『灯台もと暮らし 』西伊豆ガラス工房FARO徒然日記

2016年09月

昨日は、次男のバスケットボール部の練習試合で送りついでに、ホームの舟寄神社で弓の稽古を。

いろいろ研究したいことがあって、、、
35射目、雨がポツポツそれらを意識して1本中てて、 弓具だけは荒てて車に避難。

濡れながら安土を整備してしたら、とうとう車から出られないほどの土砂降りと雷。(@_@;)


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けれど、予報はこのあと曇マーク。(ㅇㅁㅇ)!!!!!!!

さすが!10年以上一度だって雨天中止になったことがない『 夕映えの響き』

ところが、その後もまさかの止まない雨、、、

依頼されていたキャンドルナイトのセッティングのため、15時半にクリスタルビーチへ集合したのですが、 あと15分、 あともう少し、、、 と、 開催するか否かの決定が先延ばしに。

とうとう「17時まで検討。」と言われて、それでは、準備できないじゃん!と、お伺いを立てたら、 この状況で無理してもらっても、見てもらえる人が少ないだろうから、キャンドルナイトは中止で、、、 と。

昨日、必死に運び込んでおいた大量のガラスを、再び車にヒーヒー載せて帰宅しました。(;∀;)

17時、コンサートは開催します。
ただし、その時点で雨だったら中止です。

と、アナウンスが入っていたけど、私がミュージシャンだったら、楽器が湿気るだけでも嫌だって思うだろうなーって、、、

お客様も、結構待っていらっしゃったけど、知らずに遠くからお越しになって、中止だと言われたら辛いだろうなー。

たくさんのスタッフのみなさんが、雨の中交通整理や会場の設営で働いていらっしゃいました。

野外イベントは、天気任せで辛いですよね。(T_T)

きっと中止だろうと思い込んで、晩御飯の準備をしていたら、空が赤く染まっていました!(ㅇㅁㅇ)!!!!!!


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海の方では、コンサートできたんだろうか?
町内放送無いしな

って悶々としていましたが、世が更けてから、知人のFacebook で開催したことを知りました。

いや、すげーな、夕映えマジック!(@_@;)

浜名湖アートクラフトフェアのこともアップできないまま、
昨日の西伊豆キャンドルナイトを終え、
全身筋肉痛で、今日は注文を受けていた
ウミウシを作りました。


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そのキャンドルナイトの記事も
アップできないまま、実は明日も、
キャンドルナイト行います。(T_T)

夕映えの響きです。

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今年のコンサートは、岡本真夜さんと、オフコースの鈴木康博さんです。


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海に落ちる夕陽をバックに、歌手とかなりの至近距離で砂浜に座り、無料でコンサートを楽しめるという、西伊豆町の代表的な秋のイベントです。

この日は、台風が接近中だろうが、槍が降ろうが絶対に晴れてコンサートが開催できるという、ものすごいパワーのあるイベントです。

西伊豆町在住ガラス作家の会は、毎年キャンドルナイトでお客様の気持ちを盛り上げる賑やかしを行っております。

ということで、明日もヘロヘロでキャンドルホルダーのダンボールをはこびだし、みなさまをお迎えしております。

ぜひ、秋の西伊豆へお出かけください。\(^o^)/


'2016夕映えの響き

開催日:平成28年9月24日(土)
会 場:西伊豆町宇久須  クリスタルビーチ
  岡本真夜 /鈴木康博(元オフコース)コンサート(入場無料)
   16:00~馬ロックんパフォーマンス
        (西伊豆町非公認ゆるキャラ)
   16:15~夕陽に向かって叫べ大声コンテスト
※受付は当日会場にて15:15~先着15名様限定
   17:00~夕陽コンサート
   18:20~手筒花火
※小雨決行 雨天中止
※ペットのご入場はできません。
駐車場:
   第1駐車場(クリスタルビーチ)
 14:30から駐車できます。
   会場への入場は14:45からです。
      
   第2駐車場(黄金崎クリスタルパーク)
      ※シャトルバス有り(14:30から) 
   第3駐車場(黄金崎根合駐車場)

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雨は上がりましたが、風が酷いです、、、(╥_╥)

残念ですが、館内でLEDを使って、開催します。
キャンドルナイト開催時刻になりましたら、合わせて
地階の常設作品も無料でご覧いただけることになりました。

4人が、朝から飛び回って準備します。
紫苑さんの、美味しいパンとスイーツの販売と、西伊豆町在住ガラス作家の会からのフリードリンクコーナーもございます。

皆様、ぜひお越しください。

浜名湖、、、

40キロで走っていても、前が見えないほどの土砂降りの中、スピンした営業バンの事故渋滞にはまり。(´-ι_-`)


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ヘロヘロで帰宅。

途中で買って来たお惣菜で、飢えた男どもに晩御飯作りましたよ。


暑さと土砂降りとで、散々だったクラフトフェアの事は置いといて、、、(´-ι_-`)

さあ、明日は西伊豆キャンドルナイト2016

http://fglass.i-ra.jp/e975122.html


昨日は、使いかけのキャンドル500個をチェックし、新品のリフィルと交換する作業に追われました。
これは、毎年持ち回りの代表の仕事。

それから、今回初めてディスプレイに使う、フラッグガーランド作りました。

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私が発つ2日前に、どんなふうにするか、フラッグのサイズや素材が決まり、急いで注文して出発日に届いたので、

『 申し訳ないけど切っておいて!』

って、明ちゃんと未乃ちゃんに頼んでしまいました。

昨日取りに行って、仕上げました。

ふたりはノルマ以外に、もっと小さいバージョン作ってくれていました、、、
ありがとうございます(╥_╥)


この間の取材で、

『今回は、無料の豚汁サービスとか、無いんですね』

って言われたので、

今年から、キャンドルナイトに専念することにしたので、無くしたのです。
そもそも、自腹で豚汁振舞ってきたのに、足らないだの文句言われたこともあったし、提供する手間でキャンドルナイトの方が疎かになっていたので、見直しました。

って答えたら、

『え?ボランティアなんですか? 』

って驚かれました。

そうですよ!

このイベント、ボランティアで12年やってきてるんですよ。
キャンドルホルダーは、皆が12年かけて、自腹で500個ひとつひとつ制作して揃えてるんですよ。

って説明し直しちゃいました、、、

消耗品は出してもらってますけどね、そういうイベントなんですよ、、、


台風は消えたけど、お天気が心配です。
いや、風も、、、( ̄▽ ̄;)

こんなの準備したんだから、神様お願いしますよ!

ぜひ、夕陽が綺麗に落ちる景色と手作りのキャンドルナイト、見にいらしてください。


『 西伊豆キャンドルナイト2016』

2016年9月22日(木)秋分の日

17:00〜20:00

黄金崎クリスタルパークさん駐車場にて


毎年、静岡県の西伊豆町に住む、ガラス作家達がボランティアで行うイベントです。

キャンドルホルダーは、全て作家達のオリジナルガラス作品で、まさにガラスの展覧会です。

様々なガラスの技法を使って、500個以上の作品に灯りがともります。

雨天荒天時は、美術館地下展示室通路にてLEDライトを使って行います。

会場のクリスタルパークさんも、ショップ、レストランを夜間開館してくださいます。

身体に優しいパンやスイーツの販売もいたします。

ぜひおでかけください。

主催;西伊豆町在住ガラス作家の会
GGG 生島賢・生島明水
光箱 辻晋吾・井田未乃
FARO 五木田秀幸・五木田淳子

共催;西伊豆町
後援;静岡県


2016.9.17

夜中のうちに伊豆をたって、早朝浜名湖ガーデンパークに着いた。

急いでテント設営。
荷物を1人で運んで、セッティング。

今回かなり作品を持ち込み、本気で来てた私。

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西伊豆の観光パンフもてんこ盛り。

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応募しておくと、選考に通りやすい(浜名湖は書類選考があります)という噂を信じて毎年出してるクラフト大賞コンテスト。

今回は、飛行機雲の作品。

虹色のオーナメントも下げて、頑張ってセッティング。


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そこを覗くと、虹色が見える仕掛け。(^-^)


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とまあ、お天気も良く、ここまではよかったけど、あれ?あまり売れない、、、

めちゃくちゃ暑い。

暑いせい?

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お求めやすいB品もいっぱいあるのに「綺麗ねー」と、誰もが歓声をあげるだけで、売上にはならない。

とにかく暑い、、、

疲れてて、暑くて頑張ってるのに売れないって強烈にダメージくる。

そこへ、通りがかった若いご夫婦とヨチヨチ歩きの坊や。

「あーーー!飛行機雲だねー(≧∇≦*)」

と声が。

坊やは、小さい手をいっぱい伸ばし、飛行機雲のグラスを手に取ろうとする。

「この子、飛行機雲が大好きなんです。
欲しいの?これ。

これは、売り物ですか?」

残念ながら応募作品なので、会期中展示しておかなくてはならないのです。
それに、売るつもりなくて、値段も考えてなかったので、、、
と答えた。

「○○くん、これ買えないんだって」

と、ママが言った途端、まだお話できない坊やが火がついたように泣き出した。

わー!ごめんね。
来年来てくれたら、売れるようにして持ってくるね。
また来てね。

と、言ったら

「わかった、わかった。
また来年来て、買ってあげるよー」

と、仰け反って泣きじゃくる彼をすくい上げて抱っこして、パパとママが早足で去っていった。

彼の泣き声が、段々と小さくなる。
私はずっと見送ってた。

後ろで、一部始終を見ていた下の弟が

「あそこまで欲しがってくれるなんて、本当に嬉しいね。
これ、商品化した方がいいよ、きっと」

と、ぼそっと言った。
本当だね。

絶対来年は彼のグラス持ってこよう。

※追記
このお話には続きがありますよ。


その後も、さっぱり売れずに初日は終了。

翌日はとうとう雨。
浜名湖の雨はいつもの事だけど、輪をかけてお客様が入らない。

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私のテントは、1人で持てるようにブースよりも1mほど小さいもの。

そこに、濡れないようにガラスを押し込めるため、ガラスの輝きが全くアピールできない。

いつも2日間、応援に来てくれる私の家族。
総勢8人。

閑古鳥の鳴く小さなテントに入り切らず、一日中会場をさまよう羽目に。

晴れたり、時々土砂降りになったり、お客様は更に減り、いても目の前を通り過ぎていくだけ。

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最後に、上の弟が会社でお世話になった方に差し上げたいって、たくさん買ってくれて、なんだかありがたくて情けなくなった。

たくさん準備して、遠征費や出店料かけて、家族にも来てもらっててこのザマか、、、

それでも、初日の飛行機雲の坊やとの出会いが心に残る。

そして、作品のバリエーションや数、価格では無いことがすごくよくわかった。
戦略方法が、クリアに見えた。

今回は失敗だったけど、転んでもタダでは起きない。


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最後は雨が止んでくれた。

上の弟一家と、下の弟の子ども達、そして私の母が搬出を手伝ってくれた。

毎回、本当に感謝してます。


敗北感の中に光が見えた、そんな2日間だった。

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