『灯台もと暮らし 』西伊豆ガラス工房FARO徒然日記

タグ:氷コップ

この間、私の夕陽氷コップが、
大正昭和期の
アンティークとしてオークションに出品された
って
ここに書きました。

http://faroglass.blog.jp/archives/1466793.html

みなさん、その後が気になってますよね?
私も気になってます。(≧∇≦)

けど、詐欺師はあれから来ません。
予想はついてます。彼は私のブログを読んでるはず。
それを知ってて、記事をわざと書いたんです。
だから、もうこないでしょう。


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詐欺師はあの日、私から2客の氷コップを買っていったのです。

んで、気になって再度検索かけたんです。

そしたら、今度は、、、


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「西伊豆 ガラス作家 手作り 3色 氷コップ」

というタイトルで、オークションに出品された
痕跡を発見しました!(≧∇≦)

びびったんでしょうね〜
今度はちゃんと、現代作家として出品されてました!(≧∇≦)

詐欺師も巧妙で、すぐに画像を消すんです。
だから、どこで出品したのか?
そのあとがわかりません。

今度は幾らで売れたかが気になりますが、、、


詐欺師のページには、相変わらず、ただの白いガラス
ブラックライトを当てて紫色にして、

「ウランか?

と、ほのめかして騙す手口が見受けられます。

スポーツ新聞の見出しか!?(; ̄O ̄)

ウランガラスにブラックライト当てて、、、って、
ブラックライト当たったら、白いものならなんでも。
自分の白い服とか笑った歯、白目までもみんな紫色に変わります。

早速周りの作家さん達にも、注意警告しておきました。
ヤレヤレ、、、( ̄(工) ̄)


さて、そんな私にネットで夕陽グラスの注文が入りました。

IT関連の会社の社長さんが、創立10周年の記念にと、
4客お求めくださいました。


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それで、記念のメッセージと、それぞれの名前を
彫ってほしい、、、
というご依頼でした。


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かなり長いメッセージで、無料サービスにしては
足が出た感がありましたが、頑張って彫りました。

ご注文の際

「※ヤフオクの検索で落札後の画像を見つけて
欲しくなりました。
詐欺師のブログは
大変楽しく拝見させていただきました(笑)」

と、書かれていて、ふきだしました。

おお!
これって、詐欺師のお陰?(≧∇≦)

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会社の代表の方でしたが、会社のイメージカラー?が
この3色なんだそうで、ピッタリだったよう。

記念品に選んでいただけて、光栄でした。

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夕陽と宵の氷コップ、、、
5年くらい前から作ってるんですけどね、、、

1週間前に突然、年配の男性がやって来て、尋ねた。

『器の縁が、赤くヒラヒラしていて、足があって、、、
そういうもの、作ってない?』


「ああ!氷コップでしょ?」

そう言ったら、目の色が変わった。

趣味でアンティークを収集していて飽きたらオークション
売ってるそう。
氷コップも、いろいろ持ってる、、、とおっしゃる。

(古美術商なの?)

こういうのならできるけど、、、とお見せしたのが
夕陽と宵の氷コップ。

『玉脚は、安っぽくて売れないんだよな〜』

と、失礼なことを言いながらも、夕陽の方を買ってくれた。

そして、自分が作って欲しい
氷コップが
あるから、頼めないだろうかとおっしゃる。

こうなってて、こういう色が高値なんだと、いろいろおっしゃる。

何度か練習したり、面倒なことになるから、安くは出来ないと
言っても、「どうしても!」とおっしゃる。

「アンティークの本物を買えば良いじゃないですか?」

と言ったら、『高くて手が出ない』と。

『できたら本物ソックリに気泡が入っている方がいい』とも。

「ふーん、、、でも私が作ったものを、アンティークだ
なんて言ってオークションで売ったり
しないでしょうね?」


ヴェネツィアで修行中、作ったワイングラスが貯まって、
こっそり割って捨ててたのをマエストロに見つかって、
要らないなら売りなさいと、出入り業者に売ってくれたんだけど、
その店に行ったら、アンティークとして売られていて
ビックリした経験がある私、、、( ̄(工) ̄)


『そ、そんなことしない!しない!
サインとか、箱書きも頼むから、、、』


と、断言されるので、おじさんが言う、赤い縁で乳白の縦の
ラインがたくさん入って、脚が広がる氷コップを承った。

が、なかなか希望通り、ガラスに泡が立つ日がなくて、作れない。

おととい、再びおじさんがやって来て、『進捗状況は?』と。

「まだ数日経ったばかりで作ってないですよ。」

あれこれ話をしたんだけど、ウランガラスのブラックライトの
話になったら、おじさんが思い出したように、

『面白いのはさ、普通の乳白のグラスにブラックライト
当てると青くなるんだよね?
それを写真撮って、"不思議な色になります"って
書いたらさ、売れるんだよね〜これが!』


と、面白がってしゃべっていた。

『オレは、ニセモノ売る時は"浪漫ガラス"って書いて
売るの。そしたら、文句ないでしょ?』


「それってでも、カテゴリー分けで【アンティーク】
にしてあったら詐欺じゃないの?」


って聞いたんだけど、キョトンとしていた。

『それでさ〜あんまり先生が高い値段言われると、
こっちにメリット
が無いんだよねー。』


私は、真っ当で適正なオーダーメイドの価格を伝えたまでだ。

(何で、自分への対価削ってまでおじさんのメリット
考えないとならんのよ?

ところで、メリットって何?端から売るってこと前提?
ニセモノ売るって?

怪しい、、、(; ̄ェ ̄))


今、思い立って検索かけてみた。
キーワードはもちろん!

"浪漫ガラス"と"氷コップ"

すぐHit!と、画像を見たその瞬間ギョッとした。

http://page16.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/u72908441

出品されていたのは、おじさんが1週間前に買って行った、
私の夕陽の氷コップであり、すでに落札されていた!!(◎_◎;)

しかも、タイトルは

●大正 昭和 赤青黄 3色氷コップ かき氷 気泡あり●

詐欺だよね?これって、詐欺だよね?

新品なのに「中古」って書いてあるし、アンティーク特有の
泡が入ってることまで強調されてる。

泡は、海をイメージして、私が
意図的に入れてるんですけどー


ガッペムカつく!o(`ω´ )o

と、しばらく怒っていたんだけど、あることに気づいて笑った!
おじさんが買った値段より安い〜(≧∇≦)
そして、私のサインまでご丁寧に写真に写ってる。

「それって、有る意味この落札者は
買い物上手だね!」


と主人。(笑)

そうね、「五木田淳子作品」が、
卸値以下で買えたんだもんね!


ということで、おじさんオーダーの氷コップは絶対作るまいと思ったのです。
きっと、私の氷コップがすぐに売れたので、慌てて来たのでしょう。

今度来たら、「この詐欺師!」って言ってやるんだ!



*このおはなしには、更に続きがあります。

http://faroglass.blog.jp/archives/1466762.html






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