
今日は、岐阜行きの疲れも残っていましたが、
イタリア語の授業を受けた後、長岡の弓道場に、
ドキドキしながら出掛けてみました。
この前の夢のような出逢いで、
2年越しの願いが叶いました。
弓道の先生を紹介していただいたあの日、、、
節電の影響で、練習できなくなった強い選手が棄権して、
到底出場できるはずのないうちの長男に
お鉢が回って来た試合でした。
遠い沼津まで、わざわざ仕事休んでガソリンと
駐車場の料金払っていく価値があるのかと、
内心思っていました。
だって、うちの長男とはとてもレベルが
違いすぎる選手が、しかも選抜で集まる試合なんですから、、、
勝てない以前に、長男にケガさせられないか
心配しなくてはいけない状態です。(T_T)
ましてや、負け続けることが、長男を
傷つけないとも限らない、、、
ということも、母として不安なんです。
そんなしぶしぶ出掛けた先に、
自分が求めていたものが転がっていたなんて!
震災が起こらなければ、
私はあの日あの場所にいなかったはずです。
出逢いは不可解です。
先生は隣町の土肥の方で、
それさえも不思議なご縁を感じます。
2年前のコンビニで、弓を載せた車に先生が
乗って来られたのを見て、
話しかけようかどうしようか悩んだこと。
今回偶然話しかけた方が、先生と引き合わせて下さったこと。
そんな思いを、ドキドキしながらやっとお話できました。
とても穏やかで優しい先生。
お月謝はおいくらですか?と尋ねたら、
『そんなものは、いただいておりませんのよ!』
オホホ!と笑われました。
団塊の世代の方が多かったですが、その中で私も
揉まれて人として成長できるような気がしています。
辛いことや悩み事があるとき、私にとって
心を穏やかにできるのは、弓道だと感じます。
だからこそ、一度ちらりと拝見しただけの先生のお顔を、
数年経っても私は覚えていたのだと思います。
ここ2、3年で、宇宙の中のすべての事柄は、
お互いに繋がっていると考えるようになりました。
私が先生に巡り合えたのも、何か意味があるのだと信じています。
神棚に礼をした時、それは確信に変わりました。
何事にも揺るがない、強い心を育てたいです。