その1
その2
その3
その4
その5に続き、、、
その2
その3
その4
その5に続き、、、
沼津御用邸さんへお越しになるツアー客は多く、
近くの沼津港でおいしい魚を食べて、その後に
組み込まれているようで、とにかくひっきりなしに
団体さんがいらっしゃいました。
お客様は、何の催しものかわからずに、私達の
作品を目にします。
したがって、
立っている私たちに、館内の説明を求めます。
あまりに説明を求められるので、お父ちゃんと私は
パンフレットを隅々まで読み、職員の方に、いろいろを
聞いて回って、知識を深めました。(笑)
この、歪みの入ったガラス。
説明をサラっと聞き流すと、まるでアンティークの
ドイツ製のガラスに聞こえますが、よく説明を聞くと、
これが平成6年の修復の時に、オーダーしたものだと
わかります。
大正天皇が使っていたころのガラスは、奥の
白いパテが塗り込められているガラスです。
日本の板ガラスだそうですよ。
お父ちゃんの作品を並べた廊下は、皇族方が歩く
場所で、その一つ窓側に、侍従達が歩く廊下があります。
皇族方が歩く畳は、目が倍多くて、しっかりしている
そうで、頭上のランプも、直撃しないように、センターには
吊るされていません。
こはるさんと、畳の目をしげしげと眺めたのですが
違いはわかりませんでした、、、
障子も、煉瓦貼りと言って、わざわざ難しい貼り方を
して、格を違えたそうです。
で、この欄間のぽっち。
なんだかすごく気になって、お父ちゃんと尋ねましたところ、
両方を同時に引っ張ると開く、カギだそうです。
多くのお客様が、「トイレは水洗なのね!」と
がっかりした様子で声を上げました。
確かに本物はその横の、漆塗りのおまるです。
引出しを開けて、
陛下の健康チェックがされていたそうです。
今の皇太子殿下が小さい時に、お越しになる際に
水洗便所にしたそうです。
もうひとつ、「お風呂に湯船がないわ!」と言う声。
昔の殿様と一緒で、なにかあったらすぐに動ける
ようにか、人目に肌を出さないようにか、薄衣をまとって
かけ湯のみだったそうです。
それで、玄関の外に湯沸かし所というところがあるのですが、
そこで沸かされた湯を、廊下の下の秘密の通路から
運んできて、かけたそうです。
私達が展覧会をさせていただいたスペースは、
御所から移築した御殿です。
もとあった、貴族の別荘につなげたのですが、
そのつなぎから1段上がっています。
そこから皇族の方のスペースだということでした。
だから、1段下がると、侍従のスペースなわけです。
私と、井田さんが展示していた女官室。
お客様が、ニヤニヤ笑って、
「”にょかん”だって、、、」
と言うと、後ろの人たちも二ヤ〜っといやらしい笑いを
浮かべます。
「大奥だな」
と、ぼそりと言う人も、、、
大奥って、将軍の話でないかい??
隣の女儒室
ここでも、多くのおっさん(いや、失敬)が同じような
いやらしい笑いを浮かべて、
「にょじゅしつ、、、ムフフ、、、」
と、笑うのです。
え??何で???
何がそんなにおかしいの??
このたった漢字3文字に、
一体どんな淫らな想像を
掻き立てられているのか??
わからん、、、
まあ、そんな方々は1割くらいで、5割ほどの方は
ガラス展とは知らずに連れてこられたようでも、
熱心に見てくださいました。
井田さんの小物
すごく欲しがるおじいさんがいらっしゃって、
工房の連絡先をお教えしました。
最後に
「ついでに、あなたの住所も書いといて」
と、おっしゃってましたがー(笑)
私の展示したビリヤード場
この部屋の本当の名前は「御玉突き所」
この札を見て、またニヤニヤ笑ったり、
大声で連呼したりするおじさん、おばさん方。
ハイハイ、、、と思っていたら、、、
若いお姉さん方まで、
「ヤーネェ〜 おん”たま”つきしょだってぇ〜〜」
と、キャピキャピ騒いだので、ビックリしました。
16時近くになると、だんだんとお客様も少なくなり、
御殿が静寂に包まれていきます。
窓の向こうの海に、夕陽が輝いていました。
美しい空気の色だな〜と思いました。
この日、3人で近所の讃岐うどん店に行って、おいしい
うどんを安く食べて、写真も撮ってきたのですが、
事故直後に、全てもどして大変辛かったのが
トラウマになって今は食べられません。
残念です。
さて、多くのブロガーさんもお越しいただいた、
この「西伊豆ガラス作家展」も、残すところ
あと5日です。
27日の当番に行けるかどうか、わかりませんが
最終日の搬出には向かいます。
この日は、15時半から撤収が始まるので、
お早めにお出かけくださいね。
近くの沼津港でおいしい魚を食べて、その後に
組み込まれているようで、とにかくひっきりなしに
団体さんがいらっしゃいました。
お客様は、何の催しものかわからずに、私達の
作品を目にします。
したがって、
立っている私たちに、館内の説明を求めます。
あまりに説明を求められるので、お父ちゃんと私は
パンフレットを隅々まで読み、職員の方に、いろいろを
聞いて回って、知識を深めました。(笑)
この、歪みの入ったガラス。
説明をサラっと聞き流すと、まるでアンティークの
ドイツ製のガラスに聞こえますが、よく説明を聞くと、
これが平成6年の修復の時に、オーダーしたものだと
わかります。
大正天皇が使っていたころのガラスは、奥の
白いパテが塗り込められているガラスです。
日本の板ガラスだそうですよ。
お父ちゃんの作品を並べた廊下は、皇族方が歩く
場所で、その一つ窓側に、侍従達が歩く廊下があります。
皇族方が歩く畳は、目が倍多くて、しっかりしている
そうで、頭上のランプも、直撃しないように、センターには
吊るされていません。
こはるさんと、畳の目をしげしげと眺めたのですが
違いはわかりませんでした、、、
障子も、煉瓦貼りと言って、わざわざ難しい貼り方を
して、格を違えたそうです。
で、この欄間のぽっち。
なんだかすごく気になって、お父ちゃんと尋ねましたところ、
両方を同時に引っ張ると開く、カギだそうです。
多くのお客様が、「トイレは水洗なのね!」と
がっかりした様子で声を上げました。
確かに本物はその横の、漆塗りのおまるです。
引出しを開けて、
陛下の健康チェックがされていたそうです。
今の皇太子殿下が小さい時に、お越しになる際に
水洗便所にしたそうです。
もうひとつ、「お風呂に湯船がないわ!」と言う声。
昔の殿様と一緒で、なにかあったらすぐに動ける
ようにか、人目に肌を出さないようにか、薄衣をまとって
かけ湯のみだったそうです。
それで、玄関の外に湯沸かし所というところがあるのですが、
そこで沸かされた湯を、廊下の下の秘密の通路から
運んできて、かけたそうです。
私達が展覧会をさせていただいたスペースは、
御所から移築した御殿です。
もとあった、貴族の別荘につなげたのですが、
そのつなぎから1段上がっています。
そこから皇族の方のスペースだということでした。
だから、1段下がると、侍従のスペースなわけです。
私と、井田さんが展示していた女官室。
お客様が、ニヤニヤ笑って、
「”にょかん”だって、、、」
と言うと、後ろの人たちも二ヤ〜っといやらしい笑いを
浮かべます。
「大奥だな」
と、ぼそりと言う人も、、、
大奥って、将軍の話でないかい??
隣の女儒室
ここでも、多くのおっさん(いや、失敬)が同じような
いやらしい笑いを浮かべて、
「にょじゅしつ、、、ムフフ、、、」
と、笑うのです。
え??何で???
何がそんなにおかしいの??
このたった漢字3文字に、
一体どんな淫らな想像を
掻き立てられているのか??
わからん、、、
まあ、そんな方々は1割くらいで、5割ほどの方は
ガラス展とは知らずに連れてこられたようでも、
熱心に見てくださいました。
井田さんの小物
すごく欲しがるおじいさんがいらっしゃって、
工房の連絡先をお教えしました。
最後に
「ついでに、あなたの住所も書いといて」
と、おっしゃってましたがー(笑)
私の展示したビリヤード場
この部屋の本当の名前は「御玉突き所」
この札を見て、またニヤニヤ笑ったり、
大声で連呼したりするおじさん、おばさん方。
ハイハイ、、、と思っていたら、、、
若いお姉さん方まで、
「ヤーネェ〜 おん”たま”つきしょだってぇ〜〜」
と、キャピキャピ騒いだので、ビックリしました。
16時近くになると、だんだんとお客様も少なくなり、
御殿が静寂に包まれていきます。
窓の向こうの海に、夕陽が輝いていました。
美しい空気の色だな〜と思いました。
この日、3人で近所の讃岐うどん店に行って、おいしい
うどんを安く食べて、写真も撮ってきたのですが、
事故直後に、全てもどして大変辛かったのが
トラウマになって今は食べられません。
残念です。
さて、多くのブロガーさんもお越しいただいた、
この「西伊豆ガラス作家展」も、残すところ
あと5日です。
27日の当番に行けるかどうか、わかりませんが
最終日の搬出には向かいます。
この日は、15時半から撤収が始まるので、
お早めにお出かけくださいね。