先月も、赤ちゃんのお位牌のご注文がありました。

何度もご覧になっていらっしゃるかたは、

（またか、、、）

と、辛い話なのでご覧になりたがらないかもしれませんが、
私は多くの人に見てもらって、同じようにお子さんを亡くした、
ママたちに、がんばれ！！って、エールを送りたいのです。

赤ちゃんを亡くしたことは、あまり他人には話さないことだと思います。
だから、みんな心に悲しみを秘めて、いつもの生活をしているのだと思います。

そんなママやパパが、他にも同じように辛い思いをしている人がいるんだと、このような記事で思ってもらえたらいいなと思っています。

そして、ちゃんと彼らが存在したということ、残しておきたいなと
思うのです。




この天使ちゃんは、突然５か月で亡くなった男の子のものです。

今もママは、上のお子さんを寝かしてつけてから、思い出して
涙し、朝はつらくて起きられないという日々を送っていらっしゃる
そうです。

一番可愛い時期に亡くしてしまうのは、本当に残酷です。

お兄ちゃんとニッコリ笑う、天使ちゃんの写真を
送ってくださいました。

天国でも、ニッコリ笑っていてくれると信じています。




こちらの天使ちゃんは、誕生死だった女の子のものです。

９か月今か今かと心待ちにしていた赤ちゃんの、
元気な産声を聞けなかったママの辛さも、いかばかりかと
心がギュッとなります。

小さな黒塗りのお位牌ではなく、なにかないだろうかと
探していたところ、私のお位牌を見つけてくださったそうです。




一緒に、香炉もご注文くださいました。

お位牌に合うデザインであればお任せしますと言ってくださいました。


メールでもお電話でのお問い合わせの時でも、思わず泣いて
しまうことが多いです。

お坊さんでも何でもない私が、勝手に作っているお位牌で
果たしていいのだろうかと、自分に問いながら制作しています。

実は、私の方がママたちから、たくさんの勇気をもらいます。

ありがたいお仕事、いただいていると心から思います。


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