グリーンを溶かし終え、ルツボから掻い出したあと、
今度はブルーを作ることにしました。

以前、主人が酸化コバルトでブルーを作りましたが、
私は今回、酸化銅でトルコブルーを作りました。

坩堝に対し、100グラム入れてみました。




綺麗なブルーで、疲れているはずの私のテンションは
大盛り上がり。

また、いろいろ吹いて楽しみました。





もうすぐ、長岡のあやめ射会なので、いつも提供させてもらっている
景品を、ブルーグラスにしようと、稽古の時に皆さんに写真を見せたのです。

http://fglass.i-ra.jp/e782212.html

トンボのぐい飲みを出した年、お酒を飲めない方から
「ぐい飲みじゃなくて、グラスが良いなー」
って、言われたのを思い出して。

すると、先生やお姉さま方が、小さいグラスではなく、
右側の大ぶりのグラスが素敵だと声を揃えておっしゃるのです。

たくさん飲むから、、、って。

「ゴキちゃん、これ、三島プラザの展示で売らない?
きっと、売れるわよ!大きいほうが!」

って、お姉さま方。

私、大きいグラスって好きじゃないんです。
バランスがすごく難しい。
うっかりすると、どんくさくて、100均みたいに見えちゃう。

翌日、皆さんの声にお応えしようかと吹いてみたのですが、
モチベーション下がってしまって、、、

そうです。
今回の色ガラスは、わたしが好きなものを、好きなように
型もコンパスも使わずフリーハンドで作るのが楽しいのです。

誰かに言われて作ったら、「仕事」になっちゃう。
今は、「遊び」の時間。
売れるものを作る時間じゃないんだった!

そこに気づいて、すぐに作るのを止めました。

当然、小さい方のグラスを吹きました。





楽しかった。(≧∇≦)

最後に大皿吹いて、、、




どんどん楽しくなっていたけど、身体が悲鳴をあげるほど
酷暑の中での連日のハードワークで、ボロボロだった私は
とうとう諦めて全部掻い出しました



バイトから戻った主人に、窯の火を消してもらいました。



1月15日から吹き始めて、実に半年!(@_@)
坩堝の耐用月数は、3ヶ月程度と言われているのに、
その倍も使っていました。

よく、割れずにいてくれたと、心から感謝しました。

半年の間に、悲しいことが幾つかありました。

烏骨鶏が来て、お別れがすぐに来て、、、
直後にヤギーずとも別れなくてはなりませんでした。

一方で、子供たちが2人とも進学し、私たちの稼ぎで長男を
高校へ行かせることができたという喜びを経験しました。

チャリティーセールも成功し、多くの方が
FAROを気にしてくださっていることを知りました。

私は、本当に必死に仕事しましたよ。
ガラスもたくさん売りました。

ほんと頑張ったよね?わたし。




しばらくお休みして、坩堝を交換します。

再開は夏ということしか、決まっていません。
9月はまた休業します。
そのまま年末まで休んでしまうかも?

よろしくお願いいたします。