『灯台もと暮らし 』西伊豆ガラス工房FARO徒然日記

2010年04月

ここ数日、気づいたら時ちゃんが柵の外へ逃げていて、
素知らぬふりしてあちこちをハミハミしているそうです。

昨日も夜に帰宅して、ドアを開けたらそこに
時ちゃんが立っていて、

「どちらへお出かけだったんですか??」

って顔で覗いていました。笑


そして今日も、、、


あんまりお父ちゃんが腹が立ったようで

「今日は、お前は外で寝なさい!」

って、庭に立たされている時ちゃんです。

 


そのむこ〜の方に、光る眼がチラホラ

鹿達みたいです。


庭のユスラウメも、ほとんど丸裸にされています。
今年の収穫は無理ですね。

ということで、今日は”番犬”替りの時ちゃんなのです。




毎日、展覧会に送る作品
ヒーヒー言って作っています。

そんなわけで、うっかりしていました。


畑のアスパラ
チェックしていませんでした!


気づいたら、、、




こんなに伸びていました!
30センチはあろうかというくらいに、、、

2株ありまして、こちらの株は、細めですが、
もう片方は、ぶっといアスパラが生えます。
生協で買ったのですが、やっと今年
食べられるくらいに育ちました!


慌てて、アイツに見つからないように、
収穫しました。






良い子にしてますが〜

何か〜〜〜?

この間の週末、吹きガラス体験の予約が入りました。


「ひとりで、何個も作ることは
可能でしょうか?」


聞くと、昨年息子さんが、FAROで体験してくださったそうで、
この春中学に入学した際に、お祝いをいただいた方へ
何をお返ししようか
とずっと悩んでいたそうです。

そこで、昨年のことを思い出し、息子さん作のグラスを
お返しにしたい
と思い付かれたそうです。

「横浜で探したんですが、見つからなくて、、、」と、
わざわざ西伊豆へお越しくださいました。


素晴らしいアイデアですね!

こうして、お客様に教えていただくことの方が
実は多いです。

息子さんも、5個目は本当に手なれた感じ
とっても上手に出来上がりました。




経営の苦しい我が工房なので、5個も体験
してくださったのにもかかわらず、何にも
割引できませんでした


代わりに、グラスの底へ、メッセージと日付
入れさせていただきました。

贈られた方も、きっと喜んでくださるでしょうね。

帰りは、松崎のお花畑をお勧めしました。

あの日はとっても素晴らしいお天気だったので、
本当に天国へ来たみたいに、思っていただけたでしょう。

足湯もあるので、タオル持って行ってくださいね!と、
アドバイスしました。



昨日は、ある小さな虫のガラス細工を注文
くださった方が、引き取りに来てくださいました。

ある大学院の、院生の女性です。




2年ほど前に、ご注文くださった「ラクダムシ」

その時の記事

記事にした後、どうも自分で納得できなくて
散々作ったものだったのに、更に作り直し
この完成品をお渡ししました。




卒業される先輩へのプレゼントなんです。

このラクダムシを何年も研究された方へ
研究室の後輩の皆さんから。

素敵なプレゼントですよね?

で、今回は、、、




このように、今回はわかりやすいように、
特徴を書いて送ってくださいました。




カマアシムシっていうんですって。

腕を鎌のように持ち上げているのが
特徴なんです。

今回も大変苦労しましたが、なんとか
5個目くらいで完成させました。




こちらは、シロアリモドキという、虫。

シロアリには似てないのに、変な名前ですね。

腕のハサミのようなものが特徴だと書かれていました。

焼いている間に、片方が溶けて頭にくっついて
しまったりと、こちらも大変苦労しましたが
何とかできました。

とっても大変なんですが、不思議に楽しい
お仕事なんです。




実物をご覧になった、依頼主さんは、
一目見て声をあげて喜んでくださいました。

とってもうれしい瞬間です。

そして、後輩達で集めてこられたお金
大事そうに支払ってくださいました。


前回の、ラクダムシの先輩も本当に喜んで
くださったそうです。

今回も、卒業を祝うパーティーを研究所の
メンバーで行う中で、プレゼントされるそうです。

喜んでくださると、私もうれしいです。

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