『灯台もと暮らし 』西伊豆ガラス工房FARO徒然日記

2012年10月


私の趣味は弓道です。

初めて体験したのは20年前。
就職した能登島ガラス工房で、島のおじ様達に
習ったのがきっかけでしたが、1年ほどで辞めてしまいました。

いつか必ず、弓を引きたいと思っていたら、一昨年素晴らしい
先生に出会い、念願の稽古をつけていただくことになりました。


さて、弓道の道具と言えばもちろん弓、矢ですが、そのほかに
「ゆがけ」と呼ばれる、革製の手袋を使います。

そのゆがけには、「ぎり粉」と呼ばれる松脂の粉をつけます。

通常「ぎり粉入れ」に入れるのですが、弓具店に行っても、
欲しいものがなかったので、自分で作ってみることにしました。




ついでに、弦巻きに下げる『下げ革』と言われるバンドの
ようなものも、リネンで縫って作りました。
可愛いでしょう?




蓋はバーナーワークで作り、ボトル部分と砂ずりして
きっちり閉まるように仕上げてあります。




かなり面倒くさいので、お値段が付けられないし、
落としたら割れる可能性があるので、販売には
向かないでしょうね~


火を消す寸前まで制作していた、
西伊豆町お誕生記念品のガラスの手形

今日は、フォトフレームや台座に接着しています。

硬化後は、お名前や身長体重などのデータを彫りこんで、
西伊豆町の町木“ツバキ”と共に、
パパとママに贈られることになります。(^-^)

10月25日から12月19日まで、宮城県松島の

『藤田喬平ガラス美術館』

さんで、

『~夢の世界へご招待~
第14回 ガラスのクリスマス展』

が開催されます。

私もあれこれ作品を送らせていただきました。

先日、みなさんに笑顔を振りまいた”ミニミニスノーマン”たちは
こんなスカーフでおめかしして、旅立ちました。




『クリスマスの贈り物という作品で、何かほかに、、、』

ということでしたので、手作り作品販売サイトでも
好評だった”ダイヤ柄キャンドルホルダー”など
灯りも送りました。

それから『天使というキーワードでも、、、』との
ことでしたので、”天使の香水瓶”も、、、






冷たく冷ややかな印象のガラスが、温かみをも
表現できるっていうのは、なんだか不思議だとよく
言われますが、もともと1400度近い灼熱の
状態だったのですから、どちらの要素も持ち合わせて
いるんですよね!



『~夢の世界へご招待~
第14回 ガラスのクリスマス展』

藤田喬平ガラス美術館さん

〒981-0215 宮城県宮城郡松島町高城字浜1-4
TEL:022-353-3322  FAX:022-353-3330

開館時間
9:30~17:30 (最終入館 17:00)
定休日
9/4~9/5
入館料
一般・大学生 / 1,000円
小・中・高生 / 500円
団体割引 / 900円
※就学前のお子様は無料です


昨日の午前中は、西伊豆ガラス作家の会の会議。

今夜は、西伊豆元気製作所の会議。

今年の“かも風鈴デザインコンテスト”の審査会でした。

全国から1068点が集まりました。(@_@;)

その中から、20点ほどに絞るのは、至難の業です。

過去に選ばれた、似たようなデザインは選べないし、キャラクターも跳ねますから、結果かなり限られたデザインしか残らないことになります。


その中から2時間かけて、選んできました〜(≧ω≦)

来年早々に、デザインそのままにガラスの風鈴にして、夏の間クリスタルパークさんで展示後、ご本人にプレゼントされるんですよ!

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