『灯台もと暮らし 』西伊豆ガラス工房FARO徒然日記

2010年10月

9月に吹きガラス体験に来て下さった
仁科小学校家庭教育学級のみなさん。

http://fglass.i-ra.jp/e257071.html


その時は、時間の関係上兄弟の1人だけが体験という
内容だったので『私もやりたかった!』と、
言いながら帰った子もありました。


しばらくして、お母さんから

『とても楽しかったので、ぜひ下の子にも
やらせてあげたいので、、、』


と、予約が入りました。

3家族が揃ってお越しくださいました。




『お姉ちゃんよりも上手にできてる、、、』

なんて、お母さんがつぶやいていましたが、、、笑


こうして少しずつ、地元の方にガラスの事を
知ってもらえる
のはとっても嬉しいことです。


数日後レストランで、姉妹で体験した子達とばったり。

私と主人の顔を見て、(だれだっけ?)という顔の
後に、(ああ!)という顔。

そしてとっても嬉しそうな笑顔が見えました。

彼女たちにとって、私たちの工房が良いイメージで
残ってくれているのだとわかって、とっても嬉しかったです。


昨日は小学1年生の次男のクラスが、
『秋を探そう』というテーマで学校の近くを探検しました。

実は、春に「ガラスの仕事を見せてやってほしい」
先生に頼まれていたのですが、天気が悪くて
子どもたちは来ることができませんでした。

先日、リベンジで伺わせてほしいと、再度お願いされました。

毎年、学校のいずれかの学年が訪ねてくることは
あったのですが、いつもただ作業を見せたり説明を
するだけでした。

今回は”何か心に残る授業にしたいね”
「はしおき」を作らせてあげようということになりました。


ざっと『なぜ宇久須でガラスなのか?』ということや、
『ガラスはどうやって溶かされるのか』など、
1年生に分るようにお話しました。




そして、箸置きづくり




1年生は19人です。

順番にステンレスの棒を持って、待っていてもらいます。

溶けたガラスが近づくと、みんな緊張したり、
『熱い』って叫んだり、ワクワクした顔になったり、、、




軟らかいうちに一瞬で作業をしてね。

と、頼んだので、失敗は許されない、、、
子どもたちは緊張していました。

ごめんね~




棒で、グッと押すだけの体験ですが、それでも
子どもたちはとっても喜んで帰って行きました。




一つ一つ袋に入れて、息子に持たせました。

先生が『お給食の時間に使って持ち帰らせました』
お礼のお電話下さいました。

『金メダルみたいだ!』

と喜んだお友達もいたそうです。



『先生が

“世界に一つだけの箸置きだね!”

って言ってた。』


と、息子が教えてくれました。


今晩は、みんなお家に持ち帰ってまた使ってくれて
いるだろうな~と思うと嬉しいです。

黄金崎クリスタルパークさんで、かも風鈴デザインコンテストの選考会を行ってきました。


全国から800点にものぼる応募があり、私達西伊豆元気製作所のメンバーが、嬉しい悲鳴を上げながら選びました。


果たして、ガラスに置き換えることができるのかしらん??

というものも、迷わず選びました。


残念なのは、キャラクターものや、すでに制作されたデザインも、かなりの数含まれることです。


来年は、そんなことも気をつけていただけると、あなたも選考に残って入賞できるかもしれませんよ!

このページのトップヘ