『灯台もと暮らし 』西伊豆ガラス工房FARO徒然日記

2010年03月

卒園式の日、ジャミラ君からお友達へ
プレゼントがありました。


実は先生への金メダルに彫る、
子どもたち直筆のサインの原稿を、
なにか失敗があったらいけないと、
予備を作っておいたです。

それが、もったいないなと思ったので、
それを使ってネームプレートを作ったのです。




式前日に夜なべして、、、泣


いろいろな色が入ったお皿を吹いて、できあがった
ものをそれぞれのサイズに切断し、サインを彫刻。

その溝に、エナメルで2時間くらいかけてまた
文字を入れ、800度の電気炉で5時間焼成。

翌日バリ取りして、、、





バッジの金具を接着。



 

そんな手間がかかっているとは思えない?

お友達は皆、謝恩会の時、胸元につけてくれました。

うちからの個人的なプレゼントだって、
気づいてないみたいだったけど〜


でも、私としては、難しかったり失敗の上になりたった
作業は、自分への糧になると思うので、とても
良い勉強になりました。

もっと作業を効率化して、商品化もあるものね!


皆様、大変お待たせいたしました。
夕だるまちゃんプレゼント
結果発表〜


毎日、今か今かとブログをチェックしていただいたかも
しれませんね。

風邪が思いのほか辛かったのと、ジャミラ君関係で
忙しく、昨日やっと抽選会を終えました。

申し訳ありませんでした。



総勢27名の方が、ご応募くださいました。
敬称略で申し訳ありません。

もしも、応募したのに漏れていると言う方が
いらっしゃいましたら、お知らせください。



昨年使った、「ビワ」の木は、2本とも鹿の食害
枯れてしまったので、今年は河津桜の葉っぱ
使用しました。

ということで、昨年同様動画でお楽しみください。


途中、画像が途切れ繋がっていますが、その間に
何か操作したりなど一切ありませんので、、、

ただ、葉っぱを捜索していただけです。





実は、応募されたぽけさんのコメントに、

「時ちゃん、食べないで〜」

って書かれていました。

昨年、食べてもらって当選したぽけさんです、、、笑

それを見て、(そうか!その方法があった)
閃きました。

実は、5枚だけ食べてもらうのはとても難しかったのです。
山羊は掃除機のように葉っぱを吸って食べるので、、、

だから、今年は“食べられなかったラッキーな人”
選ぶことに決めていました。


当日は風が強く、風にのって山羊からのがれた
更にラッキーな方も出て、5名が決まりました。




はまぞうブロガーの美和さん
イーラ・パークブロガーのあびさん
同じくソフィアママさん
それから、masamasaさんとセレさんの

以上5名様が当選されました!

おめでとうございます。

あびさんは、お送りいたします。

masamasaさんは、私が思っている方なら
営業の途中に、またよってください。

他3名様は、ご住所をお知らせください。
普通郵便で申し訳ありませんが、お送りいたします。


たくさんのご応募、ありがとうございました。
外れた方も、また来年挑戦してくださいね〜



で、先生への記念品が決まり、よしよしと
安堵していたら、またまたりょうた君のお母さんが

「ねえ!はるどんママさんにお礼をしたいの!
だって、彼女は5年間ずっと率先して、ベルマーク委員を
かって出てくれたんだよ!これはすごいことだよ!」


ベルマーク委員とは、毎月各家庭で収集したベルマークを
切り取り線で切り、企業別に分けて、集計して
提出する係で、午前中いっぱいかかる仕事です。

春にいつも役員を決めるんですが、できれば
やりたくない
から、自ら役になってくれるって
いうことは、本当にありがたいことなんです。



で、何にする?って話に戻って。

これは適当に私が決めていいってことになり、、、

悩んだ結果、お母さん方からはるどんママさんへの
メッセージを募って、それをガラスに彫刻するってことで
どう?
と話したら、それにしようということになりました。


当初は、市販のミラーとかフレームとか、
そういうものに彫刻する予定でした。

でも、ミラーやフレームに彫刻びっしりしたら、
使えないぢゃん!ということに気づき、、、


また私が何か作ると言うことに、なり、、、




完成〜

27.5センチの大皿になってしまいました。

色を悩んだのですが、落ち着いた方がいいかな〜と
宵のグラスのカラーにしました。




中央には、大きく感謝の言葉




周りには17人のお母さん達からのメッセージ

すごく小さな文字で書いてきた方も数名あって、
それでは文字が潰れてしまうからと、何度も
やり直してもらったりして時間がかかりました。

金メダルと同様、マスキングに2時間かけて、、、


で、はるどんママさんに、
サプライズでプレゼントされました。

実は、完成品を誰も見ていなかったので

「その場で開けて、みんなに見せて!」って私が一声。

箱から出して、皿をよく見た瞬間。




彼女の目から、涙がドばっとあふれました。

お母さん達のもくろみは大成功です。

私もこんなに喜んでもらって、うれしくて泣けました。

他のお母さん方も、

「あの皿、欲しい」

って言ってくださいましたが、出血大サービスどころか
失血死並みの手間と時間がかかったので、
お値段は付けられませんと、お断りしました。笑

引っ越しの前に、彼女の心に残るものが、みんなで
作れてとてもよかったです。

実は、謝恩会のことを考えていて、話を
しているときに、先生へのお礼の品をどうする?って
ことになったのです。

あれこれいろいろ話しているうちに、私がガラスで
何か作る
ことになり、では何にしようかという段になって、
りょうた君のお母さんが閃いて

「ねえ、金メダルとかって、作れないの?」

おお!それはスゲ―面白い!
じゃあ、子どもに自分の名前を書かせて、
それを彫刻するってどう?


なんて言ったら、盛り上がって、
それで行こう!と決まりました。


金にするのは、実は金箔よりも銀箔のほうが
「らしい」出方をするので、ガラスに銀澄
(箔よりも分厚いもののこと)を巻いてお皿を吹きました。

子どもたちに、ちょっと大きな紙に自分の名前を
書いてもらい、それを更にパソコンで縮小して
文字の細い子は太くして、小さい子は拡大してと、
かなり面倒くさい作業を終えて、原稿を作りました。

ここまではまあ、想定内でしたが、その原稿を
皿に貼っていき、マスキングするのが一苦労
2時間くらいかかりました。

そして、サンドブラストで彫刻。

ここで完成と、思いこんでいたら、、、

名前が白くて、銀の皿の上では目立たない

参観日にお母さん方に見てもらったら、
案の定みなさん不服そう

急きょ、彫った細い部分に、1ミリくらいの細い線で
エナメル絵付けを施すことに、、、

3時間かかりました、、、トホホ。


こんな苦労があって、やっと完成!




なかなかでしょう?
お母さん方にも、大好評でした!




悩んだのは、このリボン部分です。

リボンは、100均で買いましたが、ただワッカに通すのでは
恰好悪いな
と悩んでいました。

裁縫箱を見たら、カシメがあったので、バイアステープを
縫って帯状にし、カシメで穴を開けることに決めました。

ただ、バイアステープだけでは、ひっぱられて、帯が
変形するかも
とまたここで、いったん中断。

悩んでいたら、中に鉄の棒でも入れたらいいかなと
思いたち、工房で釘の両端を切断して、帯の中に
入れ込んで、ミシンで縫いつけました。

思ったとおり、本物らしく、頑丈にできました!




先生とっても喜んでくださいました。


先生、本当にありがとうございました。
明るく、朗らかな先生に、3年間も受け持って
いただいたお陰で、ジャミラ君は、
明るくいい子に育ちました。

これからも、末永くお付き合いくださいね!
ダウニーさん。

 

お父ちゃんがヤギーズのウンチ拾っています。




秋さんがスリスリ




更にスリスリ 、、、

「な、なんだよ〜」




「ハイハイ、ダニとってほしいのね」


暖かくなったので、マダニがいっぱいついて、
かゆがっているんです。





「おんじ、僕もぉ〜〜〜」




「なんだよ〜お前ら〜〜〜」



あんまりせがまれて、うるさいので、
お父ちゃんは別の場所へ移動。




「も〜またかよ。
仕事にならないよ。」





うっとり



そこへ、
「おんじ、僕のも〜」




と、とうとう手が出ました。(笑)




ダニも取れて、恍惚の表情の時ちゃん。


実は、放水中。笑


「しかし、どーして男って、
立ちションするとき、
遠くを見る
んだろーなー???」

(お父ちゃん談)

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