来月の初めには火入れをしますから、つかの間の休憩です。(^-^)

まだまだやることは、いっぱいあるので、忙しいことには変わりありませんが。

しばらく吹きガラス体験と、急ぎの注文は承ることができません。

風鈴は、間もなく草津から戻って来ますので、在庫はございます。

ご迷惑をおかけいたしますが、綺麗なガラスを溶かし続ける為に必要なメンテナンスです。

ご理解いただけると嬉しいです。

このページのトップヘ