
先日大手出版社から、自社の通販サイトで扱う商品として、私の虹色の風鈴を会議に提案したいとメールが来たので、一昨日発送しました。
今頃、会議でたくさんの候補の中のひとつとしてテーブルに載っているでしょう。
作るのが大変難しくボツが多いので、数が多い注文や納期がタイトな注文は自分の首を締めます。
それで私の返信は少々ツンデレでしたが、担当の方は折れずに「送ってほしい」と返信をくださいました。
でも、いろいろこちらの事情を伝えてしまったので、リスク回避して多分採用にはならないと思います。

と同時に、生まれ故郷の浜松のお寺さんから、夏に境内に吊るしたいと10個注文が入ったので、主人をアシスタントにこき使って作りました。

13個作ったけど、

ピンクが狭すぎ
サイズが小さい
バリと呼ばれるドロっとしたオリがある
色にサビがついている
等々の理由で4個ボツです。

サビは、黒い点のようなものだったり、色ガラスに着くと反応してグレーの線になります。

バリは吹き進めると現れる引っかき傷のようなものだったり、ドロっとした状態で吹いても厚みがあって、日に透かすと螺旋状に見えます。
サビもバリも、私にはどうしようもないもので、作っている最中に気づくと
「おいーーーっっっ!」
と叫んで途中で捨てますし、翌日窯出しで気づいたら
「ナンナンダヨォォォーーーー」
と叫んでB品にします。
これが続くと本当にメンタルがやられるので辛いです。
坩堝が日々消耗してこの現象が起きるので、火入れをして1ヶ月経つ今頃から顕著になります。
綺麗にガラスが溶けたら最高なんですけど、うちの窯はなかなか難しいです。
今日もへこたれずに頑張って制作中です。
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