『灯台もと暮らし 』西伊豆ガラス工房FARO徒然日記

2008年04月



ねえママ、

今日は、おばあちゃんが『家庭訪問だ〜!!』って
言いながら大掃除していたよ。

あんな散かった家、ちょっとの時間できれいになるものかなぁ、、、??





うちみたいに、家政雇えばいいのよ〜

掃除も食事も、良くやってくれるわ〜




今年の初め、赤ちゃんのお位牌をご注文くださったご夫婦が、
今日は横浜からお越しになりました。

天使ちゃんの卵を作ってお送りした後、別に
お地蔵様を作って欲しいとご注文されていたのです。

ずっとお休みが取れなかったようで、やっと昨日お迎えに来てくださいました。

ちなみに、このお地蔵様は、突然21歳の若さで亡くなった息子さんの為に
法事でお友達に渡したいというお母様からの依頼で作ったのがきっかけです。

こちらをご覧ください

今回のお地蔵様は、もちろん、このご夫婦の為に新たに作って、
顔やデザインもご希望通りに作った、たったひとつのお地蔵様です。

高さは8センチほど、手のひらにちょこんと乗るくらいです。

とても、素敵なご夫婦でした。
瞳の奥には、やはり深い悲しみが見えます。

だからこそ、何て声をかけていいかわからず、
当たり障りの無い会話で終わってしまいました。

でも、ご主人が奥様をしっかり支えていらっしゃるのが
見て取れました。

これなら、大丈夫だなと感じました。

お帰りの際に、ご丁寧にお菓子を頂きました。

何度も何度もお礼を述べられて、こちらが恐縮するくらいです。

私こそ、いいお仕事させていただけたと、気持ちがいっぱいになりました。




以前も書いたのですが、毎月のようにお子さんを亡くされた方から
メールが届きます。

妊娠、出産って、簡単なことじゃない。
とっても奇跡的なことだと、改めて思います。

このご夫婦のように、がんばって前を向いて歩き始めるきっかけに
私のガラスがすこしでも役に立てばと思います。

悲しんでいるすべての人たちが、苦しみから解放されて

これからは、ずっと幸せな毎日が続きますよう。



かも風鈴新作お披露目会
設営準備中

黄金崎クリスタルパークさんで、明日から開催です。

メンバーも慣れたもので、わりと手早く仕事が進みます。


そうそう、かも風鈴って、何ぞ??と言う方は、

こちらをご覧くださいね。

役場観光課の方も、一生懸命がんばってくれます。




毎年、飾り方を変えて、楽しんでいます。

見せるってこと、とっても難しいんです、、、




4時間face07の格闘の末、完成〜

こちらは、イーラユーザー、西伊豆のkiyoちゃん発案の

風鈴デザインコンテストの入選作品の展示コーナー

本当にデザイン画そっくりに、私を含む3件の工房が、

腕によりをかけて製作したものです。




特に、ゴリラグラスガレージの生島さんの作る風鈴は、

本当にそっくりに作るので、みんないつも驚きます。

私にはできません、、、




これなんか、イセエビ風鈴ですよ!イセエビ、、、

脱帽です。

これら、入選作品はその発案者に無料で贈られます。

最優秀賞や優秀賞、ふるさと賞、工房賞と、賞がいくつかありますが、
それぞれに豪華な景品があるんですよ。

デザインコンテストの応募については、また明日記事にしますね。



屋台にも飾り付けます。

7月には、これらの屋台を引いて、売りに出かけます。




入り口は、こんなカンジ。

後はお客様を待つだけ〜

もちろん、ショップの方で風鈴がよりどりみどりでお求めになれます。

音色もすべて違いますので、たくさん聞いてから、決めてくださいね。


biroちゃん、kiyoちゃん、tata38さん、夕焼け王子、

その他読み逃げの実行委員会のみなさん、

お疲れ様でした〜



ただいま、岐阜から戻りました〜train 01

疲れました、、、4時間かかります。face07

岐阜駅のACTIVE Gの3階にある、『うららか』さん

いつもは、手ごろな日常使いの器を専門に扱っていらっしゃるお店です。

今回、お店の半分を私達の為に空けてくださいました。



これは、生島賢さんの七味いれ。

すぐに、隣の皮の工房の作家の方が、お買い上げ。




これは、お父ちゃんの一輪挿しと、私のきのこちゃん。




これは、クリスタルパークにお勤めの
稗田優子さんのロボットシリーズ

いろいろなポーズや、デザインで本当に良くできています。

このロボ君
大きさは5センチくらい。とってもかわいいので、

お客様の目を引きます。




これは、私の作品達。

イチゴのポットや、なると皿、天使のシリーズです。




ここは、生島さんご夫婦の作品達。




これも、私の作品。

上の段はみんな蓋もの。

下段は定番の食器類です。




これらは、お父ちゃんの作品群。

透明なガラスの美しさを、生かした作品です。




今回お父ちゃんは、新作の蓋ものを出品しました。

重箱のようですが、とっても美しい出来で、お客様も、

作家の皆もきれいだと驚いてくれました。

たった一人で、これらを作ります。

私がへたに手伝うと、かえって気にいらないそうです、、、




他の作家の方のアクセサリーも、おばさま方に人気でした。

どれだけ売れるかわかりませんが、

とっても見ごたえのある展覧会になりました。

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