先ほどの記事からの続き、、、

手前は、生島 賢さんの大きなカップ。

奥は、私のセットの蓋もの。




これは以前にも紹介した、私の「虹」という作品。

最後の雨のしずくが落ちてきて、パシャッとはじけて、
虹がかかるというイメージで作りました。




奥は、井田さんの雲の蓋ものと、葉っぱのグラス、大きなカップです。

井田さんは、植物などの模様をよくモチーフにして、
金や銀箔を使って、ゴージャスicon12に仕上げます。




これも以前紹介しましたが、「雨」という私の作品。

雲から雨が降り出して、くぼみにたまっていくというイメージです。

中を覗いてもらうと、水がたまったように色を濃くしてあり、
泡も入っています。




これらは、鹿住さんのパート・ド・ヴェールのレリーフ。

女性のちょっとしたしぐさを、色のないガラスで表現しています。




お父ちゃんも、色を使わないで、素材の美しさを表現しています。

手前の大皿と、その奥の鉢はアイヌ紋を彫刻してあります。




これは岐阜の展覧会の時に紹介した「コンル」という蓋もの。

コンルとは、アイヌの言葉で「氷」という意味だそうです。

蓋の縁を食い切りでぐるっとくっていって、磨いてあります。
ガラスが割れている表情も、美しいと思うお父ちゃんです。




蓋をあけると、氷のようにカットを入れてあります。

本当に、冷たい、でも手で削ったり磨いたりしているので、
温かさも出ている器だと思います。


結局、売れたのは、稗田さんの小さなロボット君だけでしたが、
当初、売るものでなく「見ていただく」という展覧会を目指して
構成したので、銀座のど真ん中で、いろいろな方に見ていただけて
また、西伊豆町を知っていただけて、良かったと思っています。



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