昨年10月にメールで、夕陽グラスのサイズ変更を依頼されていました。

「最愛の妻をガンで失いました。

霊前に供えるグラスを探していたところ、
妻の好きそうな色のグラスを見つけました。
しかし、霊前には大きすぎるので、一回り
小さく作っていただけないでしょうか。」

と、メールに書かれていました。


「妻はカトリック、私は神道で
両方とも故人にはお供えはしません。

でも私なりに出来ることがあればと思い
毎日のお供えを欠かさずやっております。

本当は生きている時にあれもこれも
もっと色んなことをしてあげたかった。
そう思う毎日で、、、

たぶん残りの人生ずっとそうなのでしょう。
でも、やれることはやってあげたいのです。」


愛する家族を失った時、思うことは皆同じですね。
ああしてあげれば、こうしてあげたらよかったと
後悔ばかりです。

毎日そんな風に、ご自分を責めていらっしゃると
思うと切ないです。


1月に再開後、ガラスの状態が良くなるまで待って、
いよいよ着手したのですが、一回り小さいサイズだと
高さが8センチほどになり、まだ大きい気がします。

もう一度トライして、7センチの高さにしました。





これならいいかなと、メールでお知らせして、
了解いただき、長崎五島列島へお送りいたしました。


一昨日、届いたとメールで知らせてくださいました。
サイズもぴったりで、可愛らしく気に入られたと、、、

毎日、天国の奥様へ愛を届けるグラスになりました。