『灯台もと暮らし 』西伊豆ガラス工房FARO徒然日記

2010年12月


時ちゃんに温めてもらうように、小屋の奥にいます。

震えは止まったと思っていたのですが、今日もガクガク震えてました。


首の傷口が、膿んで腫れてきています。

寒くて震えているのではないと思うのですが、毛布をかけてやりました。


よく見たら、反芻していてホッとしました。

食欲も少し戻ったようです。

首の傷口からバイ菌が入らないように、やはり家畜病院へ行った方がいい気がしますが、家から1時間半先まで行くのは少々悩みどころです。

電話して、聞いてみようと思います。


ずっとガクガク震えていて、牧草にも口を付けず、じっと座っていました。


その後、あの猟犬がまた庭に入ってきたので、お父ちゃんがお尻をひっばたいたら逃げました。


『逆に、餌で釣って縛り上げとけば良かった、、、』

と、吐き捨てるように言った後、


『あそこに繋いでおいた、俺が悪かった、、、』


と、落ち込んでいます。

二人で、『はぁ、、、』とため息ついてばかりです。

18時に見に行ったら、牧草を少し口に入れていました。

反芻が、はっきり確認できなくて心配ですが、震えは収まりました。


いつも、食い意地の張っている時ちゃん。

ちゃんと秋ちゃんの牧草には口を付けずに残してあって、ぐっときました。


ずっとお母さんを心配そうに見ていて、切ないです。

傷口をみると、本当に痛いだろうな、、、と思うのですが、秋ちゃんのじっと耐えている様子が心を打ちます。


秋ちゃんの生命力を信じています。


また見に行ってきます。


どこからか、かすかに尋常でない鳴き声が聞こえて、裏へ回ってみると、


秋ちゃんの首に、猟犬が二頭噛み付いているではありませんか!!


私は慌てて、駆け寄り、『ダメー!』と叫びましたが、猟犬はなかなか逃げませんでした。


首と、右足を噛まれて、ビッコをひきながら、震えています。


傍の時ちゃんの足も、少し噛まれていました。


あぁ、敷地内だと油断していました。

声に気付くのが遅くなってごめんね。


首は、噛み傷と、力一杯逃げたせいで、首輪で切れた傷が深いです。

ごめんね、、、ごめんね、、、



カンジに続けて、秋ちゃんまで天国へ行ってしまったらどうしよう、、、

明後日から

黄金崎クリスタルパークさんで


西伊豆ガラス作家展


が開催されます。


寝たの、朝の四時でした、、、(T_T)

自分の計画性の無さに辟易する反面、追い込まれたときの虐められている快感を感じていた私です。(笑)


さて今回は、


必ず1人1作品は『西伊豆』をテーマで制作してほしい。


という美術館側からの依頼があったので、作家それぞれが想う『西伊豆』を観ることができます。


五木田の作品は、かなりな大作です。


著作権のこともあるので、皆さんの作品は載せるのを控えますが、まるで水族館のような、生作品や、ガラスでできたキュートなトランクやサングラス。

その他、盛りだくさんの作品が揃っていて、本当に楽しい展覧会になりました。


私が朝の3時までかかっていた『翼』

吊るのに苦労しました。(T_T)

完成が間に合って、本当に良かったと感慨無量(笑)


展示が決まったら、ライティングをしてもらうんですが、


むしろ、影の方を観せたい

と、業者さんに伝えたら、本当に綺麗に虹色を出してくれました。


私のもう一つの作品
『ラ・ヴィータ(人生)』というクラゲの作品は、


奥の舟は天国へ向かっているので、輝かせて欲しい。

と伝えただけで、私の意図を理解して、手前から段階的に明るさを変えて照らしてくれました。


プロフェッショナルって、こういうことだなぁと感心しました。


来年の5月まで開催されます。

ぜひ!お越しくださいね〜(*^□^*)

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