『灯台もと暮らし 』西伊豆ガラス工房FARO徒然日記

タグ:愛を継ぐ装置

浜名湖アートクラフトフェア、前日搬入を終え、忘れてきた折りたたみテーブルをホムセンで購入して、ホテルへ。

まず着手したのは、「愛を継ぐ装置」で使う袋作り。

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作品の趣旨が書いてあるから、これが大事。

昨年は100円だったせいで、子どもたちが自分で買える!と行列になり、あっという間に無くなったので、今年は倍の200円に決めたのに、趣旨は100円で印刷してきちゃった、、、


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まずは、1を2に書き換え( ̄▽ ̄;) 
んで、糊付け。

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そこからヒーヒー、言葉とシリアルナンバーを彫刻しました、250個。(@_@;) 

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それから、エコグラスナゲットを計って袋詰め。

夜中の1時までは覚えてたけど、気づいたら朝だった。( ̄▽ ̄;)

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 200円設定が若干不安でしたが、これだけ手間かけて200円は安いよなと提示したら、全く抵抗感なく受け入れられ、言葉達は1日で100個近く旅立ちました。

#愛を継ぐ装置
#mgfaro
#エコグラスナゲット
#夜なべ
#浜名湖アートクラフトフェア

昨日は、今月最後の「愛を継ぐ装置」の体験イベント開催日でした。

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先週は、誰も体験されなかったので、今回もそうかなーと思っていたのですが、予想に反して15名のお客様に、愛を届けることができました。

会期終了の5月まであと5回かな?

ビー玉が少なくなったので、また補充します。(^-^)


今日は、黄金崎クリスタルパークさんでの
今年最初の「愛を継ぐ装置」稼働体験の日。

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いつも遅刻ギリギリなので、

今日は絶対早めに行くぞ!

と、5分前に。(笑)


ちなみにこの時計、直径1mあるんですが、
周りに何十個もガラスを配して、
海に沈む夕陽をイメージして、
私と主人で制作した巨大な作品です。

それはそれは、大変な作業でした、、、
でも、いい思い出です。(^-^)

今日は、21個の言葉のガラス玉が、
旅立っていきました。

今日も、出てきたメッセージに

「当たってる!」

と、ビックリされた方がチラホラ。
不思議ですね。



25日は、今年最後の「愛を継ぐ装置」の稼働体験でした。

ものすごい強風のクリスマス、、、(@_@;)
お客様はあまりみえませんでした。

「今日は少なくてすみませんでした」
と学芸員さんが謝られて、

「でもね、私もう、
愛を継ぎました
よ!」

と教えてくれました。

彼女はこの間、自分が欲しかったメッセージ
"わたしは弱い時こそ強い"

を引き当てて大喜びしたのですが、それはお友達への
プレゼントだったそうです。

友達に、淳子さんのコンセプトを伝えたら、
ウルッと来てましたよ。

と教えてくれました。

嬉しかったです。


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写真は、先月の体験の時のもの。

この日は27名の方に言葉をお届けできました。

女性グループが多く、皆さんで楽しそうに、
お互いのビー玉のメッセージを覗いていました。

ついには、装置に向かって柏手を打ち、
好きな色が出ますように、、、

とされる方も現れビックリ(@_@;)

また、出てきたビー玉を見て

「お座布団作って、玄関に飾ったら素敵ねー」

とみなさんで話し合っていらっしゃるので、

あのーモシモシ?
これはどんどん手放していってほしいんですけど、、、

と、趣旨をもう一度説明したり、、、(笑)

今日の方は"いたいのいたいの飛んでいけ"が出たので、
コンセプトを説明していたら、

「じゃあ、(痛いところに)効く のね?」


と真顔で仰ったので「ヾノ・ω・`)イヤイヤイヤ」
即否定した私です。

効くとは思わないけど、そうなるようにという
想いを形にしたんです。

赤ちゃんやペットの手形やお位牌もそう。

ガン闘病の友達の病室を明るくする何かを、、、
というご要望にお応えしてできあがった"虹の風鈴"も

毎日点滴や注射をしなくてはならない、知人の小さなお子さんへ、
なにかできないかと考えて生まれたのが、
"石文ーいたいのいたいのとんでいけ"でした。

心臓病と戦う友達にというご要望で生まれたのは
今はもう作っていない"ほほえみかえる"君。

その他、いろんな想いを形にしてきました。

ここ数年でわかってきたのです。
私は、"愛を形にする"のが仕事なのだと、、、


その決意が、この「愛を継ぐ装置」なんです。








黄金崎クリスタルパークさんで開催中の"西伊豆ガラス作家展"

私の出品作品のひとつ「愛を継ぐ装置」は、私が好きな言葉を彫ったガラス玉が、ガムボールマシーンのように落ちてくる仕掛けです。

多くの方に言葉を贈るため、美術館さんにお願いして、体験できる日を作ってもらっています。

初回は、11月20日でした。

「あまり(入館数を)期待しないでくださいね」

と、学芸員の方にあらかじめ念を押されていました。

確かに、開館時間1時間後の約束の10時に行って、ようやくお客様が見えたという連絡があったくらいです。


実は浜名湖クラフトフェアで、1日稼働させたことがあり、何個かに1回はガラス玉が噛んで出てこなかった経験から、私は"魔法の杖"を制作して行きました。(笑)

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出なかった場合、この杖でつつくわけです。( ̄▽ ̄;)


私が暇だと申し訳ないと心配されていましたが、奇跡的にこの日この時間に下田からの団体があり、その中の数名の方が体験してくださいました。

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出てきた言葉に喜んでくださって、

「私にぴったりの言葉!」と喜ぶ声。

「"だいすき"って、主人にあげるのは恥ずかしい」とおっしゃる方には、お孫さんに差し上げたら?と提案すると、「それは良いわ!」と、、、(笑)

みなさんの笑顔が、私も嬉しかったです。


他の作家さんたちの作品も解説したりして、みなさん熱心にご覧頂きました。

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実はスタッフの皆さんも楽しみにされていたようで、100円握りしめて次々いらっしゃいました。(笑)

そんな中、あるスタッフの方が回して出てきたメッセージを読んで、ちょっと呻くような声をあげました。

「これ、、、
Mさんの奥さんにあげたいと思って回したの、、、」

見ると、"私は弱い時こそ強い"というメッセージ。

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私の一つ年下のMさんは、その数日前に奥様とまだ小中学生の息子さんたちを残して亡くなったばかりでした。

出てくるメッセージに、ちょっと不思議さを感じながら、気づいたらあっという間に1時間経っていました。


帰りがけ、受付のスタッフの方が私を呼び止めました。

この体験イベントが行われる前、3人くらいの女性グループが、この装置に釘付けだったと。

他の作品を見て回っても、やっぱり装置に戻ってきて、ずっと覗き込んでメッセージを読んでいたそうです。

今度体験できるんですよ、と伝えると、奈良から来たから、そうそう来ることができないと残念そうにおっしゃったそうです。

写真を撮ってもいいかと聞かれたので、お断りしたら、作品ではなく、私のコンセプトを書いたキャプションを、ノートに写し始めたそうで、それだったら、、、と撮影を許可したそうです。
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そうして帰り際、

「心が弱っている時に、こんな言葉をもらったらどんなに救われるかと感激した。
そのことを作家さんにくれぐれも伝えて欲しい。」

とお帰りになったそうです。

私は、それを聞いているうちに涙が溢れてしまいました。

自分が作ったものが、見知らぬ誰かを幸せにしている。
私が作るものは、無駄ではない。

心の中で喜びと感謝の気持ちが一杯になりました。

自分が目指す方向に、真っ直ぐな光が見えた瞬間でした。




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